今回の寒波でベニスの運河、ピエモンテ州やロンバルディア州の湖水は凍結し、フリウリでは-25度を記録。トリノも深夜から降り始めた雪が積もり一面銀世界になりました。
1月6日はエピファニアというカトリックの祝日です。ツリーやサンタクロースの飾りも今日まで。エピファニアが最後のクリスマス行事になります。カトリック以前のいい伝えでは、ほうきに乗った老婆がやってきて、いい子にはお菓子を与え、悪い子には石炭を与えるそうです。また老婆は去年の好ましくないことすべてを持ち去ってくれるので、綺麗さっぱり新たな年を迎えることができると言います。エピファニアのイヴの夜には子どもは靴下を用意して眠りにつきます。クリスマスが2回あってイタリアの子どもはいいなと思いますが、日本はお年玉がありますね。
休日に雪が降ると大人になってもわくわくします。
雪の化粧の「テゾリエーラ公園」に行ってきました。
この公園には18世紀、サヴォイア家時代に財務・文化財大臣として働いていたコッコナート市出身の公爵アイモ・フェッレーロのお屋敷があります。1713年、結婚してすぐ後に妻のクララ・テレーザ・ガイのおじから与えられた土地にお屋敷を建て、周りの敷地を購入しました。敷地の総面積は約75000平方メートルです。数年前まではお屋敷で結婚式が執り行われたり、音楽関係の図書館が設置されていましたが今は閉鎖されています。おそらく老朽化のため修復されるのでしょう。公園内には18種の大木の数々、季節の花々、銅像、噴水、子ども向けの遊具などがあり、市民の憩いの場となっています。この近くは閑静な住宅街で子どもにはいい環境なので住居希望するトリノの人は多いようです。
トリノ市内一古い294歳の巨木プラタナス。
1715年からどれだけたくさんの人たちを見守ってきたのでしょう。
そしてこれらかも。
春も夏も秋も冬もいろんな表情でトリノ市民を癒す並木道。
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あけましておめでとうございます。
日本から1万キロ離れた美しい国イタリアでの生活を旅行者レベルを超えて日本にいる家族、親戚や友だちに伝えたいなと思って始めたブログもおかげさまで一周年を迎えようとしています。
昨年はピエモンテ州の食と観光との出会いがあり、美味しいもの、綺麗なものに好奇心をくすぐられた一年でした。
今年は美味しい、綺麗、それらの歴史やルーツを深く学んでいこうと思っています。卒業旅行で初めてイタリアを旅してローマの遺跡で思ったこと、それの実現にむけて動き出そうと思います。
HoDoイタリアはワインの熟成のようにゆっくり、そしてじっくり成長していけたらいいなと願っています。
私たちの見たイタリアの今を雑誌の一ページをめくる感覚で楽しんでもらえたらいいなと思っていますので、今年もどうぞ宜しくお願いします!
新年の幕開けを飾るトップの写真はポー川のほとりにあるカプチーニ山の教会(右上)とグランマードレ教会(左)と後ろにうっすら見えるトリノの丘です。
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追伸 普段はイタリア語99%で生活しているので日本語の変な箇所は愛嬌だと思ってご勘弁を。
オリゾンドゥイタリア ドゥトリノ
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