退職女のアメリカ便り

オーストラリアンシェパード、ジュンタのマミーのアメリカ、セントルイス生活

#61: 秘密管理

2013-07-01 12:15:19 | アメリカ便り
2ヶ月程前、アメリカは中国国防省ぐるみで行われていたアメリカに対するサイバーハッカーを発見し非難していましたが、今度は、アメリカCIAによるEUでの盗聴事件がCIA内部者の暴露によって発覚。
おまけに英国が行ったG20での盗聴も発覚。

この世界、盗聴、秘密漏洩が非常に盛んになっているようですね。
結局は、どこの国も技術とチャンスがあったら盗聴、サイバーハッカーなんて普通に行っているのではないでしょうか。

以前、アメリカのサイバー専門家が、“アメリカは中国から秘密を守ることはできない”と言ってましたが、きっと中国も同じようなことをアメリカに対して思っていると思います。

これに関してアメリカと中国は、汚い話 “鼻くそと目くそ” 的関係なのではないでしょうか。

ここで、秘密というものがそれぞれの国からをなくなったらどうなるかを考えてみましよう。

その前にどうして秘密を持たなくてはいけないかを考えたほうが良いと思います。
でも最初から国のレベルで考えると大変そうなので、先ず国を子供として考えることにします。
つまり、どうして子供は秘密を持つかということを考えましょう。

1.先ず一番は、誰とも分かち合いたくないから。
  独り占めしたいから。
  自分だけが良い思いをしたいから。
2.意地悪をしたいから。
3.優越感を味わいたいから。

この3つが秘密を持つ最大の理由でしょう。
後、良い秘密もありますが、例えば、友達を守るためとか。
それは、今回の論議には結びつかないので論外と言うことにします。

でもこの子供レベルで考えた“秘密をもつ理由”って、国レベルにそのまま置き換える感じがするのでこのままで使うことにしましょう。

では、秘密と言うものを持たなくても良い、またはなくなったらどうなるでしょうか。

1.皆と分かち合う。皆が恩恵を得る。
2.皆と仲良くなれる。
3.皆が同じだから優越感を味わう必要がなくなる。

それぞれの国から秘密がなくなるということは、良いことばかり見たいですが。
そして秘密をなくすることが平和につながるのでは。
と考えるのは単純すぎるのでしょうかね。

要するに、秘密と言うものは国交をする上でネガティブにしかならない。
だから、すべての国の秘密が漏れたら良いことだらけになるのでは。。。

ハブグレのマミー