濃飛樹脂軌道

おもちゃ修理、鉄道玩具「プラレール」、独立型ソーラー発電、電気自動車など、理系技術系の話題がメインです。

招待された結婚式の思い出(鉄分多め)

2016-06-13 18:48:37 | 乗り物・旅行・グルメ
自分の結婚式はもう20年近く前なので記憶が曖昧であり思い出を書き綴ることもありません。
しかし招待された結婚式での思い出は今も覚えているので紹介します。

それは鉄道仲間、国鉄型気動車愛好家の結婚式に呼ばれた2001年春のこと。
本当に鉄道大好きな面々が企画(プロデュース)しただけあって、熱田~名古屋~岐阜~美濃太田~姫~多治見~名古屋のJR東海名古屋近郊の路線を一周する臨時列車を仕立てました。
真の鉄道ファンが列車内で結婚式を挙げるのは時折聞く話でしたが、まさか自分の周りでそれが実現するとは当時思ってもいませんでした…はじめは驚き、自分には不相応だからと辞退することも考えましたが、新郎新婦ともども面識もあるし折角の滅多にない話なので素直に参加することになりました。

使用する車両は非電化区間を走るだけあって気動車、急行型であるキハ65+キハ58+キハ58の3両編成。
快速みえ号や急行かすが号に使われていたもので白地にオレンジ色の帯をつけていました。
1両目はキハ65、結婚式披露宴に使われ、新郎新婦の親族が乗っていました。
2両目はキハ58、こちらは新郎新婦の友人が乗っていました。もちろん我輩はそこに乗車。
3両目のキハ58は新郎新婦の更衣室および荷物スペースとして使われました。
当時その面子でビデオカメラを持って撮影していたのは我輩ひとりであり、その一部を動画撮影していました。
しかし今となっては個人情報に抵触する恐れがあるので公開は無理ですね。
※おそらく我輩が呼び出されたのはビデオカメラ撮影枠だったかもしれません。

出発地点の熱田駅では出発前の撮影会が熱かったです!有志一同が持ち込んだ行先表示(サボ)や種別表示(急行・快速みえ・かすがetc.)をバックに新郎新婦撮り放題でした。
ヘッドマークはこの結婚式のために独自に製作されたモノで、書かれていたのは「Spring Express」でした。
それをビデオで撮った自分の動画映像は今もノートパソコンに残っています。
※もし当時の仲間内で集まる機会があったらDVD-Rへ移してプレゼントするかも。

その動画を今見つめなおして見ると、東海道本線を岐阜に向かっている一部始終が映っていました。たぶん木曽川を渡っている瞬間だったろうなぁ。
ただ酒が回っていくうちに自分も酔っ払い、高山本線を走っている頃にはビデオ動画を撮らなくなっていましたねぇ。惜しいことしたかも。

太多線の姫駅でも記念撮影がありました…もう当時の木造駅舎はいまや跡形もありませんから貴重な映像を撮ったことになるかもしれません。
姫~根本駅間の坂は普通ならあえぐようにして登っていくのですが、この急行型気動車はパワーがあったのか劇的な加速で太多線の坂を駆け上がっていき、普段体験してきた光景とは違っていたのを覚えています。
このあと多治見駅から中央本線に入ってゴールの名古屋へ。

鉄道ファン仲間はご満悦でしたけど、親族の一部の方が「こんなのより普通に披露宴を挙げて欲しかった」と漏らしていたのがいまも気になったりします…どうやら九州から遠路はるばる中京圏に来られたようなのでその嘆きも分かる気がしました。鉄道に興味のない方だとそう感じるんでしょうか。

長々と書いてしまいましたが、これが一番記憶に残った結婚式でした。ではでは。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