常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

菱の実

2011-09-11 13:12:45 | 里の話
長田の田んぼの奥にある小さなため池。
水面をびっちり、菱の葉が覆っている。

よく見ると小さな小さな白い花が咲いてる。

岸から棒で引っぱり出してみました。

意外とかわいい。
葉っぱが菱型だから菱というのか、菱に似ているから菱型というのか、
どっちだろう?

ひっくり返してみると、茎が膨らんで、「うき」になってる。
いっぱいついている「うき」にまぎれて、実がついてる。
子供のころは、これを割って食べたよ、と地元の方。


このため池は、地震の時、写真の左側の山が崩れてしまったんだそうです。
道路は直してもらったけど、ため池の一部は埋まってしまった。
外回りにでると、こんな地震の痕跡がけっこうあります。

今日で、あの日から半年たちました。
余震も少なくなってきたな、と思った矢先、昨日も震度4の余震がありました。

でも、お米も無事だったし、梨もブドウもおいしいし、
これから常陸大宮は楽しい季節を迎えます。

コメント
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