濃飛樹脂軌道

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おもちゃ病院修理会@滋賀県米原市

2019-09-07 20:27:55 | おもちゃ病院
本日は米原市山東へ出かけていました。
おもちゃ病院つばさが発足していてもまだドクターたちは直す自信がなく、当面修理会と題して身内のおもちゃを直す段階。
今回は廃棄処分となった水鉄砲7丁とキーボード1台。

水鉄砲は分解の結果いずれもネジは錆びパッキンは劣化あるいは破損紛失。
寿命といえなくもないものが大半ですが、修理技術を磨くべく分解。そうおもちゃドクターの基本は分解整備なのです!
生憎代替品がないため今回はゴム製自己融着テープで代用しましたが…硬くなる上に耐久性が低く失敗。
※やはり密閉性が低けりゃダメだこりゃ

キーボードは僕が修理を担当…今回はトランジスタテスターでデータ分析しました。
まず低周波発振モードでスピーカーと結線、とりあえず音声信号は出力されるのでスピーカーは問題なし。
次いで周波数カウンターモードで音声信号を拾うことにしたが0Hzのまま変化なし!
続いて基板上の電解コンデンサー容量を測定するもいずれも規定値以内。(220uF→214uFは誤差範囲)
最終的に消去法で基板あるいはIC不良と判断、断念しました。

ドクター同士の交流を見るとワイワイガヤガヤ和気藹々、チームワークは問題ないです。
ただ今回の修理会では機械系の修理は問題なくても電気系の修理がお手上げで、これではまだ当面身内修理修行が必要。年内は告知できそうにもありません。
少なくとも電気部品の特性や電子回路の勉強、測定器の使い方などをレクチャーする必要があります。
僕以外に電気電子を扱えるドクターを発掘するのが先決といえます。下呂萩原・高山など飛騨地区のおもちゃ病院でも最低一名は在籍しているのでまずはそこから。
あとは木工教室や電子ロボットなどのサークルと手合わせしてドクター候補を増やす方法もあります。
これを米原市内だけでなく彦根市や長浜市など近隣からも集めなくてはならないかもしれません。

社会福祉協議会主導で集まったところも偶々電気系本職経験のあるドクターが複数いれば成功しますがこればかりは運次第。どうにも集まらなければ奥様経由でだんなに「男性ボランティア募集があるよ、楽しそうだよ」と働きかける
手立てが欲しいです。


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