決裁後の有印公文書を約300か所も「書き換え?」(これは、書き換えじゃなくて『改ざん・偽造』というのです)
行政文書は、一字でも書き換えを行う場合(助詞や数値の間違い)相当な人の目を経て訂正に至ります。
そもそも行政文書として確定した後に訂正する事は、稀なのです。
それなのに、森友の特殊な土地取引の決裁文書は、核心部分がほぼ改ざんされています。
これは、改ざんというより『偽造』です。民間の契約の中でそういう文書が出てきたら、裁判にでもなれば動かしがたい『偽造の証拠』
になるでしょう。
この重大な前代未聞、歴史上類を見ない、世界の民主国家で聞いたことのない公文書改ざん・偽造(書き換えであっても駄目です)
は、民主国家としての根幹を揺るがす程の大問題です。
それなのに財務省の最高責任者である麻生大臣の昨日の会見は、「お詫びする」と言いながら、何ともふてぶてしい傲慢な態度に
終始していました。即刻、辞任するような事案なのにあの不遜な態度は、責任も何も感じていないのでしょう。
国会で虚偽の文書を基に議論していた1年間は、国民騙しの時間でもあるのです。絶対許せません。
麻生は、この問題の責任は佐川氏にあり、改ざんしたのは理財局の一部の職員だと公言していますが、とんでもなくあり得ない戯言
だと思います。難関の公務員試験に受かった人達が、一番やってはいけない公文書改ざんを自らする訳がないのです。
改ざん理由もメリットもないどころか、バレなくても一生、犯罪行為をしたという闇を抱える事になるのです。
財務省の官僚にこういう行為をさせられる『権力者』の意向が働いたと考える方が自然です。
決裁文書の原本を公表されると困る人(削除された名前の方等)が、疑惑の核になるのだと誰もが思いますよ。
昨年の2月、安倍首相は、「私は総理大臣も、それはまあ、間違いなく総理大臣も国会議員も辞めるということはハッキリと申し上げ
ておきたい、全く関係ないということは申し上げておきたいと思います」」と力を込めて宣っていましたね。
本当の文書の中に安倍明恵さんが言った「いい土地ですから、前に進めてください」という言葉(改ざんされた文書では削除されて
いました)は、正に『関与』そのものです。ですから、安倍首相は己の言葉に従って、総理大臣も国会議員も辞めてくださいね。
誰かの(殆どの国民はそれが誰かを推測できています。)一つの嘘を無きものにする為に嘘に嘘を塗り重ねた結果、会計検査院にま
で巻き込みました。3月12日、野党の会合で「財務省から提出された書類は基本的に書き換え後のもので、2種類の文書が存在す
る」ことには検査中から気付いていたそうです。
現政権の虚偽報告は、南スーダン国連平和維持活動に派遣された陸上自衛隊が作成した日報問題や裁量労働制のデタラメデー
タのように重大で許し難いものばかりです。こんないい加減な政権に信頼など置けません。
史上稀な前代未聞の不誠実な政権など、国民にとって害悪でしかありません。
現政権の選択肢は一つですよ。
即刻、内閣総辞職です!