濃飛樹脂軌道

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地域の壁とカリスマの存在

2013-06-26 20:02:56 | おもちゃ病院
同じ自治体内でも地域の壁が存在する市町村が岐阜県には幾つかあります。
これらは「おもちゃ病院」活動をしてきてわかったことです。
加茂郡七宗町が典型例で、上麻生と神淵の間には渓谷があり実際道路を辿れば行き来しづらいです…よくそんな地域同士が合併したもんだ。
七宗おもちゃ病院は上麻生地区の会員が大半、神淵地区へ普及しにくいのも納得です。
下呂市は益田郡全体が市制化するも、金山町は益田郡・武儀郡・郡上郡・加茂郡の寄せ集め、行政区分は飛騨でも人の流れの実態は中濃寄り。飛騨金山おもちゃ病院も美濃加茂の出張対応である上、下呂・萩原方面からの修理依頼はありません(爆)中山七里の壁は厚い

そのため下呂市は金山町以外「おもちゃ病院」活動から取り残されています…美濃加茂からも高山からも遠いですが、幸い「はぎわらの森の宝島」イベントで盛り上がり人材集めは方向が見えてきた模様。次の課題は玩具ドクター養成講座なので我輩が下呂市まちづくり人材バンクへ講師登録を申請、今後に備えました。これでリーダー格の人物が現れれば一気に進むでしょう。

美濃加茂も中濃の一大拠点と化し八百津・関など出張拠点を幾つも抱えるためこれ以上イベント出展できません。八百津は年2回・2~3名応援で済みますが、関はまだ始まったばかりで人材集めもこれからです。
ただ関が盛り上がれば、関市内で会員を募り社協へ登録、ボランティア室を借りる可能性があります…そうなれば任意団体が出来るかもしれません。ここにあれば美濃加茂も出張範囲が少なくて済みます。
基本的に任意団体は一市町村内で完結する方向にあり、隣町と行き来する団体が少ないです。可児も美濃加茂掛け持ちが地元団体設立を機に撤退でした。

地域の壁は地形の影響を食らいます。児童福祉系の団体は基本地域の壁を抜け出せず、それがおもちゃ病院活動が広がらない一因ともなります。
その壁を破ったカリスマが自分(爆)可児を抜け出し美濃加茂・八百津・下呂・関にまで手を出します。当初は旧可児郡の枠内でしたが、七宗から可児へ通うドクターが現れて地域の壁意識が崩れ、美濃加茂発足後は可茂どころか飛騨金山まで飛び火(爆)
とはいえ美濃加茂も加茂郡の枠内にとどめるべき時期に来ました…せめて関市まで。美濃加茂の会員各位とも身の丈が判ってきたから出張は控えます。