ホクトマンのアドブログ

アドベンチャープログラムを愛するすべての人と、そうでもないすべての人へ。ひとりごと、今思うこと、泣き言、楽しか

西はりま天文台公園

2008-03-11 | 雑念
只今西はりま天文台公園にてキャンプ

いやいや仕事ではなく、3月末からのキャンプの下見を兼ねた半分プライベートなキャンプ

そのキャンプのリーダーたちの事前研修キャンプにご同行する形

ゲームや野炊(鍋)やらナイトウォークやらキャンプファイアやら楽しんでおりますハイ

星めっさ綺麗です

ちょいと長い話。文珍を見れた話

2008-03-11 | 雑念
昨日の寄席の出来事

18:30開幕17:30開場
それまで三宮をぶらぶらするつもりで14:20くらいに会場前を通りかかるとすでに行列ができている

「前売り券は完売しました」の文字
会員でもない私は当日券を買わねばと4時間前にもかかわらず並んでみる

すると後ろにおばちゃん2人がこの行列を話題に30分以上話し続けている
「すごいなぁ」「ちりとてちんの効果や」

しかし後ろからカバンはとんとんあたるし、うるさいし、面白くない話を永遠にしている
立って待っているため腰は痛い。イライラもピーク
2時間くらいたった16:00過ぎくらいに風月堂のハッピを着たスタッフが行列を前に詰めさせ、階段まで動いた

やっと座れると一息つく
しかし開場はまだ

そこから30分くらいたった頃にスタッフが声をかけはじめ、階段を登ってくる
「当日券お求めの方はおられますかー?」

前に来たときのように当日券の数を勘定しているもんだと思っていたら違う

5人前くらいの和服の女性が手を挙げ説明をうける
「本日は前売り券で席が完売しましたので当日券を発行出来ません」

すると今までずっとしょーもない話をし続けてきていたおばちゃんたちが「いやー。今まで並んで入られへんかったら気の毒やわぁ」「ほんまやぁ」と会員目線でモノを言っている

その和服の女性はメールでスタッフとやりとりをしていたみたいで当日券があると言われていたらしい

いや本当に入れないのは我々(2人で行っていたので…)。
スタッフが近づき「当日券を…」
手をあげる

結局受付でキャンセル待ち的な方法で入れないかもしれない趣旨のことを言われた

帰ろうかなと気持ちが揺らいでいた瞬間。後ろで始まった。「気の毒やわぁ」「ほんまやぁ」

正直嫌だった
半分あきらめていたら、さっきまで自分たちだけの会話であった“うしろ”が直接話しかけてきた

「気の毒やなぁ」「残念やなぁ」「はぁ」「可哀想になぁ」「はぁ」

ここまでなら意味無い会話に腹立たしさだけが残っているところ

しかし今回のおばちゃんには実行力があった
「会員一人につき一人は優先に入れるの」「だから一人は救うことができるのよ」「一人でも入りぃ」

なかなか笑けてきた

私はどっちでもよかったので、必死になっているのはおばちゃんたちだった

その必死に助けようとしてくれようとしている状態が面白くなり乗っかりたくなってきた

結局連れがおばちゃん達に救われ、私はキャンセル待ちになった
そのまま開場され3人で入って行った

縁やなぁなどと呑気なことを言っている場合ではないのですが。私は入れないかもしれないのですし…

続々と会員が席を取っていくのを横目で見ながら同じキャンセル待ちの立場の人達を見る

受付ではなぜ入れないのか?ともめている

せっかく落語で笑いに来ているのに殺伐としている矛盾に哀しく感じながら待っていると

「お名前をお伺いしていた方、10名の方のみご入場頂きます」

最初に名前を呼ばれ入場
当然立ち見覚悟でした

するとおばちゃんのアドバイスでしょう連れがひとつ座席をキープ
前から5列目に座れました
前には先ほどのおばちゃん達
和気あいあいとお礼を言って落語を堪能

立ち見は辛かっただろうなぁ
今回はスーパーラッキーでした

帰りぎわおばちゃんが「また会いましょう」と言って帰っていきました

粋ですね