食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

豚肉

2010-03-02 06:36:35 | 日記
 ぶくぶく太ることを、「ブタみたいに太って」、、、と言う


 、、、、何故なら、、、、、


 ブタは餌のエネルギーの三分の一を肉に変えることができるからである。


 、、、、つまり、、、、、、

 
 豚は、食べた分だけ太ってくれる、極めて効率のよい家畜なのである。


 ユダヤ教、イスラム教では食べることを禁じられており、中国とヨーロッパでは食卓に欠かすことのできない食材になっている。


 我が国で、豚肉食が一般化したのは、明治維新以後というから、比較的新しい。


 それまでは、薩摩藩と琉球、でつつましやかに食されているのみだった。


 特に、沖縄の「 アグー 」は、かたくなに、700年間、血統を守り通し、育てられてきた黒豚である。  


 この歴史背景を関知された上で、周知のブランド肉を食されれば、また別の感慨が沸いてくるような気がする。


  牛肉、鳥肉、を抑えて、ダントツに高い栄養価を有する、豚肉。


 さらに、「レバー、タン、シロ」などの内臓系に至っても、栄養面で、豚が他を圧倒しているようだ。


 「 動物性タンパク質摂取は、豚と魚から 」


  これが、健康維持の秘訣のようである。