horizon doux italia de -torino-

イタリア・トリノでの日常+αを写真と共に
ほどほどほどよく発信フォトブログ。イタリア語の絵本のことも。

トリノヒルズ

2009-08-23 | お出かけ
トリノはポー川を挟んで西側に広がる平野部と
東側の丘陵部からなります。
丘陵地帯には自然がたくさんあります。
今回歩いてきた丘陵地帯は標高が最高で583m程で、
ブナや栗の木が茂っています。



お昼ごはん休憩を除いて、7時間もの間、登ったり下ったりしながら
丘陵地帯を探索してました。



切り株に座って見上げてみました。
こんな風に幾つも重なり合って太陽の光をいっぱいに
浴びている葉っぱを見るのは気持ちがいいものです。



きれいな赤色の実は鳥の大好物です。



天然の模様ができていた木がありました。

この地帯は、珍しい種類の樹木や小動物が見られるので
EU(欧州連合)に指定された自然環境地区です。



すべての丘陵地帯が許可されている訳ではありませんが
秋になれば栗拾いができます。

道端にキノコがなっていたり、コロンとドングリが落ちてくる瞬間が
あったり、大きな鳥が目の前を飛んで行ったり・・・。
街からそんなに遠く離れていないけれど、
丘陵地帯らしい自然を感じながらゆったりした時間を過ごせました。

今回再発見したこと:夏の自然の形や色の美しさ。

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夏のアルプス

2009-08-18 | お出かけ
ここ数日、イタリア各地ではアフリカからの熱波の影響で
厳しい暑さが続いています。

週末は暑さから逃れるために山へ行ってきました。
この時期は野生のラズベリー摘みが楽しめます。

フランスとの国境の山々には要塞があります。
高くそびえ立つ岩肌の山に建てられているので天空の要塞みたいだと思いました。


トレッキングをしている途中に
アルプスのハイジのような小さな村を見つけました。



ラズベリー摘みに没頭していたら、知らない間に人が入らない場所を探検していた山男の夫が
大急ぎで私を呼びに戻ってきました。

山男を興奮させている被写体を逃さないように、
息を殺して、手の震えを抑えてピントを合わせて
望遠を最大にして撮りました。





野生のシカの親子でした。生きてる物を撮るときが一番はらはらします。

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テッラコッタで夏野菜

2009-08-15 | 食・ガストロノミーア・ワイン
夏は冷えたラタトゥーユが美味しく感じます。
我が家はテッラコッタ鍋(イタリアの土鍋)で大量に作って
2、3日かけて食べます。
材料は写真の通りです。TIMOはタイムのことです。今回はなかったので
省略しましたが、バジリコの葉っぱ数枚いれても美味しいです。



夏は完熟トマトに限ります!なければトマトの缶詰でもOKです。

☆作り方☆
テッラコッタ鍋を熱しサラダ油を入れて、適当な大きさに切った
玉ねぎをじっくり炒めます。
(カレーを作るときのあめ色玉ねぎのようにじっくりと炒めると
より美味しくなります。)

適当な大きさに切ったナスとズッキーニを別のフライパンで
炒めておきます。
(材料が多いので一気にテッラコッタに入らないのと、
別に炒めておくことでトマトの味がよく染み込みます。)

ナスとズッキーニがしんなりしてきたら、テッラコッタ鍋へ入れます。

パプリカも適当な大きさに切ってテッラコッタ鍋にいれます。

つぶしたにんにくと、適当に切った完熟トマトもテッラコッタ鍋に入れます。



好みの量のタイムとバジリコを鍋にいれて、トマトの酸味を抑えるために
少し砂糖を入れてから、最後に好みの加減で塩を入れます。

蓋をして煮ます。テッラコッタはぐつぐつ音がし出すと火を消しても
余熱で調理できます。ぐつぐつ音がしなくなればまた火をつけて温めます。
火を消したりつけたりしながら、トマトの水気がなくなるまで煮ます。
最後に塩加減もします。

とっても簡単、夏野菜もたくさん。
一度にたくさん作れば数日食べられますよ。

適当でもできちゃう、ほどほどレシピでした。

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101 BUONI MOTIVI PER ESSERE UN BAMBINO

2009-08-13 | イタリアの絵本


タイトル『 101 BUONI MOTIVI PER ESSERE UN BAMBINO 』
タイトル訳 こどもっていいな 101のいいこと
作者 Beatrice Masini作 AntonGionata Ferrari絵 
2007年 Fabbri Editori出版
*4歳~小学生向き

大人がやってることを、早く大人になってやりたいと思ってる?
あせらない、あせらない。いつかできちゃう大人のことよりも
こどものうちにしかできないことがいっぱいあるんだから
今はそれを楽しまなくっちゃ!
だって少なくても101個はあるよ、こどもだからできること!

