horizon doux italia de -torino-

イタリア・トリノでの日常+αを写真と共に
ほどほどほどよく発信フォトブログ。イタリア語の絵本のことも。

Come comunichiamo?

2009-01-29 | イタリアの絵本


タイトル『 Come comunichiamo? 』
タイトル訳 あなたとわたしの思っていることをどうやって伝えあう?
作者 Silvana Brunelli作 Walter Girolamo Codato絵 
1998年 Orizzonti Edizioniより出版
*7歳~

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著者はパドヴァ大学心理学部卒。
分かりやすい言葉でコミュニケーションの法則と方法を教えてくれる一冊。
イタリアではこうやって子どもに教えるんだなと納得しました。
子どもはもちろん、イタリアで子育て中のお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんにもお薦めします。

アーティストの光 3

2009-01-25 | イベント
3年に一度開催されるトリノ現代美術展、トゥリエンナーレの入り口真上で輝くアーティストの光。
中国人アーティスト、チンユンマのNeongraphy(ネオングラフィー)。
日中、電灯が消えているときは「明」しか見えませんが


夜、ネオンが灯されると中国、日本、韓国、月をあらわす漢字が交互に点灯します。


三国に「月」(月日)を加えると

未来は明るい。

☆インフォ☆
トゥリエンナーレでは2月1日まで「50 LUNE DI SATURNO」(訳:土星の50の衛星)現代美術展開催中です。

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Anselmo va a scuola

2009-01-21 | イタリアの絵本


タイトル『 Anselmo va a scuola 』
タイトル訳 アンセルモ学校へ行く
作者 Giovanna Zoboli作 Simona Mulazzani絵 
2006年 Topipittori より出版
*5,6歳~

もうすぐ学校が始まります。でもうさぎのアンセルモは学校に行きたくありません。
学校の話題になるといつもはピンとしている耳が右に傾いてしまいます。
言葉数は少なくて恥ずかしがり屋さん、でも勇敢な心を持っています。
いつも一緒にいる男の子と空飛ぶ車で夜中の学校へ・・・。

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due scimmie in cucina

2009-01-13 | イタリアの絵本


タイトル『 due scimmie in cucina 』
タイトル訳 台所の2匹のおさるさん
作者 Giovanna Zoboli作 Guido Scarabattolo絵 
2006年 Topipittori より出版
*4歳~

ミケーレはおさるさんが大好き。
そして一番のお気に入りの場所は台所の棚の上。
習い事漬けで忙しいイタリアの子どもとその親に向けてメッセージを発信しているような絵本です。

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アーティストの光 2

2009-01-11 | イベント
前回の「LUCI D’ARTISTA」アーティストの光のつづきです。

トリノのシンボル、アントネリアーナ塔で光り輝く赤色の光は
マリオ・メルツの「数字の飛行」
イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチのフィボナッチ数列
1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, 89…


ポー通りはジュリオ・パオリーニの「パロマ」
現代アートの天文台。月や惑星などを1キロに渡って楽しめます。


カプチーニ山はドイツ人レベッカ・ホーンの「小さなブルーのスピリット」


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A SBAGLIARE LE STORIE

2009-01-10 | イタリアの絵本


タイトル『 A SBAGLIARE LE STORIE 』
タイトル訳 お話をまちがえると
作者 Gianni Rodari作 Alessandro Sanna絵 
1993年 Emme edizioni より出版
*3歳~

イタリア児童文学界では最も重要人物とされているジャンニ・ロダーリ。彼の遊び心で語られるあかずきんちゃん。クライマックスと子どもと大人のやりとりがなんともイタリアらしいです。あかずきんちゃんをすでに知っている子向け。

