折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

「彩林展」無事閉会しました

2022年10月24日 | 彩林展

展覧会場のある芸術文化センター10階展望室より
最終日16:47



10月18日から開催の「彩林展」は23日無事閉会しました。ご来場いただいたブロ友さん、遠くから応援して頂いたブロ友さんも有難うございました。今回は会期を通して良い天気にも恵まれ、街中も会場もかなりコロナ以前に戻ってきたような明るい雰囲気でした。

久しぶりに会場でお会いする同級生の中には益々元気な方がある一方で、体調が心配になる方、お孫さんに手を引かれてやっと出かけられたという方と80歳を境に活力の差が大きくなったようです。「元気でいてね。また来年会いましょうね」と言う挨拶にも実感がこもるようになりました。



Wさんの「ご馳走さま」

今回の展覧会から新しく会員になられたWさんは新しくと言っても20年前には会員でいらして再加入された方です。今回初めて彩林展に来られたという年配の方がWさんのトウモロコシとサツマイモの絵の前で「この絵は早川先生の絵をよく受け継いでおられますね」と言われました。先生は18年前に亡くなられているのでそれ以前の事をよくご存じのようでした。その話をWさんにすると「そうね。あの絵は20年位前にまだ先生がいらした時に描いて置いていたものなの」とのこと。ふらりと会場に来られてすぐに「先生の絵によく似ている」と言われたことに驚きながら会を続けていた私たちが自由と言うよりは好き勝手に描くようになり先生の絵の良さを忘れていたことに気付かされた気がしました。
見たままを描く「写実」ではなく、そのものの意味や本質を描く「写意」を求められた先生の教えをもう一度考えてみようと思えた展覧会になりました。


Iさんの「華」


Kさんの「覚王山給水塔」


Hさんの「凛として」

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