日本の少子高齢化は、進み、経済・福祉など、政治のかじ取りが難しくなっています。
生れる数が減り、高齢者が増え、高齢者の亡くなる数が増えて、生まれる数より亡くなる数が多く、総人口は
減っているのです。
人が減るということは、ヒト1人が使う食糧はじめ消費財、電気製品など耐久消費財、住居など、支出が減る。
国内だけのことを考えれば、経済活動が、縮こまり、消費税も、所得税も、企業が払う税金も減る。
企業は、外国相手に、安い賃金の国でモノをつくり、中国など、人口が多い国に売り、日本国内で不足する
利益を埋める努力をするのです。
14億人を抱える、中国は、日本の大得意先。
その中国も、少子化で、経済・福祉問題が大変のようです。
1月17日、中国国家統計局の発表によると、22年末の人口推計値は、14億1175万人で、21年末から
85万人減ったようです。
出生数は、前年に比べ106万人減少、956万人で、1949年の建国以来、初めて1000万人を割ってしまった。
一方、死亡者数は、27万人増の1041万人、総人口は、差し引きで、85万人減、総人口でインドに抜かれた。
1980年前後から、人口爆発で、食糧危機を懸念、「1人っ子政策」を実施した。少子高齢化で、経済・年金など
支える人数が減り、支えられる高齢者が増えると、「2人っ子」「3人OK」と、政策を転換。
しかし、長年「1人っ子政策」で、結婚する夫婦は、お互いの家庭では子供は1人。一人っ子同士の2人が結婚
すると、2人は、両方の親、4人を支えることになる。「3人OK」になっても、4人の両親と子供3人を抱えて
の生活は楽ではない。
「年金・保育など社会保障がしっかりしていないと、出産する気にもならない」といこところらしい。
更にコロナで、収入が減少し、「3人OK」となっても、出生数は、増えそうもない。
その上、結婚したくない、若い人が増えており、赤ちゃん誕生数は、中国も、日本も大ピンチ。
兵隊の成り手のために「産めよ増やせよ政策」も、食べられないから「産むのは1人政策」も、政治家の、長期的
な視野に欠ける、場当たり政治がもたらしたものです。
「年金・保育など社会保障がしっかりしていないと、出産する気にもならない」というお母さんたちを、無くす
ことや、結婚したくなる若い人が増えるような、政治、政策が、政治家のお仕事です。
ウォーキング中に出会った花。
1月20日、「今日は何の日カレンダー」より 大寒、二十日正月
▲宇治川の先陣争い(1184)▲「生類憐れみの令」廃止(1709)▲バスケットボール誕生(1892)▲日本で初めての
映画撮影所完成(1908)▲国際連盟成立(1920)▲日本初のダイヤル式自動電話制実施(1926)
▲救急110番受付開始(1936)▲ナチスがユダヤ人の殺害を決定(1942)▲学校給食開始(1947)
▲第35代米大統領ケネディ(43歳)就任(1961)▲日本橋人形町の末広亭、閉場(1970) ▲ソ連のアフガニ
スタン侵攻に抗議し、アメリカ、モスクワ五輪ボイコット表明。日本も不参加(1980)▲園山俊二没57歳(1993)
▲オードリー・ヘップバーン没63歳(1993) ▲黒人初オバマ大統領に(2009)▲イスラム国(ISIL)が
日本人を拘束身代金要求(2015)▲トランプ第45代大統領に(2017)▲バイデン第46代大統領に(2021)
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