horizon doux italia de -torino-

イタリア・トリノでの日常+αを写真と共に
ほどほどほどよく発信フォトブログ。イタリア語の絵本のことも。

異国で自分を支えているもの

2009-07-27 | 日本滞在記


長くて短い日本滞在もあと残すところ数日となりました。
日本でしておきたかった検診なども順調に終え、
家族や親族や親しい友人と過ごすことで故郷不足も解消され、
イタリアの生活習慣や食生活で不調気味の心身も元気を取り戻しました。

貿易促進の仕事の方も順調に展開することができました。
あとはイタリアのバカンスが終わった9月にイタリア側にモーションかけて
日本でのイタリア製未発掘商品の日本市場参入にに踏み切りたいところです。

次はいつ日本に帰国できるか分からないけれど、
私には日本で私の帰国を楽しみに待っていてくれる家族や親族、そして地元や学生時代の友だちや元職場でお世話になった人たちがいます。
その人たちに理解されて、そして支えてもらっているから、異国でも「よし、やってやるぞ!」と思えるのです。
イタリアで生活すること、働くことは想像以上にハードでした。日本に帰った方がよっぽど楽に生きられると思ったこと、何百回もありました。

留学時代とは明らかに違う点は、終わりがないことと、結婚後はイタリアにも家族を持ち、外国人として生活の基盤を築くことです。イタリアと日本のダブルの文化で生きる器用さや異文化ストレスとの付き合い方も必要です。
ハードだけど、日本で私の帰国を待っていてくれるひとたちのために、
私は心身健康であることはもちろんのこと、自分の持てる力を信じ、それを伸ばして行きたいと思っています。

「私はできる!」、そう思えるのは故郷の愛と夫の愛のお陰なのです。

写真は京都の宇治平等院で撮影しました。
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Eji Yoshikawa's Musashi

2009-07-25 | イタリア人夫の稀投稿
Today I want to speak about a book I read recently, one of the few examples of Japanese historical novel to be popular abroad. The book is by Eji Yoshikawa, and it is titled "Musashi". It was originally published in Japan on the pages of the daily newspaper "Asahi Shinbun", from 1935 onwards. The book was then republished several times in Japan, where it is still popular today. And finally, in 1981, a partial English translation was published with a nice preface written by Edwin Oldfather Reischauer, famous American scholar of Japan and Asia.

The book speaks about the life of a man, Miyamoto Musashi, who not only really existed, but who left artworks and even a book, "The book of five rings" which is very popular even today. Miyamoto Musashi, born in a small village, son of a rural samurai, rose to the top ranks of the swordfighing world in the early times of the Edo era. After his young life of many duels and incredible successes, Miyamoto Musashi fought under Tokugawa Ieyasu, became a master of sword under the noble Hosokawa Tadatoshi, and played a role in taming the rebellion of Shimabara.

The novel of Yoshikawa Eiji follows the early years of Musashi, from the start in the battle of Sekigahara, until the final battle against Sasaki Kojiro. Much of what is told in the book is historical. But Yoshikawa manages to picture in a very nice way the life of the people of Edo, and to represent with the characters of his book, different moral qualities and ideals. Musashi is struggling for perfection, and rises in the book from his start, when he is a fighting bully, to the end, when he decides to stop taking the lives of his enemy. Through the "Way of the sword" Musashi also grows morally. So do most of the characted in the book,from the old woman Osugi who wants to kill Musashi for "ruining" her son Matahachi. To Matahachi himself who finds his way in life after many mistakes. To Otsu, who is from long pages obsessed in her love for Musashi.

One of the unredeemed characters, is the cruel and arrogant Sasaki Kojiro, who mastered the use of a long "nodachi" sword crafted centuries earlier and who, finally, is killed by Musashi in the famous Ganryujima duel. While the Sasaki Kojiro of the book is definitely a villain, I don't believe the real Kojiro, who surely was arrogant, must have coincided with the character in the book. The real Kojiro was a master of arms for the Hosokawa fief in Kyushu. Anyway he is mainly honored today as the final opponent of Musashi.

I advise to all the fans of traditional Japan to read the book "Musashi" by Eiji Yoshikawa!


Sasaki Kojiro's bronze in Iwakuni city.

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かきごおり 夏の思い出

2009-07-17 | 日本滞在記


ふやけた手
ふくはぬくぬく
かきごおり

小学校のころの夏休みの思い出に
きょうだいと近所の友だちと連れだって
電車に乗って通った市の水泳教室があります。

泳いだ後のお楽しみだった屋台で買うかき氷は
とびっきり美味しかったのを思い出して
一句詠んでみました。

写真のレトロなかき氷機は旅行で行った安芸の宮島で撮影しました。

絵葉書とおみやげ

2009-07-08 | イタリア
イタリア人に
「日本からどんなおみやげがほしい?」
と聞くと、ほぼみんな
「いいよー、気を遣わなくて。
でも絵葉書もらえると嬉しい。」
と答えます。

普段は思っていることをガンガン言うけれど
誰かから物をもらうことに関しては遠慮勝ちで、
誕生日プレゼントやお祝いを貰うと
「そんな、いいのにー。でも嬉しい。グラッツェ!」
と言いながら満面の笑みでハグ、それから
ブチューとほっぺにキスしてくれる
そんなイタリア人の一面が結構好きです。



日本はおみやげ文化が定着していますが
絵葉書一枚売りしているところって案外少ないんです。
日本全国の有名な観光地シリーズ10枚セットとかが多いです。

私は外国に旅行した友だちから貰った絵葉書を
いつまでも大切にとってあります。

行ったことのない場所の写真、
外国の切手と郵便局のスタンプ、
そして手書きのメッセージ。

イタリア人の家や職場には、家族や友だちから送られてきた
世界各地の絵葉書が飾られていることがあります。
アンティーク市に行くと古い絵葉書が売られていることもあります。

お土産文化の日本と絵葉書文化のイタリア。
旅の途中、絵葉書を見つけたら
旅の感動をちょこっと書いた絵葉書を送ってみるのも
旅のひとコマとして楽しめていいものです。

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ミニバラのその後

2009-07-06 | 日本滞在記
6月13日に書いた記事のミニバラのその後。

毎朝の水やりで、
「昨日よりはっぱが大きくなってるー。
それに今日も新しいはっぱがでてるー。」
と初めて育てるミニバラの成長をウキウキ気分で家族に報告してました。

ある日、庭の手入れをしていたら
プランターに植えられていたミニバラ似の苗を発見!

いや、違うかも。似てるんじゃなくて同じ!
瓜二つ。

「どう考えても、このミニバラ、あの花やと思うんやけど・・・。
ちょっとよく見てみてよ。ほら。なっ、あれちゃう?」

母はおなかを抱えて笑ってました。

毎日、成長を見守っていたミニバラはこちら。
正体は・・・?

       ↓

       ↓

       ↓


きっとどの世代の方もやったのではないかと?
小学校1年生の理科の授業で観察する、あれ。
朝顔です。
5粒入ってた種のうち、唯一発芽したのが朝顔でした。

こういうオチ、かなり笑わせてもらったので悪くないかも。
これからは母の日と聞けば、ミニバラと朝顔。
そうそうこんなことがあってんって
語り継がれるおもしろ話になること間違いなしです!

朝顔のつるは左巻き。不思議ですね。

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