horizon doux italia de -torino-

イタリア・トリノでの日常+αを写真と共に
ほどほどほどよく発信フォトブログ。イタリア語の絵本のことも。

2月28日は徒歩の日

2010-02-28 | トリノの街、建築物
まだ車という交通手段が普及していなかったころのトリノの景色って
こんな風だったのかなぁと想像して撮影しました。



2月28日の午前10時から午後6時まで特別な許可のある人を除いて、
すべての車種の使用が禁止されます。ディーゼル車や欧州式の暖房が原因で
空気中に漂う埃の数値が欧州が定める基準値よりも高くなっているそうです。
今月2回目の、「ドメニカ ア ピエディ」です。
(ドメニカは伊語で日曜日、ア ピエディは徒歩でという意味です。)

明日は天気が良かったら、バスやトラム以外の車はほとんど走っていないだろう
トリノの中心地の道路の真ん中にポジションを取って写真撮影をしようと思っています♪
1ユーロで買えるバス兼地下鉄の切符一枚で一日乗りたい放題なんですよ。

もし明日、このブログを見てくださっている日本から来られている方で
写真撮影している日本人を見かけたら「HoDoさんですか」って
声をかけてください♪(笑)特別美味しいカフェが飲める場所をお教えします~。

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日々の暮らし

2010-02-26 | 生活 La vita
日本だったら100円ショップで簡単に手に入る収納グッズ。
私の場合、イタリアではもっぱらIKEAや無印でしたが最近は、
運がよかったら、「これは使える!」と思える商品が見つかる99 cent shop。
去年ぐらいは商品の質に幻滅し、いつかつぶれると思っていたのですが、
ここ最近、数は少ないものの使える商品がちらほら。

お金をかけずに収納できるって嬉しい♪



奥行き60センチの棚にちょうどサイズがぴったりのトレイを見つけたので
さっそく薬を整頓してみると期限の切れた薬がけっこう出てきました。
期限切れの薬は、薬局の前にある期限切れ薬品回収箱に持っていきます。

最近は薬をめっきり飲まなくなった夫。
ちょっとしたことで抗生物質やら痛み止めに頼っていたのですが、
まだたくさん薬が残ったまま期限が切れてしまった薬を見ながら、
薬に頼らなくても大丈夫になったという証拠なのかなと思いました。
喜んで回収箱に放り込めます。

医食同源。

忙しかったり面倒くさいときでも、冷凍や出来あいの物は
食卓には出さないと決めてやってきたのが良かったのかもしれません。
(食費がかさむってのもありますが。)

親と離れて暮らして自分で毎日の食事を用意するようになってまだ2年半程。
自分が作らないと食べられない、
生きることは食べることだと思うようになってから、
食べるにたどり着くまでのいろいろな過程が楽しくなり、
家庭を大事にするってこういうことなのかなぁと思っています。

朝起きてからすでに夕食のことを考えていたりします。(笑)

これからは日本人とイタリア人の体質の違いからくる
栄養吸収や消化についても知っていかないと。

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アレクサンダとぜんまいねずみ

2010-02-24 | イタリアの絵本



タイトル『 Alessandro e il topo meccanico 』
タイトル訳 アレクサンダとぜんまいねずみ
作者 Leo lionni作絵 
2008年 Babalibri出版
2歳~

日本語でもおなじみ、レオ・レオニの絵本です。
レオ・レオニはオランダ生まれ。
イタリアで経済学を学び、イタリアに暮らしていまいた。
本来はイタリア人作家だけを選んでいますが今回は例外です。
心があったかく、そして優しい気持ちになれる名作だと信じている
一冊なので選びました。

谷川俊太郎さんの日本語訳が素晴らしいように
英語からイタリア語訳されたこの作品も綺麗な表現が使われています。

初版は1969年です。長い年月を経て読み継がれる絵本だと思います。

楽しい時間を共有できる友だち。
そんな友だちがいるっていいな、そう思える絵本です。

ネット上で実際に言葉を交わさなくても
コミュニケーションがとれてしまう時代。

情報収集もコミュニケーションも
スクリーンや携帯電話の画面の中で簡単に出来て、
効率はいいかもしれません。

でも、ちょっと立ち止まってみてください。
あふれる情報の中に生きていて、気が付かないうちに
付加価値を友だち関係にまで求めていませんか。

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静かなアパルトマンだったのに

2010-02-23 | 生活 La vita
毎日上り下りしている階段。



10世帯が住む小さめのコンドミニオ(イタリア語でマンション)。
ここに住んで2年になるけれど階段であまりご近所さんと会わない。

お隣さんは一人暮らしのお兄さん。
ずっとシングルだったみたい。
でも私が日本に帰っているときに彼女ができたらしい。
まだほやほやのカップル。

今まで静かで物音トラブルなんてなかったのに、
平日の夜中の2時過ぎから聞こえてくる彼女の声にストレス大。
お兄さん、あなたは悪くない。普段から礼儀正しいし感じもいいんだけど、
でも、お願いだから寝静まった平日の夜中はやめてください・・・!
お構いなしの彼女、早く寝かしてください!

