ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

4月9日ある施設にてイベント司会

2006-04-09 | 雑念
もともと人形劇だった1時間を穴埋めに。ということで
(前半ゲーム・後半○×クイズ)

打ち合わせも無く、現地に行くとすでにイベントは始まっていた

ボランティアの出店。風船を配るおじさん。子供をつれてきた親
おじいさんおばあさんの集団
幼児から小学生高学年

そんな人々が入り混じっている・・・

これがイベントの世界なのか?
少し尻込みしてしまう
こんな人々を小さな舞台から何を発信するか?

まあ考えてきていたのは室内のイメージだったんだが・・・

現場にいるから悩んでいる暇は無い
セッティングは20くらい並ぶパイプ椅子を動かすだけ

実は「キンボール」を嬉野からお借りしていたのだ

オープニングはボランティアで来てくれた大学生の手遊び

その後すぐ「おもしろいお兄さんがおもしろいゲームをしてくれますー」
というハードルをあげる紹介でホクトマンが登場

「しあわせのキンボール回し」というお題でルールは
「地面に着けちゃーだめだよー」「みんながさわるように」

直径2mほどのバルーンが面白くないはずがない
子供たちは我先にキンボールを追いかける

イベントの雰囲気。こんなところでみんなで遊べる
レクリエーションをするのは
相当実力がいるなあと実感した

今回は道具の力で乗り切った感じ(ギリギリ)

ひとしきり遊んだあと
「○×クイズー」「正しいと思う人はピンクのボールの方へ」
「間違っていると思う人は黒いボールの方へ」
「最後まで残った人は商品がもらえます」
みたいな・・・

なぜ○×クイズ?すでに決まっていたにせよ
商品を我先に奪い合う子供たち

そこに面白けりゃなんでもいいやんの
「ただのレクリエーション」の匂いがする

仕事として受けたが
自分が司会をしていて
寂しい気持ちになった

そこに「教育」の匂いは全くしなかった

ホクトマンはただのピエロなのだろうか?

そんなことを思っていた矢先

ホクトマンは集中力が途切れたのか
小さな子供を泣かしてしまい
そして心を傷つけた

プロとして仕事をするうえで
必要最低限の心のリスクマネージメントが
できていなかった

確実にホクトマンのミスである

相当ホクトマンは凹み
帰路は足が重たかった(ズルズル

修行が足りないぞ!!ホクトマン
そんなことではこれからやっていけない
気合を入れろ!!

しかしまたひとつ、こんな経験を出来たこと
怪我のリスクマネージメントだけじゃなく
心のリスクマネージメントをするポイントを学んだ

絶対自分のためになったはずだ!!!!
頑張れ!!ホクトマン

そしてホクトマンをそのイベントに紹介してくださった方へ
「本当に申し訳ございませんでした。修行しなおします」