久しぶりの車中泊
鹿児島から国道3号線を北上。
もう随分見慣れた道中。
鳥インフルのツルたちは元気かな?と思いを馳せながら鹿児島を後にする。
全国的な寒波の日。
海沿いの道は並みの大きさと横風に煽られるジーノ君のハンドルからも伝わってくる。
山々を見ると遠くの方は白く雪がかぶさっている。雲も低く覆って今にもこちらに迫ってくる。
これは何か恐ろしいことになりそうだ。
そんな予感は大抵当たる。
昼に出発したからすぐに薄暗くなって
運転も快調に夜のロングドライブになった。
軽く九州を縦断して福岡に入った頃にはもうクリスマスのイルミネーションが街を彩っている。
そんな平和な都会の喧騒を尻目に関門トンネルを通る。九州はあっという間だ。
車中のPodcastも溜まりに溜まったアーカイブを全て吐き出して、笑ったり感動したり選挙に思いをめぐらせたりした。
トンネルを抜けるとそこは雪国だった。
それはさすがに言い過ぎだ。
そこまで積もっていない。
だが本州上陸に少し動揺したのか、
絶対に間違えたくない最初の分岐点でミス!
国道を脇道へと離脱。
海沿いの漁港やラブホ群を通ってヒヤヒヤ。
大きなトラブルにはならないが、精神的にやられた。
幸先の悪い本州上陸に気持ちも萎えるが、
またもやPodcastに助けられたりする。
小雪もチラつき、山口県は国道も雨か雪が降ったようで少しずつ路肩に雪らしき白い物体が目に入ってくる。
時間は「てっぺん」に差し掛かり、
野営地を探す事になる。
路面状況はまだ凍ってはいないが、早めのピットイン。滑りたくないからだ。
明日は朝から怖いな…と思うが、
用心のためにチェーンと簡易スノーカバー(?)を持ってきているので安心だ。
と車をコンビニ前に停車。
早々に寝袋に入る。
いつもは寝袋を掛け布団式にかけて寝るのだが、眼が覚めるとこごえていた。身体の震えが止まらない。ヤバイ。
久しぶりの車中泊。
寒さを舐めていた。
早速コンビニに入り、100円ホットコーヒーを購入。生き返る。
そして寝袋を本来の芋虫形状にして潜り込む。やっぱり違う。中は体温で温められ確実に暖かい。この寝袋はもう10年以上旅のお供だが助けられた。
やっぱり道具は神様である。
大切にせねばならん。
そしてそんな時に閃めく!
別のアイデア!
この旅とは全く関係のないことを思いつく。
ヒラメキとはこういうことなのだ。
そのアイデアはまた次の機会に紹介する。
そして僕は車の窓が曇っていく寒空の中、芋虫として眠りについた。
冬眠である。
鹿児島から国道3号線を北上。
もう随分見慣れた道中。
鳥インフルのツルたちは元気かな?と思いを馳せながら鹿児島を後にする。
全国的な寒波の日。
海沿いの道は並みの大きさと横風に煽られるジーノ君のハンドルからも伝わってくる。
山々を見ると遠くの方は白く雪がかぶさっている。雲も低く覆って今にもこちらに迫ってくる。
これは何か恐ろしいことになりそうだ。
そんな予感は大抵当たる。
昼に出発したからすぐに薄暗くなって
運転も快調に夜のロングドライブになった。
軽く九州を縦断して福岡に入った頃にはもうクリスマスのイルミネーションが街を彩っている。
そんな平和な都会の喧騒を尻目に関門トンネルを通る。九州はあっという間だ。
車中のPodcastも溜まりに溜まったアーカイブを全て吐き出して、笑ったり感動したり選挙に思いをめぐらせたりした。
トンネルを抜けるとそこは雪国だった。
それはさすがに言い過ぎだ。
そこまで積もっていない。
だが本州上陸に少し動揺したのか、
絶対に間違えたくない最初の分岐点でミス!
国道を脇道へと離脱。
海沿いの漁港やラブホ群を通ってヒヤヒヤ。
大きなトラブルにはならないが、精神的にやられた。
幸先の悪い本州上陸に気持ちも萎えるが、
またもやPodcastに助けられたりする。
小雪もチラつき、山口県は国道も雨か雪が降ったようで少しずつ路肩に雪らしき白い物体が目に入ってくる。
時間は「てっぺん」に差し掛かり、
野営地を探す事になる。
路面状況はまだ凍ってはいないが、早めのピットイン。滑りたくないからだ。
明日は朝から怖いな…と思うが、
用心のためにチェーンと簡易スノーカバー(?)を持ってきているので安心だ。
と車をコンビニ前に停車。
早々に寝袋に入る。
いつもは寝袋を掛け布団式にかけて寝るのだが、眼が覚めるとこごえていた。身体の震えが止まらない。ヤバイ。
久しぶりの車中泊。
寒さを舐めていた。
早速コンビニに入り、100円ホットコーヒーを購入。生き返る。
そして寝袋を本来の芋虫形状にして潜り込む。やっぱり違う。中は体温で温められ確実に暖かい。この寝袋はもう10年以上旅のお供だが助けられた。
やっぱり道具は神様である。
大切にせねばならん。
そしてそんな時に閃めく!
別のアイデア!
この旅とは全く関係のないことを思いつく。
ヒラメキとはこういうことなのだ。
そのアイデアはまた次の機会に紹介する。
そして僕は車の窓が曇っていく寒空の中、芋虫として眠りについた。
冬眠である。