常陸大宮里山日記

茨城県の北西。久慈川と那珂川に囲まれた、常陸大宮市のなんだか暖かい里山の暮らし。

下小川橋

2010-12-14 22:11:10 | 風景
水郡線下小川駅近くの久慈川にかかる下小川橋から国道118号線の赤い陸橋を望む。

118号を通るときは気がつかないけど、思いがけず高いところに橋がかかっている。
この橋のかかっている深い谷の奥にも、集落がある。
橋のむこうの山の尾根は赤松。
このあたりの赤松は松枯れでほとんどなくなったと聞いていたけど、赤松。
赤松は、もともと尾根筋など土壌が貧しい環境で自生する。
土壌が豊かな場所だと他の樹種との競争に負けてしまう。


久慈川の水は透き透っててきれいでした。
つがいの白い鳥が二羽、はばたいていきました。
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岩崎直売所

2010-12-13 22:57:46 | 直売所
国道118号線で北上。大宮地域の四車線道路が終わってから5分程度。
山方地域に入る直前、右側。
「岩崎直売所」
小さくて地味だけど、人気。売り上げもけっこういいらしい。


なかはこんなかんじ。
ここは、地元の岩崎地区の農家さんのグループで運営している。


お野菜が安くて美味しいのはもちろんだけど、卵や漬物もとてもよい。
私は知人からいただいたここの蜂蜜が気に入って、
探しにきたのだけど、今日はなかった。
お店の人に聞いたら、やはり人気商品だとか。
でも、この時期は、ハチがいないので品切れになる、自然のものだから、との説明。
言われてみれば、当たり前。
スーパーで買い物していると、こういう勘違いをしてしまう。

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雪村筆洗池

2010-12-12 18:26:40 | 里の話
本業が忙しくて少しお休みしてました。再開します。

水戸市から国道118号線で常陸大宮市に入ってすぐの、
今、四車線化工事が行われている坂を登りきったところから雪村筆洗池(せっそんふであらいのいけ)。
雪村は常陸大宮市出身の戦国時代の水墨画家。

常陸大宮の台地の下に広がる田んぼと集落。その向こうは久慈川の支流の玉川。
この池はため池。集落の耕作と生活と命をつないできたもの。
ずうっと何百年の昔から人々が守ってきた大事なもの。
常陸大宮市が特別ではないと思うけど、ため池は市内に200近くあるのだそうだ。
コメント (2)
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江畔寺の大イチョウ

2010-12-03 21:17:44 | 神社仏閣
国道293号線を美和方面へ、生クリーム大福で有名な「ふるさわ」を過ぎて右側。
通る人は、その巨木が必ず視界に入る。


江畔寺の大イチョウ。茨城の巨樹・名木百選にも入っている。
近づいたら、やっぱりとても大きい木。圧倒される。樹齢約330年、幹まわり5.6m。



言い伝えでは、江畔寺に隣接していた信願寺が、光圀公に水戸への移転を命じられ、
住職が、このイチョウを植えて立ち去ったとか。

最近、山里のお寺が、檀家が少なくなってきて、途絶えてしまうことがあるそう。
それで江畔寺のような大きなお寺に檀家さんが移ってきているのだそうだ。

今日の嵐でこのイチョウの葉も散って、さみしいだろうな。

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奥久慈米「うまかっぺ」

2010-12-01 22:21:20 | 里の話
常陸大宮市と大子町を中心に作られている奥久慈米「うまかっぺ」。
普通のお米づくりより農薬や化学肥料を減らして、手間をかけてる。
「特別栽培米」といいます。
すっごく値段が高い。2kgで1200円、5kgで3000円。
ところが、とんでもなく美味しい。ただものではない。


普通のお米の値段では、農家さんは赤字。みんないつ農業をやめようかと考えている。
このお米は値段が高いけど、その分苦労した農家さんにリターンしている。
「よっしゃ、来年もお米を作ろう」って気持ちが持てるように、
常陸大宮市の里山の営みを守るために。
私もお中元やお歳暮は、このお米にしました。

常陸大宮市だったらビーフライン沿いの直売所大宮グリーンハウス、
大子町だったら直売所奥久慈で売ってます。
ブックマークにJAのネット販売のページを追加します。

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