米国軍産複合体多国籍企業や日本の経済界に追従しているとしか思えない政党らは、憲法を改悪して国民を物言えぬ貝の
ようにしたいのか?そして、どっかの経営者が言うように「365日24時間死ぬまで働け」「出来ないと言わない」等と人権無視の
暴言を吐いても許されて、それが当たり前だという社会にするつもりなのか?人間を使い捨てにするような暴言は、人であれば
到底考えられない言葉だ。
憲法違反状態で政権を確保した安倍自民党やその取り巻き政党の昨今の蒙昧発言が次々と出されるのは、心底、国民を侮
っているからだろう。国民同士が対立するように仕向けるような広報に騙されてはいけない。敵の思うツボ。
「日本国憲法は米国から押し付けられたもの」と、一部の人々は誤解しているが、日本国民を護っている『基本的人権の尊重・
国民主権(主権在民)・平和主義(戦争の放棄)』は、日本人の誇りを憲法に託した日本人の草案なのである。
鈴木安蔵氏らの憲法研究会がまとめた「憲法草案要綱」は、GHQに大きな影響力を与え、ほぼ今の憲法の理念になってい
るといえる。憲法前文などは、殆どこの憲法研究会の考えに則ったものである。
☆日本人の誇りを憲法に託した鈴木安蔵
http://www.cinema-indies.co.jp/aozora/suzuki.html
☆押しつけ憲法論に提言 日本国憲法誕生の真相 ~ 映画「日本の青空」
http://www.youtube.com/watch?v=W8cGBe6Mn2Q
☆日本国憲法 前文
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による
成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにす
ることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるもの
であつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは
人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排
除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民
の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を
地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひと
しく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的な
ものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
☆日本国憲法 前文