horizon doux italia de -torino-

イタリア・トリノでの日常+αを写真と共に
ほどほどほどよく発信フォトブログ。イタリア語の絵本のことも。

英語の音読CDブックでイソップ物語 家庭での英語学習

2017-09-27 | 日本語の絵本



幼少期は子どもが興味を持った親しみのあるDVDを観賞することで
英語に触れさせていました。
そろそろ英語の音読CDで簡単な英語のお話を覚えるのを目的に
アマゾンジャパンでイソップ物語の音読CDブックを購入しました。

・ブックはCDサイズでかさばらずに持ち運べる
・英語、日本語の両方のお話が聞ける
・挿絵が大きく視覚的情報が入ってくる
・苦にならない長さの短いストーリーが20話
・音読で聞いたものを、文字で再確認できる
・学童期後期になっても自主学習に使えそう
などなど。


子どもも大人も無理なく英語に触れられるので購入して良かったと思います。

やさしい英語で読むイソップ物語 改訂版―BEST20 (音読CD BOOK 1)
クリエーター情報なし
ジェイ・リサーチ出版


おまけ
ザ・ベスト えいごのうた~ABCソング~
クリエーター情報なし
日本コロムビア


車に常備している英語のCD[ザ・ベストえいごのうたABC」30曲!車の遠出のお供です。
ゆびのうた、りんごとバナナ、さんぽ(トトロ)など気に入ってます。ゆっくりで分かりやすい発音です。

秋空に浮かぶ雲の形 

2014-10-09 | 日本語の絵本


アトランティックオーシャン上空から眺める秋空の雲。

いわしかな?
ひつじかな?
うろこかな?

イタリア語では
こひつじの群れが広がる空
言います。


空や雲の絵本は夢が膨らみます。
今日という日が二度と戻って来ないのと同じで
今日見る空も雲も全く同じものは二度と見られないのですね。

新装版 雲のてんらん会 (講談社の創作絵本)
クリエーター情報なし
講談社



どうぞのいす

2014-03-06 | 日本語の絵本


ミニチュアチェアーと動物の銀製オブジェ。
これを見たときに頭に浮かんできたのは
香山美子さんの絵本「どうぞのいす」です。

どうぞのいす (ひさかた絵本傑作集)
香山 美子
ひさかたチャイルド
amazon.jpのレビューも絵本購入の参考になりますね。

思いやりのある動物たちがあとの人のために気配りをする絵本で
何回読んでも思いやりの心の連鎖が伝わってきて良いお話だなぁと思います。

イタリアで荷物をおいてうっかり居眠りをしてしまったら
きっとすべてなくなって大慌てしてしまうなぁと
イタリアの現実と絵本の思いやりたっぷりの雰囲気を比べながら
苦笑いして撮った一枚です。

○○してしまっては あとのひとにおきのどく。
そのかわりに ○○しておきましょう。

ちょっとした気遣いって時間を共有する身近な人たちに
知らず知らず伝染する不思議な心の力だなぁと実感したことがあります。
昔、気遣い上手な先輩が
「周りに同調して腐ったみかんになったらダメよ。」
って言ったのを昨日のことのようによく覚えています。

イタリアのようにエゴ丸出しの人が当たり前に自分の好きなように振る舞うところで、
何が本当にいいことで、何がいけないことなのかは
自分で判断しなければいけません。
イタリア名物順番抜かしとか、外国人に対する嫌がらせとか
そういうことにイライラストレスを募らせてましたが
結局は自ら腐っていったみかんさんたちだと思うようになりました。

