折々スケッチ

小さなスケッチブックやハガキに水彩と鉛筆ペン等で描いた絵を中心に、感じたこと等日記代わりに添えています。

卒園式は雨

2018年03月17日 | 日記
  一番早咲きで小振りの「東海サクラ」



昨日は朝から雨でした。
ここしばらく晴れの日が続き今日も快晴で暖かい。
晴れの間の一日だけの雨の日に、孫のKちゃんの幼稚園卒園式が有りました。

娘から私にも「出てね」と言われて「えっ…私も…」と思いながら、いそいそと出席する私。
そして雨・・・雨女だから…そんな~、私一人のせいではないし・・・

お寺の幼稚園なので卒園式も本堂です。
長い式の間も静かにしていられる子供達、1人ずつ園長先生から卒業証書をいただく時のぴしっと
決まった姿に大きな拍手を贈りました。
年少さん達の幼い姿と比べるとみんな大きくなりました。

私には1人しかいない孫なので卒園式も入学式も祖母として体験できるのは一回だけ。
挨拶を交わすのに忙しい娘達と違い、ゆっくり園内を眺めて私も卒園する気持ちです。
こうした素敵な体験をできたことに感謝の一日でした。

式を終えて、お祝いのランチが終わる頃、雨はやんで西の空が明るくなりました。
未来は明るく晴れますように・・・


15日の街 白モクレンが開きそうでした  

ブログ 今日から3年目に

2018年03月14日 | 日記
   旧加藤商会ビル

2016年3月14日、時間が出来て老化防止にでもなれば、くらいの気持ちで始めたブログです。
匿名なので好きなことを書けて、描き貯めたはがき絵もちょっとは入れて、等と気楽に登録して開始。
それがいつの間にか生活の一部になって、他の方のブログを見る楽しさも知りました。
普通に暮らしていたら、お知合いになることもなかったはずのブロ友さんの記事から得ることも多く
毎日楽しみです。
そして今日から3年目、長年続けておられる方からすれば、ヒヨッコでしょうね。
いつまでたってもヒヨコのまま、新鮮な気持ちでまた一年過ごしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。



昨日は同好会のお仲間Kさんの個展初日、暖かな春の日でした。
展覧会場は堀川運河沿いにあるギャラリー、レトロな姿の国登録有形文化財「旧加藤商会ビル」の
地下1回にあります。地下と言っても外の階段を下りれば運河沿いに入り口があって明るい会場です。
岸恵子さんに似た彼女はいつも夢を見ているような人、絵も夢のようにふんわり美しいのです。
「個展の準備は大変だけど沢山の人に来ていただけてお話しできるのが楽しい」

次々入って来られるお客様のお邪魔をしないように私は失礼して、運河の対岸からこのビルを
ちょっとスケッチ。
昔の建物は飾りが多くて面倒がり屋の私には難しい。
後方にそびえる新しいビルはつるりとして、味がないと言えば無い。

運河沿いはきれいに整備され遊歩道に花を飾り、テーブルや椅子が並んだおしゃれな空間に。
広小路通りの並木の柳が若葉を揺らしていました。

あたりまえの日

2018年03月13日 | 
  クリスマスローズ

親友のMさんが倒れてから2か月半、今も病院でリハビリ中。
見舞いに行く度に少しずつ快復しているのが分かります。
1週間前と比べると表情も動きも良くなって、小さい声ながらよく話せるようになりました。
ご主人がしっかり話しかけて、動かない方の足を丁寧にマッサージして・・・
いいご夫婦だな、と思う。


最寄りの駅まで車で送ってくださるというご主人とエレベーターに乗ると、ふと漏れる
将来への不安「まだ3ヶ月にもならないし、少しずつでも前に進んでいるのだから」と私。

夫が脳出血と脳梗塞を続けて発症した時、1ヶ月余で退院したもののその先がとても不安でした。
「ダメージを受けた脳は混乱して新しい回路が動き出すまで、3ヶ月から半年はかかります」
先生の説明を思い出しながら過ごした3ヶ月、その時の不安。
「初めてのことだから心配で・・・」ご主人の不安がが痛いほどわかります。
わかっても私には時々見舞って、言葉をかけて、祈ることしかできない。

ベッドの上で頷きながら少し笑顔でむかえてくれたMさん。
でも、まだ「私の名前わかる?」とは聞けない。
もし答えられなかったら・・・。


病院を出ると青空に明るい陽射し、夫が入院していたのも3月から4月でした。
外は桜が咲いて春盛り、いつもと何も変わっていないのに…とあのころを思い出しました。
あたり前の毎日が、あたり前でなくなる日が来るなどと思っても見なかった。
それなのに、喉もと過ぎれば・・・あたり前の有難さを忘れている。
少しだけ反省した帰り道でした。


