タイトル『 L'orso con la spada 』
タイトル訳 けんをもったクマ
作者 Davide Cali Gianluca Foli作絵
2008年 Zoolibri出版
4歳~
シャキーンと一振りでなんでも真っ二つに切れる
けんを持ったいじっぱりなクマがいました。
ある日、クマは自分のけんがどれだけすごいかを確かめるために
森中の木を切り倒してしまいました。
おなかが減るまで切ることをやめませんでした。
そんなある日、クマの家が急なダムの放流で流されてしまいます。
クマの家は敵が来ても大丈夫なように頑丈に作られていました。
「誰がおれの家を壊したんだ!そいつを見つけ出して
このけんでまっぷたつに切り裂いてやる!」
と、なんでも切れるけんを持って森へ犯人探しにでかけます。
最初はダムの門番のビーバーのところへ、お次はイノシシ、
その次はきつね、最後に小鳥たち。
みんな自分たちのせいではないと言い張ります。
さて、だれがクマの家を壊したんでしょう。
話の展開が上手なお話です。
「l'isola del piccolo mostro nero-nero」と同じ作者です。
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