常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

上山でトレラン

2022-06-01 19:20:23 | 里の話
上山は山方地域の諸沢の最奥。常陸大宮でももっとも山深い集落。
そこに行くには三太の湯を目指して諸沢をさかのぼっていきます。

諸沢は新緑の季節も過ぎて、すっかり初夏の山です。
そんな諸沢から昼なお暗い深い森のなかの山道をひたすら進みます。

やがて山道は大きな岩壁に挟まれた狭い谷になります。
こんなところまで杉の木が植わっています。
昔の人が木を大切にしていたことがうかがえます。

この谷を通りぬけるとパッと明るくなって上山の集落が広がります。

以前、春にここに来たときは上山が桜に埋まっているような幻想的な風景でした。
今日は気持ちのいい初夏の風が吹きぬけています。
静かな山里のイメージだった上山ですが、今日はちょっと珍しい風景。
上山の畑を通り抜けて大勢のランナーが走っていました。
県北ロングトレイルのコースを使ってトレイルランニングの大会が開かれていました。
コースは袋田の滝をスタートして上山を通り抜けて竜神大吊橋まで行って、
袋田の滝に戻るという気が遠くなるロングコース。
中には関西方面の地名のロゴ入りのTシャツを着ているランナーも。
全国からこの上山まで走りに来ている!
通りすがりの地元のおじいちゃん嬉しそうに、ランナーはつつじヶ丘から
走ってきているのだと説明してくれました。

ランナーはこの山道をすごいスピードで駆け抜けて行きました。

自然の楽しみ方って、本当にいろいろあるんだなと思いました。
今日はアユの解禁日です。

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