   八重のクリスマスローズ

土筆です

2018年03月11日 | 
  土筆


今日は月2回の絵の同好会。
会員は女性ばかり5名ですが出席は4名、来週個展を控えた方が欠席でした。
描くのは主に墨彩画、書道用の和紙に墨と水彩で描きます。
時には今日の絵のように、水彩画用紙のハガキに描くことも。

会では絵を描く時間とおしゃべりの時間、どちらも大切な時間です。
旅行に出かけた方のお土産をいただきながら
金券ショップで外貨の両替は得か・・・とか、
健康にはスクワットがいい・・・ストレッチも必要とか・・・
3月11日の今日は福島の現状、原発再稼働について・・・と、様々な話題に飛んでいきます。
自営業さん、ケアマネージャーさん、退職後の悠々自適さん、などそれぞれ違う暮らしからの
見方や意見は面白くて学ぶことが多いのです。


ご実家で生えていたという土筆を一握りスギナごと持って来ていただいたのでスケッチ。
呆けた土筆もあって、今年はまだ土筆摘みに行ってなかったなと。
私は時間の使い方が下手なようで、時間が有るようでいてなかなか出かけられないままでした。

同好会では10月に展覧会場を予約してあり、少し真面目に絵も描いた春の日でした。。

暖かくなった公園で

2018年03月10日 | 名城公園
  ベンチで将棋中の人も F2



昨日の猛烈な風が今日は柔らかになり、春の日差しが暖かです。
夫の月命日のお経が早い時間に終わったので、ちょっとお出かけ。

久しぶりの名城公園、紅梅は終わりかけて白梅が盛りでした。
明日11日は名古屋ウイメンズマラソンの日、公園内や沿道には準備が進んでいました。
明日の天気予報は晴で最高気温が15度、マラソンには少し気温が高めでしょうか。
良い条件のもとで実力発揮して走っていただきたいです。
以前のように世界のトップを争う日本人選手がいないのが残念ですね。


公園でスケッチしているとウオーキング中のオバサンが足を止めてしばらくおしゃべり。
「あと2年で80になるんだわ」と言われたから「え、そんなに見えな~い お若いですね」
「歩いとるでねぇ 元気でおれるんだわ」と。断捨離しないといけないとか、孫の話とか
聞いているうちにスケッチは終わり。
「あれ、もう描けたの」と言ってオバさんはウオーキング再開。
歩くだけではなく、気軽に誰にでも話しかけられる「オバサン力」も元気の元かと思いました。


いつもは沢山いる公園の猫があまり見かけなかった。
エサやりの人が残していく器も寝床の箱も見当たらない。
マラソンのために片づけられたのかしら・・・移動したのかな・・・


公園の椿  F2  


健康寿命日本一の県

2018年03月09日 | 日記
歩道の隅に咲いていたホトケノザ


厚生労働省9日発表 2016年「健康寿命」
介護を受けずに日常生活を送ることが出来る期間

男性 72・14歳  
女性 74・79歳

県別のトップは
男性 山梨県 73・21歳  
女性 愛知県 76・32歳

私は生まれも育ちも愛知県。
日本一だと喜んでも住んでいるだけで健康になる訳でなし
「健康のためには栄養管理や運動習慣が大切」とありました。
当たり前のことですが、私にとってこれがなかなか難しいのです。
昨日のような雨が降ると「歩くの止めよう」と思うし、電動自転車は便利ですし
買い物に出れば甘いものに目が行って、我慢するのがストレスに。

何年もしていなかった健康診断を今月末に申し込みました。
それまでにはちょっと痩せなくては・・・
先ず歩く事なのですが、自分でも驚くほど歩く速度が遅くなりました。
そこで週2回、体操教室へも自転車はやめて歩くことにしました。
行く途中にある片側5車線の国道19号線とバスも通る市道を一信号で渡るのですが、渡りきると
もう青信号が点滅し始めます。以前は余裕で渡っていたはず。
信号が短くなったのかと思うほどなのが、自分でもがっかりです。
一信号で渡り切れずに中央分離帯で一休み、なんてことにならないように少しは
努力しようと思います。
いつか来る日まで「健康寿命」のままでいたいですから。

  
ニオイスイセン ? 

カラスとハトと・・・

2018年03月08日 | 名城公園
  名城公園から


夕方の名古屋城と周辺の官庁街を歩くと、カラスの多さに驚きます。
無数のカラスが木の上や建物の屋根に止まり、いっせいに飛び立って旋回すると
ヒッチコックの映画「鳥」を思い出します。
広い歩道の大きな並木の下はカラスの落し物がいっぱい。
何とかならないのかしら・・・
名古屋城は木造で御殿が再建中、天守閣も木造で再建が計画されています。
が、カラスに乗っ取られたお城では美しくない。


