今年の春、全く収穫なしで終わってしまった山菜が2つある。ゼンマイと赤コゴミだ。収穫の時期に怪我をしてしまったことが大きな理由の一つだ。しかし、それ以上に、「今年は採らなくても大丈夫。」という心理が働いたからだと言ってよいと思う。
どちらもすんごく美味しい山菜なんですよ。でもね、採らなくてもへっちゃらなだけの在庫が沢山あったんですね。どちらも乾燥させてあるのでいつでも食べられるんですよ。
さて、本日は赤コゴミを戻して戴くことにします。っていうのは、前回戻したミズがおひたしのままで美味しいので、常備菜がもう一品ほしくなったんですね。赤コゴミの煮物を作ることにしました。
下ごしらえの部
・乾燥品を戻したい分だけ用意します
※戻すと10倍以上に増えます
32gありました
これが300g以上に膨らむってことね。
・多めの水に入れて着火
・沸騰したら火を止めて冷めるまで待ちます
※それなりにアクが出るけど、ゼンマイやワラビほど強くありません
・水を入れ替えて暫く放置
ふっくらと戻りました(多分400gぐらい)
調理の部
・寸切りにします
・ニンジン1本千切り、油揚げ2枚と糸コンはひと茹でして食べやすい大きさに切ります
・サラダ油で軽く炒めたら
・赤コゴミも加えて炒めます
・だし汁2カップと、醤油みりん各50mlを加えて煮詰めていきます
※醤油とみりんの割合は、素材100gにつき大さじ1弱ぐらいでいいと思います
早速、夕食のお供になってもらいました
旨いっす。
今回戻したのは、たまたま去年収穫した物でしたが、これが、5年経っても10年経っても美味しく戴けるんですね。
茹でて干して保存。食べたくなったら水から茹でて冷ますと元通り。この間、重さは1/10になり、賞味期限は、ほぼ永遠。
凄いっす。
先人の知恵に感謝!そして、感動であります。
本日もありがたく、いただきます!