昨日夜にお隣のお兄さんと階段で出くわした。
「チャオ」とお互い軽く挨拶は交わしたけどなんかぎこちない。
あの夜はあまりにうるさかったのでお兄さんの部屋側の壁に置いてある
箪笥の引き出しを思いっきり開けたり閉めたりして、
聞こえ過ぎですアピールしたこと、気がついてたのだと思う。

彼女が来ているのを察すると落ち着いて就寝できないこの頃です。
一軒家がいいや、やっぱり。耳栓対策以外に何かいい方法があれば・・・。

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不変

2010-02-21 | 食・ガストロノミーア・ワイン
120年の歴史。
厳選された素材と熟練した職人の技。
伝統製法。
そしてモノ造りへのこだわり。



ヨーロッパの街並みがいつの時代も変わらず美しいように、
手間ひまかけて作られる年間生産が数千本のこの美酒たちも、
このままの姿で有り続けてほしいと思った会社訪問。

アルプスの雄大な自然と共に生きる男たちが丹精込めて作った自慢の美酒。
嗅覚、味覚だけでなく、五感すべてが反応してしまうそんな美酒です。
別件の仕事がこの美酒と引きあわせてくれて、この偶然に感謝。
トリノ生まれの「洗練されたモノ」が好きなプロセスこだわり派の
夫も虜になっています。

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サンレモ音楽祭

2010-02-18 | イベント
16日から始まったリグーリア州の小さな街サンレモで開催されている
サンレモ音楽祭。戦後から続いていて今年は60回目だそう。

イタリアンポップミュージックの音楽祭で、
今年の大賞と新人賞が決定されます。
参加ミュージシャン以外に、国内や世界から招待された歌手の姿も。
初日は、例えば今ときの人、スーザン・ボイルが熱唱しました。

3日目の今日は、「音楽が伝説になるとき」というイベントがあって
とても楽しみにしています♪



英国や米国でも活躍しているイタリア人シンガーソングライター、
ELISAがサンレモにやってきます!
もうファンになって10年経ちます。英語の歌がほとんどだけど、
ときどきイタリア語でも歌います。詩の意味が分かりたくて、
アルバムを買ってはイタリア語の勉強をしていました。

歌の祭典は20日の土曜日まで続きます。
ヴァンクーバー冬季オリンピックよりもサンレモ。
ラジオでもテレビでもサンレモの話題ばかりです。

初日、サヴォイア家のエマヌエレ・フィリベルトが歌う姿を見たときは、
さすがにドン引きでした。踊ったり歌ったり、怖いもの知らずのチャレンジャー。
イタリア・アモーレ・ミオってタイトル、冗談としか思えない・・・。
昨日はいろんな番組でからかわれていた彼。それが狙いだったのかな。

興味のある方は、YOU TUBEで↓コピー&ペースト。真中の金髪の彼です。
60° Sanremo 2010 - Pupo, Emanuele Filiberto e Luca Canonici - Italia Amore Mio -

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Platti'のチョコレート

2010-02-15 | 食・ガストロノミーア・ワイン


トリノ商工会議所からHistoric Shopに認定されている
ヴィットリオ・エマヌエレ2世通り72番地にある
1870年創業の「Platti'」というカフェ&お菓子屋さんのチョコレートです。

ボーリングのピンのような形のチョコは、
グラッパボンボン。これ、かなりはまりました。
グラッパとビターチョコってこんなに合うんですね~。
あとひとつしか残っていません。(涙)

上から2段目の黒トリュフは、ラム酒漬けのチェリー入り。
これもかなりいけます!

あとは、右端一番下のしましまチョコ。
これはクレミーニといってクリームのような舌触りで
とろんと溶ける具合がたまりません。

男性から女性へプレゼントするイタリアのバレンタイン最高♪
グラッパボンボンもっと最高♪

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ワイン好きのリサイクル

2010-02-13 | イタリア


ワインのコルクをリサイクル。
何に姿を変えるかというと、コルク建材になります。
天然コルクが住宅の防音、断熱壁材や床材に使われ、
CO2削減に役立ちます。

ワインの名産地、ピエモンテ州のクーネオ市にバイオ建材&家具を
取り扱っている共同組合が積極的にコルクの回収を行っています。
回収に協力している小学校、レストラン、ワイナリー、COOPなどに
コルクを持っていくだけでCO2削減に協力できます。

共同組合のサイトはこちら↓
http://www.artimestieri.com/home/index2.php
回収協力先のリストもあります。

トリノの街中で分かりやすい場所は、
via xx settembre 67 にあるMondo Nuovoという
フェアートレーディングの商品を扱っているお店です。

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ちっちゃなおばけくろくろちゃんのしま

2010-02-11 | イタリアの絵本


タイトル『 L'isola del piccolo mostro Nero-Nero 』
タイトル訳 ちっちゃなおばけくろくろちゃんのしま
作者 Davide Cali + Philip Giordano作絵 
2008年 Zoolibri出版
2歳~

2年前に出版されたまだ新しい絵本ですが、
なかなか見つけられず、本屋さんに頼んで取り寄せてもらいました。

あちこちまっくろけの島、
くろくろ島の住人ちっちゃなおばけのくろくろちゃん。
くろくろちゃんの大好きなことは写真を撮ること。
だけどくろくろ島で撮った写真はぜんぶ黒!