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ピーラ&フィーリ社のバローロ

2009-01-09 | 食・ガストロノミーア・ワイン
アルバのエノテーカにあったこの言葉。


ピーラ&フィーリ社のバローロ カンヌービ2003DOCG。


2003年はあまりいい年ではなかったそうですが文句なしの出来具合。
バローロ村のカンヌービにあるピーラ&フィーリ社のキアーラ・ボスキスという女性が作ったバローロです。オーク樽で熟成。木の香りとネッビオーロの風味がちょうどいい具合に出ていてバローロにしては熟成年数が少ないけれど、味わい深い一本です。価格はバローロの中では下の方ですが、品質はワインガイドの太鼓判付。
アルコール度数 14度。

雪化粧のテゾリエーラ公園

2009-01-07 | トリノの街、建築物


今回の寒波でベニスの運河、ピエモンテ州やロンバルディア州の湖水は凍結し、フリウリでは-25度を記録。トリノも深夜から降り始めた雪が積もり一面銀世界になりました。

1月6日はエピファニアというカトリックの祝日です。ツリーやサンタクロースの飾りも今日まで。エピファニアが最後のクリスマス行事になります。カトリック以前のいい伝えでは、ほうきに乗った老婆がやってきて、いい子にはお菓子を与え、悪い子には石炭を与えるそうです。また老婆は去年の好ましくないことすべてを持ち去ってくれるので、綺麗さっぱり新たな年を迎えることができると言います。エピファニアのイヴの夜には子どもは靴下を用意して眠りにつきます。クリスマスが2回あってイタリアの子どもはいいなと思いますが、日本はお年玉がありますね。

休日に雪が降ると大人になってもわくわくします。
雪の化粧の「テゾリエーラ公園」に行ってきました。

この公園には18世紀、サヴォイア家時代に財務・文化財大臣として働いていたコッコナート市出身の公爵アイモ・フェッレーロのお屋敷があります。1713年、結婚してすぐ後に妻のクララ・テレーザ・ガイのおじから与えられた土地にお屋敷を建て、周りの敷地を購入しました。敷地の総面積は約75000平方メートルです。数年前まではお屋敷で結婚式が執り行われたり、音楽関係の図書館が設置されていましたが今は閉鎖されています。おそらく老朽化のため修復されるのでしょう。公園内には18種の大木の数々、季節の花々、銅像、噴水、子ども向けの遊具などがあり、市民の憩いの場となっています。この近くは閑静な住宅街で子どもにはいい環境なので住居希望するトリノの人は多いようです。



トリノ市内一古い294歳の巨木プラタナス。
1715年からどれだけたくさんの人たちを見守ってきたのでしょう。
そしてこれらかも。


春も夏も秋も冬もいろんな表情でトリノ市民を癒す並木道。


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新年のご挨拶

2009-01-02 | ごあいさつ


あけましておめでとうございます。

日本から1万キロ離れた美しい国イタリアでの生活を旅行者レベルを超えて日本にいる家族、親戚や友だちに伝えたいなと思って始めたブログもおかげさまで一周年を迎えようとしています。

昨年はピエモンテ州の食と観光との出会いがあり、美味しいもの、綺麗なものに好奇心をくすぐられた一年でした。

今年は美味しい、綺麗、それらの歴史やルーツを深く学んでいこうと思っています。卒業旅行で初めてイタリアを旅してローマの遺跡で思ったこと、それの実現にむけて動き出そうと思います。

HoDoイタリアはワインの熟成のようにゆっくり、そしてじっくり成長していけたらいいなと願っています。
私たちの見たイタリアの今を雑誌の一ページをめくる感覚で楽しんでもらえたらいいなと思っていますので、今年もどうぞ宜しくお願いします!

新年の幕開けを飾るトップの写真はポー川のほとりにあるカプチーニ山の教会(右上)とグランマードレ教会(左)と後ろにうっすら見えるトリノの丘です。

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追伸 普段はイタリア語99%で生活しているので日本語の変な箇所は愛嬌だと思ってご勘弁を。

オリゾンドゥイタリア ドゥトリノ 

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