5月になってますますバードウォッチャーたちの野鳥観察が盛んになっています。
野鳥や渡り鳥が好むのは水田やら、湖やら、湿原やら、足元どろどろ、泥だらけになる場所だけれど
新緑の綺麗な、爽やかな季節で動きやすいです。
野鳥の観察に行くと、レンズの直径が子どもの頭ほどの
大人の男性が肩から担ぐ、例えるならバズーカー砲のような、
レンズを持っている野鳥写真家たちが
「いい光だ。」
と連発してシャカシャカ高速連写音をならしてシャッターを押しています。
バードウォッチゃーの夫は望遠鏡を覗きつつ、子どもにも注意を払って。
カメラ担当の私は、子どもが湖に落ちないようにはらはらしながら
子どもにラムネなんかを与えて時間を稼いで写真を撮っています。
子どもが大きくなって、自分から望遠鏡かカメラを使うようになってくれたらなぁと。
お絵描きが好きなのでスケッチでもいいんだけど。
こちらの思う通りにはなかなか撮れない野鳥。
思い通りにいかないのは子育てとおんなじ、と苦笑いしながら
私と野鳥のタイミングが合えばラッキーなんて思ってカメラを構えてます。
そんな親の姿をみて、イタリア人は子どもに優しいので
抱っこしたり、撮りたての鳥の写真を見せたりして
子どもの相手をしてくれます。
アメリカザリガニをくちばしにはさんでる水鳥を捉えるのは
マンマのチップスターレンズじゃ無理だしね。
子連れでも趣味を楽しめるいい国だなぁと嬉しくなります。
太陽の下で一日中過した週末でした。