
最近は気温15、16度ぐらいのポカポカ陽気が続いています。
日曜日は、天気も良かったのでチョコレート見本市に行ってきました。
すっきり晴れた青空、白いテントの並ぶ広場、チョコレートの香り。

日本には神戸にお店がありますね。カッファレルのスタンド。
黄色いジャンドゥイオットの形は広場で一番目立っていました。
カッファレルの包装やデザインは季節感があるので好きです。

シルビオ・ベッソーネのスタンドは力入ってました。他のスタンドの倍以上のスペースを構え、ミニチョコレート工場になっていました。
目の前でチョコレート製造が見られる、そして味わえる、気に入ればその場で購入できる! 五感をだいぶ刺激されました。
職人のお兄さんもしっかりカメラ目線でサービス。ベッソーネ本人かどうかは確認できず。ポスターに写っているチョコまみれの手のお方は本人ですね。


ピエモンテ州は、さまざまな分野での優秀な手作り職人さんたちを認定する制度を設けいています。今回は、トリノ市内で頑張るチョコ職人さんのところでチョコレートを500グラム買いました。大きなチョコレートを目の前で好きな量だけ切ってくれます。味見がしたいと言うと、一口で口に収まりきらない大きな塊を渡してくれます。イタリアの試食サービスは太っ腹だなぁといつも思います。売るときもこちらが要求したグラムの倍カットしちゃうので、結局は予定よりたくさん買うことになるんですが、それもイタリアらしくていいじゃない~って思っています。特に野外の見本市って開放的で気持ちがいいですから、量なんて気にしません。

ちょっと休憩タイムでは、ペイラーノのチョコレートムースを食べました。
むちゃくちゃ、美味しかった~の一言です。
毎年この時期に行われるチョコレート見本市。トリノとチョコレートは歴史的に見ても切り離せない関係にあります。 仕事熱心なピエモンテの職人たちが築いてきたチョコレートの歴史もあります。チョコレートのファンの方、イタリア旅行を計画されることがあれば、3月のトリノも考慮に入れてみてはいかがでしょう。トリノで上質なチョコレートを味わってみませんか。
参加しています。

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きむらゆういちさんの「あらしのよるに」のイタリア語版です。
このお話は、日本の学校指定図書、図書館指定図書、そして小学校の教科書にも掲載された日本を代表する児童文学です。
「あらしのよるに」のお話は続きがあり6巻シリーズになっています。プラス7巻目の「まんげつのよるに」もあります。
日本では05年にシリーズの映画が公開されました。
子どもから大人まで見る人の心を和ませ、ときにはらはらどきどき、涙も誘う、いつまでも心に残る名作です。イタリアでも大きな本屋や大型ショッピングセンターにてDVDは販売されています。
いつも行く絵本屋さんの奥さんから何気に「これがおすすめ!」って自分の好きな絵本を手渡されたとき、イタリア人にもこの話の良さがわかるんやって嬉しくなったと同時に、ちょうど絵本を贈り物にしたいと思っていたので迷わずこれにしました。そして自分用にも一冊買いました。
イタリア語版は残念ながらイラストは原作ではありません。
中身も白黒印刷だけど、かえってそれが嵐の夜の暗闇を強調していていいのかもしれません。
タイトル『 In una notte di temporale 』
原作タイトル あらしのよるに
作者 きむらゆういち作 Simona Mulazzani絵
1998年 SALANI EDITOREより出版
*4歳~
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いろんな種類の、色とりどりのお花が売っている「花市場」
花やさんに比べると鮮度も価格も抜群に良いです。
種類も豊富。売ってる人も親切。
「はい、どうぞ。お嬢さん ありがとうね。」と言われて花束を渡される瞬間が好きです。
花市場は私のお気に入りの場所です。
バスに乗って往復1時間半、帰りのバスでは、イタリア人のおばちゃんに
「どこで買ってきたの、きれいね。あっ、花市場知ってるよ。
いくらしたの? えっ、そんなに安かったの? 今度私も行こう」
なんて会話のネタになったりします。

最近は初めて会う人に、ちょっとした花束をあげることを楽しみにしています。
今日は写真中央のピンクとしろのチューリップを選んでみました。
花びらの先がぎざぎざになっていて、オウムのチューリップと言うそうです。
気に入ってくれるといいなぁ。

タイトル『 sembra questo sembra quello... 』
タイトル訳 コレみたい アレみたい...
作者 Maria Enrica Agostinelli作絵
2002年 Salani Editoreより出版
*2歳~
バナナみたいだけど・・・違う、鳥のくちばし。
帽子みたいだけど・・・違う、緑のかさ。
形の一部を見ているとコレみたい、でもアレだったと展開して次のページを開くのが楽しい絵本です。
作者は長い間、ジャンニ・ロダーリのためにイラスト書いてきました。この絵本は作者が亡くなってから見つかったものです。最後のページに、見た目はいいおじさんが背中に棒を隠している姿と、見た目は怖いおじさんが背中に一輪の花を隠している姿を比べています。そして大事な事は、間違ってしまうこともあること、多くは見た目と同じとは限らないということを理解することだよって締めくくられています。
参加しています。

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オリゾンドゥイタリア ドゥトリノ
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