食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

孔明

2010-03-17 06:12:27 | 日記
三国志、、、レッドクリフ、、、、


 古代中国の英雄


  諸葛孔明


 ある時、彼の率いる大軍が、某川にさしかかったところで立ち往生してしまう。


 その土地の有力者に、進むことのできない理由を聞くと、、、


 「 長年の戦乱で、命を落とした戦士達の霊がわるさをするからだ」 と言う。


 さらに、付け加え、、、、、


 「 事態打破の為には、あなたの軍から、49人を生贄とし、その首を川べりにそなえなければならない。 」


  そこで、孔明は、この人身御供の代わりになるものを考えた、、、、、、


 牛と羊の肉を細かくして、あん、をつくり、小麦粉で包んで人の頭の形に整え、せいろで蒸すように、士卒に命じたのである。


 そして、出来上がったものを、供えて、祈祷したら、風はおさまり、波も静まって、孔明の軍は、無事に川を渡ることができた。


 、、、、、これが、、、、、


  まんじゅう、の誕生秘話と言われている。


  ちなみに、 まんじゅうは、饅首と呼ばれていたが、いつのころか、頭に入れ替わって、  饅頭、と称されるようになった。


 、、、真実のほどは、定かでないが、、、


  中東、西洋方面から、伝わったパンが、中国では窯で焼かず、せいろを使った蒸しパンに変化し、 それが「 饅頭 」 として食されるようになった、、、、、、


   これは、事実のようである。