エゴは身を滅ぼす。
思いやりは見返りを求めない自分の心への水やり。




そりあそびの絵本

2013-12-30 | 日本語の絵本


しゅるるる
しゅうううううううっ!
しゅるしゅるしゅる しゅう-------っ

そりが大好きな女の子もみちゃんと動物たちがいっしょにそりすべり。
すべっている途中、うしろに乗っている動物たちが
順にころころ転がってゆきだるまになるお話。

このゆきだるまだーれ? (日本傑作絵本シリーズ)
岸田 衿子
福音館書店


動物の転がる姿と
ゆきだるまになった動物が誰なのかを当てるシーンが
この絵本の醍醐味です。

大好きな14ひきシリーズの

14ひきのさむいふゆ (14ひきのシリーズ)
いわむら かずお
童心社


全部のページが芸術的で、
じっくり眺めているといろいろ発見があって面白い絵本です。
ねずみの家族のこころ温まる、うちの中と戸外での冬の過し方。
我が子と年齢が近いだろう、10番目の子ネズミとっくん探しも
わが家の読み聞かせの楽しみのひとつです。

両方の絵本に共通して言えることは、
そりあそびはひとりでも楽しいけれど
みんなでわいわい滑ると
もっと面白いってことでしょうか。

くだもの

2013-11-22 | 日本語の絵本

一年以上前の夏頃に撮影。

平山和子さんの写実絵本。

くだもの (福音館の幼児絵本)
平山 和子
福音館書店


0歳の頃から読み聞かせをはじめ
歩き始めた頃に台所の本棚に置いておくと
一人で取り出して見ていた絵本です。

二歳になった今でもお気に入りの一冊です。
「さぁ、どおぞ。」のページになると
にゃむにゃむ、ぱくぱくと、自然に食べる真似をするようになり、
ぬいぐるみに食べさせる真似をしたり、親の口に運ぶしぐさをします。
そのときに発する言葉が、
「これ、食べー。ぜんぶ食べー。」とか、「マンジャ アンケ トゥ(あなたもお食べ in 伊語)」
親のモノマネで笑わされます。

最後まで読み終わると
「ばーなぁなぁ。」と言いながらぴょんぴょん。

与えた当初は、食べものに関心を持つことがねらいでした。
大きくなってからは、模倣、そして読み手とコミュニケーション、
切る前、切った後の色や形、種のある場所、
皮はむくのか、へたはとるのか、など食育的要素も学べるので
長く読み聞かせができる一冊だと思います。




タラリ タラレラ

2012-03-20 | 日本語の絵本


2010年に紹介したイタリア語のオノマトペの絵本。
ピリプ語、ついに日本に上陸。
谷川俊太郎さんの訳で2011年9月に日本でも出版。

タラリ タラレラ
エマヌエラ・ブッソラーティ
集英社


日本語は特にオノマトペが豊か。
「もこもこもこ」の谷川俊太郎さんの訳なら間違いなく面白いはず。
今手に入れたい日本語の絵本です。
0歳児もオノマトペが大好きできゃきゃ喜ぶので
この絵本は遊び感覚で親子で楽しめる。

おばけのバーバパパ

2012-03-15 | 日本語の絵本
おばけのバーバパパ (世界の絵本)
アネット チゾン,タラス テイラー
偕成社


寝がえりをして手を伸ばした先にあるのは、
読み聞かせをすると手足をバタバタさせて喜ぶ大好きな絵本。

生後3ヶ月頃、
広告ちらしや食品のパッケージのイラストを見て
目をまんまるにして喜んでいたので
これは読み聞かせを始めるチャンスかもしれないと思い、
日本語の絵本「おばけのバーバパパ」からスタート。
それ以来、一日3度ほど読み聞かせが日課に。
最近は、絵を左右見てから私の口元をじっと見てまた絵に戻って
手足ばたばた。ときどき、んがぁ、ぶばぁ、キャーとコメント。

今年で初版発行から40年経つ「おばけのバーバパパ」の絵本。
素朴な線画と優しい色使い。
自分の体を自由自在に変形させて人助けをするストーリーは
単調なリズムの話しかける風な日本語で0歳児でも◎。

