horizon doux italia de -torino-

イタリア・トリノでの日常+αを写真と共に
ほどほどほどよく発信フォトブログ。イタリア語の絵本のことも。

二年前の5月と今

2021-05-12 | fotografie スナップ


毎日感染対策を徹底しながら
淡々と過ごす日々。
2年前の5月の写真が偶然目に止まった。
家族で訪れた巴里の写真。
ルーブル美術館が休館で行けずじまいだったので
また近いうちに来れたらいいなと思っていた。
でも今となってはそれはいつになることだろう。
このコロナ渦の時代にあって。

朝方だと思うが、夢を見た。
皆マスクをせずに暮らしている。
自分だけがマスクをはめていて
周囲の人たちは笑っていた。

きっと今回の子どものPCR検査の結果が
こんな夢を見させたのかもしれない。
陰性で本当に安心した。

金曜日に一日発熱し、すこし頭痛も。
週末は、けろっと復活し家で元気に過ごしていたのだが
慎重な小児科の先生のご判断で
念のため、PCR検査を受けてはっきりさせることとなった。

月曜日に検査をし、結果が分かるのは48時間以内。
その間は自宅待機。
とにかく元気だったし、学校以外は人と密に会っていないのもあって
陽性であるわけがないと信じていた。
でも数パーセントは、これがもしイギリスやインドの変異株だったとして
PCR検査で陽性になった場合、親も子も強制的に2週間の自宅待機になり
買い物にすら行けなくなる。外出が見つかれば罰金。
そうなったら誰に助けを出せばいい?
と不安になったのは事実。

今回は難を逃れた。本当に良かった。
少し気がかりなのは、今月に入ってから
バールやレストランでの飲食が可能になり
マスクをしていない客で席が埋まっているところを目撃すると
気の緩みでグラフのカーブがぐんと上がるのは時間の問題だなぁと思う。
イタリアは一日の死者が約250人。決して少なくはないし
毎日近くの教会ではお葬式が行われている。そして教会の前のバールには
人が集まって飲食をしている。なんだかなぁ。

6月の頭に小学校は夏休みに入る。
それまで学級閉鎖されることなく、元気に終業式を迎えられたらと願うばかり。


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