horizon doux italia de -torino-

イタリア・トリノでの日常+αを写真と共に
ほどほどほどよく発信フォトブログ。イタリア語の絵本のことも。

避暑地ブリアンソンin France

2015-07-10 | お出かけ


高湿度、照りつける灼熱の太陽、風なし。。。
トリノではとても過酷な日が続いていました。
まったくもってカメラ日和ではなかったのです。


トリノの気温が37度ぐらいあった猛暑日、
イタリアとフランスの国境の街、ブリアンソンでも
30度ぐらいありました。


今は暑さは和らいで爽やかな風が気持ち良く、
曇り気味なので熱中症を心配することなく過ごせます。

つまり、カメラ日和!
そろそろローライフレックスの
最初の一本目のフィルムを使いきって現像に出さないと。


真っ白の砂の海原

2014-06-23 | お出かけ


ストック写真を使っての投稿です。

砂場が珍しいイタリアでは
お砂遊びが存分に出来る場所と言えば
海ぐらい。

昔、幼児教育者のイタリア人の友人と
家庭で使う砂遊び用の砂を探すのに
苦労した事がありました。

海のビーチで砂まみれになって遊んでいる子どもを見ると
子どもの成長には可塑性のある砂が大事なんだなぁと実感します。


この間、偶然にパルマの近くにあるフィデンツァという街で
初めて見たのです。公共のお砂場。写真がそれです。
アウトレット内に設置されています。

真っ白い砂場に大きな木の船や滑車やつり橋があって
大人の私も気分が高揚して、子ども気分に戻って
ピーターパンごっこをやってしまいました。
足元、見事に真っ白になりました。

役は、カピターノ ウンチーノ。

誰やねん、って思ったかたは、
Capitano uncinoで画像検索してくださいね。



氷河が作ったまっすぐに続く山脈の麓にある湖で野鳥観察。

2014-05-06 | お出かけ


5月になってますますバードウォッチャーたちの野鳥観察が盛んになっています。
野鳥や渡り鳥が好むのは水田やら、湖やら、湿原やら、足元どろどろ、泥だらけになる場所だけれど
新緑の綺麗な、爽やかな季節で動きやすいです。



野鳥の観察に行くと、レンズの直径が子どもの頭ほどの
大人の男性が肩から担ぐ、例えるならバズーカー砲のような、
レンズを持っている野鳥写真家たちが

「いい光だ。」

と連発してシャカシャカ高速連写音をならしてシャッターを押しています。
バードウォッチゃーの夫は望遠鏡を覗きつつ、子どもにも注意を払って。
カメラ担当の私は、子どもが湖に落ちないようにはらはらしながら
子どもにラムネなんかを与えて時間を稼いで写真を撮っています。

子どもが大きくなって、自分から望遠鏡かカメラを使うようになってくれたらなぁと。
お絵描きが好きなのでスケッチでもいいんだけど。

こちらの思う通りにはなかなか撮れない野鳥。
思い通りにいかないのは子育てとおんなじ、と苦笑いしながら
私と野鳥のタイミングが合えばラッキーなんて思ってカメラを構えてます。

そんな親の姿をみて、イタリア人は子どもに優しいので
抱っこしたり、撮りたての鳥の写真を見せたりして
子どもの相手をしてくれます。
アメリカザリガニをくちばしにはさんでる水鳥を捉えるのは
マンマのチップスターレンズじゃ無理だしね。


子連れでも趣味を楽しめるいい国だなぁと嬉しくなります。

太陽の下で一日中過した週末でした。

橋の上の天使

2014-02-18 | お出かけ


サンタンジェロ橋の10体の天使像。
レプリカとは言え、どの天使にも今にも動き出しそうな躍動感があり
そしてその動きの優美さに目を見張る。
こんなに美しい像をこの世に生み出したベルニーニの感性に感嘆のため息。
角度を変えて観れば別の躍動感と優美さ。
一体で無数のアングルの違う写真が撮れてエンドレス×10体。
加えてそれぞれの天使が手にしているアイテムに注目していたら
瞬く間に時間が過ぎていく。

訪れたのは夕暮れのちょっと前、天使像と空が西日に照らされ
天使に息が吹き込まれたような錯覚がするとき。

可能なら次回は朝日のときに訪れたい。
そしてサンタンドレア・デッレ・フラッテ教会に設置されている
二体のベルニーニオリジナル天使像も観てみたい。

限られた時間をどう過ごすかが旅の難しいところ。
いつも旅先から持ち帰るのはぱんぱんになった次回へのお楽しみ袋。

クーポラ

2012-12-27 | お出かけ


昔、花の大聖堂のクーポラに登ったような、
登らなかったような、そんな曖昧の記憶。

登った気になっているのは、(しかも大好きな俳優と一緒に)
「冷静と情熱のあいだ」を何十回も見た記憶からかもしれない。

初めて登ったジョットの鐘楼。

一枚の写真からよみがえる様々な旅のエピソード。
ひとり思い出にふけるもよし、大切な人に語るもよし。


誰かと旅の思い出を共有できるって幸福なこと。

花の都のクリスマスツリー

2012-12-24 | お出かけ


旅している途中に、いつも怒りながらイタリア人夫が言う。

「たくさん見たいところがあり過ぎて、時間が全く足りない。

イタリア国内や日本、その他の国にも、訪れたいところがたくさんあるのに

一体どうしたらいいんだ!」

旅に出る前に気がついておこうよ、そういうことは。


何回来ても、毎度新しい感動を与えてくれる

コンパクトで魅力的な花の都。子連れでもウフィツィ美術館に入れるし、

ジョットの鐘楼もベビーカーを預けて登ることができた。


メリークリスマス。

恋してトスカーナ

2012-12-12 | お出かけ


ルネッサンス時代から1000年以上の歴史を持つ
ワイン醸造所で熟成されるヴィーノ・ノービレとの偶然の出会い。
バリック樽ではなく、大樽で熟成されるワイン。

予期せぬ出来事で幸せ度も上向き加減な、
こんな自由気ままなふらり旅も悪くない。
ルネッサンスの真珠と呼ばれる街、モンテプルチャーノにて。







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