成長の種。 絵本ビロードのうさぎで情緒育て。

2011-07-25 | 日本語の絵本


あそびには子どもの成長に欠かせない無数の種がつまっている。
あそび方次第で幾通りもの楽しみを引き出すことができ、
それらがこどもの成長につながると思っている。

おもちゃや絵本を選ぶときに私が一番に重視していることは、
それらを通して自然と会話がうまれるかどうか。
小さい頃はまず大人と一緒に。そうすると子どもはおもちゃを大切に扱うようになる。
おもちゃを買い与えて終わりではもったいない。

世界中で愛されている名作、Margery Williamsのビロードのうさぎ。

ビロードのうさぎ
マージェリィ・W. ビアンコ
ブロンズ新社

イタリア語のタイトルは、Il coniglietto di Velluto。
この絵本を通じてちいさな情緒の種を育てることができるかも。
4,5歳から小学低学年頃まで長く読める絵本。


こぐまちゃん・しろくまちゃんシリーズ

2011-06-27 | 日本語の絵本
     

シンプルな表情、オレンジ、黄色、黄緑、青など、
ぱっと明るい気持ちになる色を表紙に使っているところが特徴的なシリーズものの絵本。
主人公はこぐまちゃんとしろくまちゃん。

しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)
わかやま けん
こぐま社


「しろくまちゃんのほっとけーき」の一番の見どころは、
ほっとけーきがフライパンの上で焼けていくシーン。
見開き2ページには子どものわくわく度をアップさせる魔法の言葉がいっぱい。
親子一緒に作って食べる楽しみが伝わってくる絵本。

ブルーナのうさこちゃんもそうだけど、この無表情に近い顔は、
小さい子どもには覚えやすくて、何度もページをめくりたくさせる親しみのマジック。
特に2歳すぎまでの子どもが、繰り返し絵本を開いて、
その度に知っている顔、シーンをみて得られる安心感も絵本のマジック。

こちらも子どもが夢中になるお話です。
こぐまちゃんのみずあそび (こぐまちゃんえほん)
森 比左志,わだ よしおみ
こぐま社


おさじさん

2011-03-08 | 日本語の絵本


今年はイタリアの絵本紹介はお休みすることにしました。

昔に先輩先生から薦めてもらった長く読み継がれている絵本や、
子どものころから好きな絵本、大人になってから気に入った絵本など、
日本語の絵本を再び手に取ってじっくり味わう時間を持ちたくなったのです。

まずは赤ちゃん絵本から。

松下みよこさんのあかちゃんの本「おさじさん」。

おさじさん (松谷みよ子あかちゃんの本)
松谷 みよ子
童心社

先輩先生の読み聞かせを聞いたときに、
おさじさんという名の匙の登場と、
優しい文章に心を奪われてしまった一冊です。
離乳食を始める頃、スプーンやお皿をそろえるときに
一緒に買いたい絵本です。

かさ

2009-06-19 | 日本語の絵本


この絵本との出会いは
保育士試験の言語の実技試験でした。

今はどうなっているかわかりませんが
私が受けた時の保育士試験というのは、
筆記試験で10科目全部合格して初めて
第2段階の実技試験へ行けたのです。

実技試験は言語、造形、音楽のうち二つを選択するようになっていました。
どれを選択しても課題は当日試験官から渡され、そして指示に従うものでした。

私の言語試験の課題は
太田大八さんの絵本「かさ」でした。

かさ (ジョイフルえほん傑作集 10)
太田 大八
文研出版


試験官に絵本を渡され、開いてみると全く予想外の展開に頭が真っ白になりました。
字がなかったんです。白黒の絵本に主人公の女の子のかさだけが
真っ赤に色が塗られていました。とてもインパクトがありました。

絵本には絵と字があるものだと思い込んでいましたが
大きな間違いでした。

子どもは字がなくたって楽しめるんです。
言葉が外国語でも楽しめるんです。

子どもも絵本もすごいです!

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