小さな時にハイハイをあまりしなかったり、全くしなかった、という発達凸凹のお子さん、とっても多いです。
絶賛つかまり立ちブームでハイハイをしないベビーのママからは、
「つかまり立ちしようとしたら、無理やりでもうつ伏せにすればいいんですか?」
と真剣な眼差しで質問されたり、
「うちは全然ハイハイしないでもう歩くんです…」
と不安な表情のママさんもいらっしゃいます。
皆さん、ハイハイの重要性はどこかで聞いていても、じゃあどうしたら?という工夫が苦手なのです。
ふわふわのお布団山の上は歩くのが難しいし、階段やトンネルくぐりはハイハイが楽しくなります。
幼児期のお子さんと少し面白いハイハイをしました。
背中には、自分で選んだ好きな色のお手玉を乗せてハイハイします。
お手玉の位置も
肩甲骨の間
胃の裏
仙骨
にお手玉を置いてもらい、子どもが自分で「そこ!」と決めました。
ハイハイの時、手指、足指がちゃんと使えているかを見守ります。
手指が開いているか
膝だけが床につき、つま先が床から浮いていないか
背中のお手玉を意識すると下ばかり見てしまうので、首を上げ、しっかり前を見てハイハイするように、机の回りをぐるりと回り、次のお子さんに交代しました。
ほんの少し注意集中の苦手さがあるお子さんが、落とさないように、とても慎重に取り組み、仲間から拍手で認めてもらってとても誇らし気な笑顔になりました。