昨日8月15日は、68年目の敗戦記念日。政府主催の全国戦没者追悼式の式辞で安倍首相は、近隣のアジア諸国に対する
“戦争加害行為への反省”や“不戦の誓い”をせず、更に、A級戦犯が合祀されている靖国神社へは参拝を見送ったけれど
(大好きなアメリカさんが、今はダメって言ったから?)玉串料は、私費で奉納した。何が何でも侵略戦争を美化・正当化したい
気持ちが伝わってくる。この時、安倍首相は言うべき事を言わずに、言わなくても良いおかしな発言をしている。「戦後わが国
はひたすらに平和の道をまい進してきた~」??「まい進してきた~」事に一考の余地があるかのような発言だ。公での発言は
「誤解」されないような言葉を選んで頂きたいものだ。3人の閣僚始め200名の議員が、お揃いで靖国神社へ参拝したらしいが、
戦争の悲惨さを理解できない、歴史認識のできない“戦争を知らない”あるいは、“戦争を知っているがいつも安全な場所にい
た”人達である。
安倍政権は、憲法を改悪したり解釈を曲げてでも、国民を「米国の援護射撃隊」に駆り出したいようだ。戦争の犠牲者はいつ
も権力を持たない国民で、あの人達は安全地帯の指定席から『指令』を出すのだ。禍々しい政策には、断固反対したい。
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☆第二次世界大戦中、陸軍登戸研究所(川崎市)は、スパイ活動・秘密兵器開発等の拠点だった。この研究所関係者の証
言によって、研究所の“実像”が浮かび上がる。
『地下壕に天皇と軍の中枢をかくまい、上陸した米兵と国民を生物兵器で殺りくする作戦があった』と言う関係者の証言に
監督の楠山氏は、「事故が起きれば国民が犠牲となる原発と同じ。国家的な目的もなく、再稼働させようとしている。登戸の問
題は現代を映す鏡だ」と述べている。(中日新聞のコラムより)
*記録映画【陸軍登戸研究所】 監督:楠山 忠之氏 (今週末の8月17日から公開されるそうです)
☆1939年設立 生物兵器 化学兵器 風船爆弾 怪力光線 人工雷 偽札
戦時中、極秘に進められていた秘密兵器の開発 正式名称 『第九陸軍技術研究所』=『陸軍登戸研究所』
「日本の頭脳が皆、寄っていた。戦争の為に 秘密兵器を作る為に」
「私の任務は、殺人光線の開発」
【殺人光線】
「電波の兵器化。20m位先のウサギとかサルとか死んじゃうという実験は、成功していた」
【風船爆弾】
「風船爆弾だけは、よく覚えてる」 「アメリカ本土を攻撃できるものを考え出した。偏西風に乗せて、8000kmあるアメリカま
で、二昼夜半かけて運ぶ」
【偽札】
「偽札って簡単に出来るんですよ」 「全部で約40億円作った」
*「登戸研究所っていうのは、私の人生において・・・・」 「それは言えません。墓場まで持っていきます」
http://www.youtube.com/watch?v=7wVrHO1IiPA (予告編)
http://www.rikugun-noborito.com/ (陸軍登戸研究所オフィシャルサイト)