山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

チチタケの旨みを追求

2021年08月23日 | キノコ料理

 昨日の山歩きは、本命のトビタケこそ採れなかったものの、色々なキノコとの出会いがあって楽しかった。何よりも、原生林の中を歩き回れたことだけで、いい汗をかけ、リフレッシュになった。

 さて、今回の収穫物ですけど、

       チチタケさんたち(一晩塩水に浸けたら萎びてきた)

またまた、チチタケを連れ帰りました。

 で、料理なんだけど、前回の『ナス炒め』が凄く美味しかったので、今回も作ります。ただね、同じ料理だけだと、進歩も変化もなくてつまらないじゃないですか。もう一品、試してみたいですねえ。例によってチチタケ料理を調べていく。そうして見つけたのが、

  ≪チチタケご飯≫

 何やら、チチタケの弱点を克服する画期的な料理らしい。・・弱点というのは、ボソボソという食感ね。

 面白そうじゃない。やってみましょう!

 下ごしらえ・調理の部

 ・チチタケの部位でも特に食感の悪そうな『柄』の中から数本をみじん切りにします

       これを

       こうして

 ・FPで更に細かく砕きます

       『低速』でしばし粉砕

       こんな風になりました

 ご飯を準備します。

 ・米1合をといで、だし汁(顆粒ダシ使用)1カップで炊きます

 ・沸騰したら、先ほどのチチタケ適量と塩ひとつまみを加えて弱火で10分

 ・消火後10分ほど蒸らしてから全体をかき混ぜます

       いい感じ

 味見してみると、すごく旨いですね。キノコの旨さたっぷりで、なおかつ、弱点だったボソボソ感は消えていました。

 これで充分なのですが、参考にしたレシピでは、『バターをひとかけら』と書いてあったので、試してみました。これはこれで、また違った美味しさを楽しめますね。どちらも、極めて美味しいです。それから、親子丼じゃないんだけど、別に作った『チチタケナス炒め』を乗せると、これまた非常に美味。こいつは、儲けものだぜ!

 それにしても、キノコ歴幾星霜。ここまできて、こんなおいしさに出逢えるとは思ってもみませんでした。家族にも好評だったので、今度採ってきたら、また作ってみます。

 それにしても、山の恵みに感謝です。山の神様、ありがとうございました。