常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

梅前線

2012-03-31 18:06:10 | 里の話
東京で桜の開花宣言がでましたが、
常陸大宮では、ようやく梅が咲き始めました。
常陸大宮市は、茨城県でも2番目の広さがあるうえ、
街や山や里が入り組んでいて、梅の開花は一様ではありません。

国道294号線沿いの八田ではこんな感じ。


美和地域の氷之沢(ひのさわ)の山里では、まだ開花の気配もなし。


でも蕾はふくらんで、はちきれそう。あと少し。


梅の木は、花と実が楽しめるので、耕作しなくなった畑に多く植えられた時期があったそうで、
常陸大宮では小さな梅園が至る所にあります。
知人は、諸沢の山奥で、山歩きをしていて、暗い杉林のなかで小さな梅林に出くわしたことがある、
そこだけ光がさしていて、紅天女(ガラスの仮面)がいそうだった、と話していました。

常陸大宮の梅前線は、現在、北上中。
桜の前に、十分楽しめそうです。
そういえば、今年は椿の花にあんまり出会っていないです。
椿は南方の植物なので、今年の寒さは酷だったのかも。




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