食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

7年戦争

2010-03-15 06:27:52 | 日記
  、、、、、7年戦争、、、、、、 

 

   「 18世紀中頃のヨーロッパ 」


  オーストリア  Vs  プロシア  


 シレジア地方(工業地帯)をめぐり、戦争がおきる。


  これに、オーストリア側に、ロシア、フランス、が付き、、、


  プロシア側に、イギリスが加担する、、、といった対立図式ができあがる。


  、、、、、そして、、、、、


   事はヨーロッパ内で収まらず、


 火種は、北アメリカ、インドにも波及し結果、世界を股にかけた、植民地強奪戦争へと展開する。


  これが、世界大戦の祖形は7年戦争にある、、、、、といわれるが所以である。



  結果、プロシア、イギリス側の勝利となり、アメリカとインドはイギリスの植民地となった。


  歴史に、、、、もし、、、、は無いというが、、、、、、


  もし、7年戦争でイギリスが負けていたら、アメリカ人はフランス語を喋り、現在の国際語は、英語ではなく、フランス語になっていたかもしれないのである。。。。。


  、、、、、、そして、、、、

  負けたフランスは、経済が逼迫し、特にロレーヌ地方の疲弊は著しかった。

  
 その極貧状況を憂いだ、ある司教が、時の国王ルイ15世にガラス製造工場を、この地に作るよう懇願する。


  、、、、司教の訴えは、聞き入れられ、ガラス産業が、この地、つまり、バカラ村でスタートするのである、、、、、



 『 バカラグラス 』


  この、ブランド オブ ブランドは、、、、、、、

 
  ヨーロッパが落としてきた残滓の中で、今も静かに呼吸している。