先日、街の中心にあるバスセンターの広場で鷹匠さんに出会いました。
腕に鷹を止まらせて皆さんのカメラに答えていらしたので私も1枚。
ニュースで見たことが有る「鷹による害鳥追い払い作戦」だそうです。
カラスより少し大きいかなと思うくらいの鷹、しかし眼と嘴と爪の鋭さは猛禽類。
「どのくらいで来なくなりますか?」と誰かが聞くと
「飛ばせばすぐいなくなるけど戻って来なくなるには、かなりかかるね。特にハトは
巣に戻る性質が強いから」と。なるほど、巣に帰るから伝書鳩にもなる訳だしと納得。
   


  


ネットで見ると鷹匠さんの害鳥退治が営業として出ていたのでびっくりでした。
薬剤とか銃ではなく威嚇して追い払う・・・どこへ、という問題はあってもひとまず
平和に解決できそうな気がします。
名古屋城で「鷹匠」が鷹を飛ばして観光客に見せる。おもてなし武将隊と一緒にすれば、これは似合う
のではないかしら。
市の職員として常駐していただければなどと思ったことでした。

すみれ

2018年03月04日 | 


今日はすっかり春の陽気、家の中より外の方が暖かい。予想最高気温は18度。

しばらくほったらかしの庭に出ると、小さな草がいっぱい生えてここにも春が来ていました。
少しずつでもと草取りを始めると、すぐ腰が痛くなる。これも毎年のこと。

隅っこには深い紫色のスミレがかたまって咲いています。
どこかから飛んできて住みついたスミレです。草とりは中止、ちょっとスケッチ。

植えっぱなしのヒアシンス、黄色の水仙も蕾が上がってきました。
これからは少しずつ草取りしながら眺める楽しみが開きます。



  

雛祭りと「おこしもん」の想い出

2018年03月02日 | 日記
  「おこしもん」

3月3日のお節句、私が飾るのは娘が残していったお内裏様だけ。
官女も五人囃子も仕舞ったままであとは縫いぐるみなどで少しにぎやかに。

お供えはお菓子と「起こしもの・おこしもの」をお供えします。
普通には「おこしもん」と言ってます。
大人になってからはできた物を買って来ていたので、最近になってネットで作り方を見ると
愛知県でとか尾張地方で作られている「おこしもの」レシピなどと書かれていてビックリ。
普通にどこでも、全国的にお節句には作られているものだとばかり思っていました。

熱湯で米粉をこねて木型に入れて形作り、取り出して蒸し器で蒸す。
その後、赤、桃色、黄、黄緑などの食紅で色づけ。
形はおめでたい熨斗、立ち雛、鯛、梅の花、桃など色々です。
木型に入れて形を起こすから「おこしもの」なのだとか。
そのままでも食べられるし、焼いて砂糖醤油を付けるといっそう美味しいのです。


子供の頃、一番上の姉の嫁ぎ先から「おこしもん作るで いりゃあせんか」と誘ってもらえて
子供の足でも30分ほどの姉の家に行きました。
熱々のこねた生地を「もうちょこっと隅まで いれやぁせ」と姉のお姑さんから言われながら
型に詰めたりして、一番楽しかったのは蒸し上がったおこしもんに色付けする時でした。
姉は私と17才違い、姉の子供は、私より5才年下。叔母と姪でもどっちも子供でした。

戦争で焼け出されて子だくさんだった私の家にはお雛様なんてなかったけれど、初節句には嫁の実家が
贈るものだから無理をしてでも、お雛様を買って祝ったのでしょう・・・
これも名古屋の風習かしら・・・

私は焼け焦げた着物の切れ端を貰って、裏地の紅絹(もみ)とちり紙でお雛様を作っていました。
押入れの奥には風呂敷に包まれて、ぐるっと焼け焦げた着物の切れ端がありました。
家が焼けた後、焼け跡から探し出した物のようでした。
「もえぼくそ」と母は言っていましたが、今思えば使いようもな切れ端を捨てられなかった
母の気持ちが分かる気がします。

  

私の娘の初節句に両親が買ってくれたお雛様、もうすぐ50年、今は私が飾っています。

3月・・・

2018年03月01日 | 日記
ラナンキュラス  


昨夜来の春の嵐で雲の流れが速く湿った暖かい風が吹いています。
先ごろまでのキーンと冷て澄んだ朝の空気とはまるで違う。
春です!

3月は孫ちゃんの卒園前の学芸会と雛祭り、5月の展覧会準備も始めねば。
寒い間止まっていた家の内外の片づけも再開したい。
春の青春18切符は今日から使用開始期間に入ります。どこかへ行きたいな~と。

ずっと何年もしたことが無かった健康診断を今月することにして申し込みました。
昨年は親しい同級生が続けて大病したので少し心配になったのです。
来月は2年に1度の中学の同期会、出席するか迷っていたけれど出られる間は出席しようと
思います。返信ハガキも出さなければ・・・

3月のカレンダー、次々予定が増えてゆきます。
怠けものの私は予定がないとグタグタ過ごしてしまうので忙しいのは、その時だけでも
シャンとしていいのです。
計画倒れにならないよう気を引き締めて3月の出発です!


 
  ラン

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