本日も何カ所かキノコ山を歩いてみたのだが、キノコの気配は無し。このまま秋キノコのシーズンに移行してしまうのだろうか。
少々寂しい気分で帰宅すると、妻が出迎えて言う。
「これ、お向かいさんからいただいたの。」
なぬ?
いただいたうちの一部
ご覧の通り、オクラの花だ。これって、食べ物なの?
「最近ハマってるって言ってた。これは、実にならないんだって。」
へええ。そう言えば、普通のオクラよりも一回り大きい。早速、向かいの住人にお礼の電話を入れるが、つながらない。まあ、食べてから報告した方がいいか、と考えて調理方法を調べてみた。すると、いろいろあるんですねえ。まずは、そのうちから2つ試してみることにしました。
≪花オクラのおひたし・酢の物≫
下ごしらえ・調理の部
・使うのは花びらなので、つけ根の部分を切り落としていく
中心の色濃い部分を切り離す
・湧かした酢水で軽く湯がく
軽くしゃぶしゃぶ
※この時点で驚くほどのぬめりが出てきます
・布巾等で水気を拭き取って
※布巾だと花びらの色が付いて染め物みたいになりました
・だし醤油、またはポン酢をかけて鰹節を散らして
おひたしの出来上がり
続いて、酢の物です。
・スライスしたキュウリに軽く塩して(2つまみぐらいかな)数分間待機
やっぱりスライサーは楽チン
・この間に三杯酢を準備
※だし汁50mlと、酢24g、醤油みりん各8g(6:3:1:1)
・カニカマ20gと花オクラ30gを食べやすい大きさに分けておきます
・キュウリから染みだしてきた水分を落として
スタンバイできました
・全部を混ぜて
出来上がり!
ご覧の通り、花オクラは彩りとしての効果も大きいのですが、前述した『ぬめり』が食感を引き立ててくれるようです。
これはおもしろい!向かいの住人がハマるのも分かるわい。
さて、食べ方を調べているうちに、『生食』というものにも出会った。今夜は、そちらの方を試してみましょうか。
これは、楽しみが広がりますよ。お向かいさん、ありがとうね!