【じごく耳】基本的人権は~現在及び将来の国民に対し侵すことのできない永久の権利として信託されたものである

国権の発動たる戦争と武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

関電の経営を守るために、3、4号機を再稼働すべきだというのが野田首相の判断なのね!

2012年06月11日 | ☆ツブヤキ・つぶやき☆

 6月8日に野田首相は、大飯原発3・4号機の再稼働をすべきだと明言し、福井県の同意が得られ次第再働を決める考えを

表明した。「安全性は、1年以上の時間をかけて得られた知見を積み上げて確認した。」そうで、「3割の原子力発電を今、止め

ては日本の社会は立ちゆかない。」「関西の15%という電力不足は昨年の東日本でも体験しなかった水準だ。」と、首相だけが

思い込んでいる根拠のない理由から、大飯原発再稼働を容認したのだ。

 1年以上知見を積み重ねたと言うが、大飯原発が断層の巣窟の真っただ中にあり、震やその他諸々の要因で問題の起きる

可能性が大で、原発施設に続く1本しかない道路が寸断されたら、どうやって問題を解決するつもりなのだろう?

 その上、免震重要棟もないのに何処で対策を立てるのだろう。関係筋は、「3号機と4号機の間には、『会議室』があるから大

丈夫」だと言っているそうだが、会議室で「お話」をするのだろうか?その上、15%の電力不足は、関電が原発以外で発電努力

をしようとしないで、あらかじめ設定した数値だと云うのに、首相だけが関電の言い値を信じて(国民は信じていない)いる。

 そして、原発が停止すると、「化石燃料への依存を増やして電力価格が高騰~略~国民の生活を守れない」とも言っている。

原料が高騰するから電気料金が上がるという単純な図式を出して、政府として回避する施策すらしないつもりなのだ。原材料や

経費が掛かれば電気料金値上げ。事故を起しても電気料金値上げ。発送電を独占している企業は、電力という生活に無くて

はならないものを盾にして何でも許されている。理不尽極まりない。

 この方は、福島原発が爆発した3週間後、財務大臣時に「何があろうともTEPCOに影響の無いようにする!」と発言していた

そうである(米国関係者筋より)が、今度は、“何があろうとも関電の経営に影響の無いようにする”為に大飯原発再稼働をすべ

きだと思ったのだろうか。大飯原発で使われる燃料は、二酸化プルトニウムと二酸化ウランとを混ぜたMOX燃料。

*この燃料が如何に危険な物なのか、エドウィン・S・ライマン博士・核管理研究所(NCI)科学部長が警告す

る。【MOXの使用はまた、重大事故の発生の確率を大きくする可能性もある。】

http://kakujoho.net/mox/mox99l_s.html

 

*原発1基を1年間運転すると、約50トンの使用済み核燃料が出る。「使用済み核燃料は、新燃料と比較す

と放射能量は約1億倍」

http://www5a.biglobe.ne.jp/~genkoku/kohza-004.htm

 

*原子力発電所の発電総出力と使用済み核燃料貯蔵量 

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4110.html 


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 関電さん、もう少し努力すれ... | トップ | 世界中から「原発再稼働」に... »
最新の画像もっと見る

☆ツブヤキ・つぶやき☆」カテゴリの最新記事