とっても楽しい絵本です。中は白黒のシンプルなイラストのみですが、
絵の持つ表現力がとても高いです。
イタリア語を勉強し始めた方にもお勧めです。

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富の象徴

2009-08-10 | トリノの街、建築物
いつもより涼しくて過ごし易かった日曜日、
トリノ県内にあるトリノ市から30キロ程離れたところにある
人口約2万8千人のカルマニョーラ市までドライブに行ってきました。

ドライブのお供に2年前に訪れた石垣島で買ったCDを聞きながら
どこまでも続くトウモロコシ畑に挟まれた田舎道と夏の青空を見ていると
サトウキビ畑の間を走っているかのような懐かしい感覚がしました。

カルマニョーラ市の旧市街へはアーチ形の低いアーケードを
歩いていくと辿り着きます。日陰になっていてとても快適に散歩ができます。



このフレスコ画がある建物は、この街の貴族のお屋敷として15世紀に建てられたものです。
カルマニョーラ市は、当時の富の象徴であったフレスコ画が描かれた建物が多くあります。
財力のあった商人たちが権力を得るために貴族の称号を買い、お屋敷の内装だけでなく
外壁にまでお金をかけられるほど豊かだということをアピールしていたのでしょう。



フレスコ画はところどころ傷んでいますが、青をベースにさまざまなシーンが
描かれています。フレスコ画の上から日時計を上描きした跡も見られます。
ブログ用に写真を縮小したのではっきり絵が見えないのが残念です。

また、旧市街には歩いて数分の範囲に立派な教会が5つもあります。



こちらは16世紀末から17世紀の初めに建てられた教会です。
レンガは街中から集められたものが使われています。今でいうとリサイクルですね。

カルマニョーラ市と言えば露天数が多い市場で有名です。
平日と土曜日は食材や日用品が揃う青空市場、
毎月第二日曜日は500近くの露天が出るアンティーク市があります。
トリノ市から電車やバスですぐに行けるのでフレスコ画に興味がある方や、
市場に興味がある方にはお勧めしたい街です。
(トリノ市内ではこれほど大きなフレスコ画は見られません。)


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ほどほどに書くことをモットーにしているブログですが、
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ガレリア スバルピーナ

2009-08-09 | トリノの街、建築物


これはトリノの中心地にある19世紀にスバルピーナ産業銀行によって建てられた
「ガレリア・スバルピーナ」(1873-1874)です。

ガレリア内にはビジネスランチで使用するレストラン「アルカディア」
(立地条件も抜群によし、また内装もおしゃれだし、
何よりイタリアンからお寿司まで食べられるのがいい!)や、
トリノの由緒ある老舗カフェ「バラッティ&ミラノ」の高貴な雰囲気のカフェや、
アンティークショップやインテリアショップ、
アンティークの本屋や趣のあるロマーノ映画館などなどがあります。
また、レストラン「アルカディア」の上の階に、あの有名な哲学者ニーチェが住んでいたアパートもあります。

小さめなガレリアだけど、大理石の床や特徴のある建築や装飾彫刻など
洗練された空間を楽しめるお勧めの場所です。



トリノの街の建築物には、獅子、雄牛などの星座の装飾が多く見られます。
街歩きの際に星座探しをしてみるのも楽しいですよ。

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夜明け前

2009-08-02 | 生活 La vita
午前4時ぴったりに目が覚める。
静まり返った夜明け前、一杯の白湯を飲んで
荷物の整理をしたり、ネットの閲覧をしたり。
空気がひんやりしてて目覚めもいい。

カフェラッテや紅茶にビスコッティで
簡単に済ませていたイタリアの朝食を
ご飯と野菜たっぷりのお味噌汁に変えた。
私にはやっぱりこっちの方が合っている。
食生活まで無理にイタリアに合わせることはしないことにした。



昨日は気温33度。湿度が少ないからじわーっと汗をかかないけれど
日差しはきついので外出時に帽子は欠かせない。
もう少し日が昇ったら日本から持ってきたすだれをかけよう。

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