横浜から北海道の山村に移り住んだ、我が家のつぶやき

北海道追分に移り住み5年。今度は追分から恵庭へ。毎日が新鮮で愉しい事だらけ。そんな生活を気まぐれにおしゃべりしています。

夜勤

2013年09月15日 23時11分00秒 | 仕事

いつものように16時半出勤すると、なんだか中が騒がしい。

ドアーをそっと開けると・・

なんだなんだ!!

大きなまな板の上にはまたまた大きな魚が横になり、出刃包丁を持った板さんが?さばいているではないか。

入居者のば~ちゃんじ~ちゃんがその周りでじっと目を凝らして見つめている。

(ひとり、と~さんだけは座ることなく歩きまわっていたけど)

ホーム長が外出先の紋別から持ってきた魚たち。

80センチはあろうかと思う「鮭」(北海道では秋あじと呼んでいる。)と「シーラ」と「ぶり」。

さばいている端から、みんなで賞味する。

旨い!!

板さんは用事があり、さばき途中で帰宅。

“あとは真知子ちゃんお願いね~”

“はいよ!”と返事はしたものの・・・

皮をはぎ、刺身用にサク作りをして、頭はカマを取り、骨は割りアラを作り、

頭を割った際に血が飛び散り、

指からも少々血が出てくるし、

遅番スタッフと、じじばばの洗面をしながら2人で大奮闘。

この日の夕食はもちろん刺身定食。

シーラの刺身を初めて食べたけど油がのって結構イケタ。

遅番が作ったこの日の献立は他に、かぼちゃの煮付、ほうれん草の胡麻和え、きゅうりの酢の物、なすの味噌汁。

あ~~これにはお酒でしょう。

なんとか整理し、し~となったホーム内。

今宵と~さんはいかに・・・・

あら?

部屋で寝てる。

まだ寝てる。

またまた寝てる。

朝まで寝てる。

よほどお疲れだったのか。

朝起きてきたと~さんはすっきりした顔だ。

いい顔だ。

今日は敬老会。

“敬老会にお呼ばれされているから、ちょっときれいにして行こう。”

ば~ちゃんたちにおしろいつけて紅つけて、

“どう?”

“なんか恥ずかしいよ~”

なんて言いながらみんなニッコニコ。

“と~さん、どうみんなきれいでしょ?”

・・・・・

“お~きれいだ。”

“と~さんも髭そってきれいにしよう”

きれいになるってやっぱりいいよ。

年を重ねるほどきれいにしていたいと思う。

男も女も同じ。

あきらめたら終わりだから。

怠けたら終わりだから。

この日の夜勤、なぜかとっても疲れていた。

ホーム長、夜勤に入る前は、魚2本までね。

でも美味しかった。

みんな喜んでいたよ。

ありがとう。