ある日、くろくろちゃんの友だちのくろくろコウモリが言いました。
「ボートを作って写真がとれる他の島へ行こうよ。」

そうしてくろくろちゃんの写真撮影のできる島探しの
冒険の旅が始まるのです。

個人的にとても気に入ってる絵本です。
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陽のあたる場所とあたらない場所

2010-02-10 | 生活 La vita


満たされている、満たされてない。

日々の生活は、それの繰り返し。

意識の仕方を変えれば、ちょうどいい具合に明暗のバランスが取れるのかも、
という事を何日も考え事をし続けて疲れていたときに、
何気に去年の今の時期に撮った写真を見ていて気がついた。

ひなたと日陰。

それの繰り返し。

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ルリージアのミネラルウォーター

2010-02-07 | 食・ガストロノミーア・ワイン
イタリアの水道水は普通に飲めるのですが・・・。
料理には水道の水を使いますが、トリノの水は普段の飲料水としては
石灰分が多すぎるように思えて常にミネラルウォーターを買っています。



ガス入りです。初めはうぇっと思ったガス入りウォーターも
今では生活には欠かせないもの。

食の見本市などでスポンサーになっているLURISIA(ルリージア)という
ピエモンテ州のアルプスにある天然水の会社のガス入りウォーターが
一番美味しいように思います。

ルリージア・ガス入りミネラルウォーター(瓶入り) 750ml
クリエーター情報なし
ルリジア

ペットボトルより瓶入りの方が安心ですね。


ルリージアの天然水をビールやワインの製造などに使っている会社もあります。

ちなみに私が今愛用している日焼け止めクリームも
ルリージアの水をベースに作られていて、これも日常には欠かせません。

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グレンビューレ

2010-02-05 | ハンドメイド(インテリア、手芸)
日本のセールで買っておいた麻100%の生地を
チクチク一直線に手縫いして、ワンポイントに
デイジーの絵柄のついたリボンを少しだけ縫い付けたカフェエプロン。



料理中、手を洗って布巾を探している間に床に水滴がポタポタ。
首からかけるエプロンは肩が凝るので苦手。カフェエプロンが一番使い勝手がグット。

我が家にはまだミシンがないので、裁縫はいつも手縫いです。
縫物をしていると決まって見物客のように見にくる夫。
何が出来あがるのか気になるらしく、

「それ、布巾?」
「もしかして、買い物袋~?」

グレンビューレ(イタリア語でエプロン)は結局出てきませんでした。

☆grembiuleってフランス語っぽいけどイタリア語です。
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ウォールフック

2010-02-04 | ハンドメイド(インテリア、手芸)
ずっと欲しいと思っていたウォールフック。
友だちが遊びに来た時に上着をかけて置く場所がなくて不便だなと思っていたのです。



やすりをかけて面取りしたモミ材にオニキス色を塗って、
日本のインテリアショップで購入したフック3個を固定しただけの
簡単な手作りウォールフックです。

一番手間がかかるのは、ウォールフックを壁に設置する作業です。
イタリアの住宅の壁は内側に硬いレンガ、そして表面はコンクリートや
漆喰で固められていて、とっても丈夫なんです。

そこで登場するのが、穴あけドリルです。

ドドドドドドドーとすごい音がします。周りの壁に反響して耳がキーンと痛くなります。
夫がドリルを使うときは、私が横で掃除機を構えます。
オレンジ色のレンガの埃は細かくて掃除が大変なのと、吸いこむと咳き込むから、
掃除機で埃を吸いこみながら穴を開けています。

穴が開いたら、タッセッロというププラスチック製の筒状のキャップを
穴にはめ込んでからねじを締めていきます。

ウォールフックが一つ増えただけなのに玄関の印象が少し変わったように思います。

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日曜日はぷらぷら

2010-02-01 | トリノの街、建築物
朝からぽかぽか陽気の日曜日、
前から気になっていたあるアルコールを探しにチェントロ(街の中心部)へ。

車をポー川沿いに停めて、ポー川を見ながらぷらぷら。
天気が良かったのでポー川にはたくさんの鳥がいて
案の定、鳥好きの夫が、
「鳥がみたい!」と言ったので2キロ程川沿いをお散歩しました。


飲食店以外のお店はほとんど閉まっている日曜日のトリノの街。
みんなぷらぷらお散歩しながらしゃべり。小腹が減ったらカフェバールで一休み。
日曜はいつもこんな感じでリラックスしてお散歩しているトリネーゼたち。


イタリア王国統一のときに活躍したガリバルディの像はポー川沿いにあります。
像の後ろは小高い丘にあるモンテ・デイ・カップチーニ教会です。
そこに上るとトリノの街と雄大なアルプスの最高な景色が見られます。


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オリゾンドゥイタリア ドゥトリノ 

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