総決起大会翌日の月曜日は仕事だった。その日はどうにか持ちこたえることができたが翌日は最悪だった。十一月下旬から始まった連日連夜の作業による疲れがピークに達していた。
僕の本業は地質調査だが、現場の工程管理から調査計画立案、協議資料作成やデータ解析、報告書作成など多岐にわたる。急な相談や時には見積書の作成も急がなければならない。
仕事とは大抵そのようなものと思うが、我々のような技術者に求められる仕事の要諦は論理性にあると思っている。常に、その結論に至る過程が一貫した論理や思考に基づいたものかどうかが問われているからだ。公共事業の削減やデフレに伴った価格下落で、いかに無駄を省きつつ安全かつ経済的に構造物を作るか、時にギリギリの選択を技術者は求められる。また、管理職ともなれば、業績向上という圧力の下で技術以外の業務にも励まなければならない。神経を消耗することも多い。
だから、仕事では小さいながらも「判断」の連続で、この判断に誤りが生じると後に取り返しのつかないことが起こり得えるのだ。
火曜日は最悪だった。
最近酷くなりつつある老眼のせいもあると思うが、数字の読み違いや勘違いが頻発した。午後から出向いた橋梁建設の工事現場では持参した大事な資料を忘れて帰り、その途中では交通事故を起こしそうになった。
夕刻、勝山に電話を入れ「休暇」を申請したのだった。
そして、その日の残りの力を振り絞って近所の温泉に行き焼肉定食を喰らい、帰りに近所のスーパーで刺身と八宝菜を購入した。そして、我が家で準備してあったハンバーグとサラダも完食し、最後はアルコール度数が9%の缶酎ハイを一気飲みして布団に直行した。考えてみると忙しすぎて一日一食という日もあったように思う。
とにかく、その日やるべきことは、休息の基本事項である「食べて寝る」ことだった。 翌日の目覚めは、新たな人生を迎えたような爽快さだった。前日とは打って変わって仕事もはかどった。
休んだ僕が元気になったとを悟ったのかもしれない。珍しく「バラバラ死体」からメールが届いた。メールの送信者は勝山で、去年の校内肝試し大会での設定を元に戻していないだけなのだが、真面目なメール文章の送信者が実はバラバラ死体である事を想像すると、なんだかいつもおかしい気分になるのだった。
バラバラ死体からの指令は、「メール作戦」の原案作りでだった。早速、一案を作成して送信したのだった。バラバラ死体から返事が戻ってきた。 「面白いけど、、、」
バラバラ死体は僕の文面を不採用にしたようだった。バラバラ死体が偉そうに(笑)!
さて、選挙活動では様々な「作戦」を実行していたのだが、有志の会の基本はローラー作戦(OB訪問)と電話作戦の二本立で行われていた。しかし、このような活動にどのような意味があるのだろうか。
ある著名なコラムニストが言っている。
「選挙は人気を争うコンテストではない。知名度を争う戦争だ。好きであれ、嫌いであれ、名前と顔を知られている候補者が勝つ。そういうことになっている。一万人に嫌われて五〇万人に好かれている候補と、一〇〇万人に嫌われていて八〇万人に好かれている候補者が、同じ選挙区で選挙を戦った場合、必ず後者が勝つ。選挙というのは、そいうレギュレーションなのだ。」
続く、、、
僕の本業は地質調査だが、現場の工程管理から調査計画立案、協議資料作成やデータ解析、報告書作成など多岐にわたる。急な相談や時には見積書の作成も急がなければならない。
仕事とは大抵そのようなものと思うが、我々のような技術者に求められる仕事の要諦は論理性にあると思っている。常に、その結論に至る過程が一貫した論理や思考に基づいたものかどうかが問われているからだ。公共事業の削減やデフレに伴った価格下落で、いかに無駄を省きつつ安全かつ経済的に構造物を作るか、時にギリギリの選択を技術者は求められる。また、管理職ともなれば、業績向上という圧力の下で技術以外の業務にも励まなければならない。神経を消耗することも多い。
だから、仕事では小さいながらも「判断」の連続で、この判断に誤りが生じると後に取り返しのつかないことが起こり得えるのだ。
火曜日は最悪だった。
最近酷くなりつつある老眼のせいもあると思うが、数字の読み違いや勘違いが頻発した。午後から出向いた橋梁建設の工事現場では持参した大事な資料を忘れて帰り、その途中では交通事故を起こしそうになった。
夕刻、勝山に電話を入れ「休暇」を申請したのだった。
そして、その日の残りの力を振り絞って近所の温泉に行き焼肉定食を喰らい、帰りに近所のスーパーで刺身と八宝菜を購入した。そして、我が家で準備してあったハンバーグとサラダも完食し、最後はアルコール度数が9%の缶酎ハイを一気飲みして布団に直行した。考えてみると忙しすぎて一日一食という日もあったように思う。
とにかく、その日やるべきことは、休息の基本事項である「食べて寝る」ことだった。 翌日の目覚めは、新たな人生を迎えたような爽快さだった。前日とは打って変わって仕事もはかどった。
休んだ僕が元気になったとを悟ったのかもしれない。珍しく「バラバラ死体」からメールが届いた。メールの送信者は勝山で、去年の校内肝試し大会での設定を元に戻していないだけなのだが、真面目なメール文章の送信者が実はバラバラ死体である事を想像すると、なんだかいつもおかしい気分になるのだった。
バラバラ死体からの指令は、「メール作戦」の原案作りでだった。早速、一案を作成して送信したのだった。バラバラ死体から返事が戻ってきた。 「面白いけど、、、」
バラバラ死体は僕の文面を不採用にしたようだった。バラバラ死体が偉そうに(笑)!
さて、選挙活動では様々な「作戦」を実行していたのだが、有志の会の基本はローラー作戦(OB訪問)と電話作戦の二本立で行われていた。しかし、このような活動にどのような意味があるのだろうか。
ある著名なコラムニストが言っている。
「選挙は人気を争うコンテストではない。知名度を争う戦争だ。好きであれ、嫌いであれ、名前と顔を知られている候補者が勝つ。そういうことになっている。一万人に嫌われて五〇万人に好かれている候補と、一〇〇万人に嫌われていて八〇万人に好かれている候補者が、同じ選挙区で選挙を戦った場合、必ず後者が勝つ。選挙というのは、そいうレギュレーションなのだ。」
続く、、、
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