「時間どおりに動かしたい」「全員きちんと座らせて話を聞かせたい」「仲良く喧嘩がない平和な関係を作りたい」「怪我させたくない」「失敗して傷つかないようにしたい」などは指導者のエゴである。学校教育は多数の生徒を時間数で管理しなければいけないため、強制的に枠に収めていくが、体験学習、野外教育、社会教育などは参加者自身が考え、失敗し、改善して、成長していくもの。そのチャンスを指導者のエゴ(過保護や過指導)でチャンスを奪う権利があるはずもありません。別に自由に好き勝手やらせるのではありません。指導者の的確な問いかけ、声かけ、プログラムの流れなどで「考えさせる」ことを目指してみませんか?自分たちで考えて遊んだり、初めての友達に話しかけたり、火が初めてつけることができたり、一度怪我をしたことは自分で避けてみたり、喧嘩して友達の大切さを学んだり、楽しい話を聞くために自分から座ろうとすることなど体験学習指導者が伝えようとすることのすばらしさは果てしなく美しいと思います。一緒に悩みながら楽しみながらコミュ
ニケーションを図っていきましょう。
ニケーションを図っていきましょう。