1952年には日本との友好関係に寄与した2人のアーティストが来日しています。
1.アメリカの有名なワーグナー歌手ヘレン・トローベル(1899-1972)。ピアノはコンラード・V・ボス(Coenraad Valentijn Bos, 1875–1955)。
↑衣刀政章氏撮影。帝国劇場。
↑吉川秀二氏撮影。リサイタル第二夜 日比谷公会堂にて。
彼女はバラ作りの名人でもあったそうです。(←これ誤りのため訂正:米国のバラ作りの名手として世界的に有名だった「スウィフト博士」がトローベルの歌を聴いて感激し、丹精したバラに彼女の名前をつけて1952年度世界バラ大会に出品したところ優勝したということでした。『レコード芸術』創刊第2号より。すみませんでした~) いまや「ヘレン・トローベル」はバラの名前として有名です。日米友好の証のバラ!
2.レイモン・ガロワ=モンブラン(1918-1994)、フランスのヴァイオリニスト&作曲家。
大竹省二氏撮影。1952年来日時の写真です。(もっときれいな場所で撮ってあげればいいのに)
Wikipediaによると、翌1953年にも再び来日しており、しかも1954年には「日本交響曲Symphonie japonaise」を作曲しています。
日本のことを気に入ってくださりありがとうございます!
追記:この交響曲は1954年に皇太子殿下(いまの天皇陛下)に献呈されたそうです。