まずは、熊本地方で震災に遭われた方々にお見舞い申し上げます。
建物の倒壊などで亡くなる事を災害死と言いますが、避難所などでエコノミークラス症候群などで後日亡くなる事を災害関連死といいます。
その中でもまだあまり知られていない災害関連死に誤嚥性肺炎があります。
これは嚥下機能が衰えた高齢者に多いのですが、かなりの人数の方々が被災後に誤嚥性肺炎で亡くなっています。
ご存知のように口腔内には元から多くの常在菌が有り、歯磨きをはじめとする口腔ケアが疎かになると細菌が爆発的に増加します。
被災しますと水や口腔ケア用品(歯ブラシや義歯ブラシなどなど)が不足し口腔内の清潔が保ちにくくなります。
そのような状態が続きますと、肺の中に細菌が多く流入します。
むせたり、咳き込んだり自覚症状が無くても寝ている間などにチョロチョロと少しずつ細菌の混ざった唾液が肺に流れ込みます。
健康な若者ではそもそも嚥下機能が働いて誤嚥が起こりづらいですし、カラダの抵抗力がありますので肺炎までに至りません。
しかしながら、嚥下機能が低下し、カラダの抵抗力が下がった高齢者では誤嚥から肺炎を併発して死に至るのです。
どうか、一人でも多くの高齢者が誤嚥性肺炎による災害関連死で亡くならない事を祈って、遠く豊橋の地から書き込んでいます。
どうか、避難先の過酷な環境であっても口腔ケアを怠らず、災害関連死を防いでもらいたく思います。
建物の倒壊などで亡くなる事を災害死と言いますが、避難所などでエコノミークラス症候群などで後日亡くなる事を災害関連死といいます。
その中でもまだあまり知られていない災害関連死に誤嚥性肺炎があります。
これは嚥下機能が衰えた高齢者に多いのですが、かなりの人数の方々が被災後に誤嚥性肺炎で亡くなっています。
ご存知のように口腔内には元から多くの常在菌が有り、歯磨きをはじめとする口腔ケアが疎かになると細菌が爆発的に増加します。
被災しますと水や口腔ケア用品(歯ブラシや義歯ブラシなどなど)が不足し口腔内の清潔が保ちにくくなります。
そのような状態が続きますと、肺の中に細菌が多く流入します。
むせたり、咳き込んだり自覚症状が無くても寝ている間などにチョロチョロと少しずつ細菌の混ざった唾液が肺に流れ込みます。
健康な若者ではそもそも嚥下機能が働いて誤嚥が起こりづらいですし、カラダの抵抗力がありますので肺炎までに至りません。
しかしながら、嚥下機能が低下し、カラダの抵抗力が下がった高齢者では誤嚥から肺炎を併発して死に至るのです。
どうか、一人でも多くの高齢者が誤嚥性肺炎による災害関連死で亡くならない事を祈って、遠く豊橋の地から書き込んでいます。
どうか、避難先の過酷な環境であっても口腔ケアを怠らず、災害関連死を防いでもらいたく思います。