この夏、水道料金の請求額が一気に3倍以上に跳ね上がった。確かに暑かったから色々な用途で水は使いましたよ。でも、プール1杯分も使ったはずはない。市の水道部に連絡を入れると、早速調べてくれて、水漏れが起きていることが判明した。で、ここからが問題なんだけど、
「メーターから先は、お客様の管理範囲なので、ご自身で修復してください。」
とのこと。
まあ、言われてみればもっともなことで、市内にくまなく安全な水を送り届けるだけでも相当なサービスなのに、一軒ごとの家の中で起きたトラブルにいちいち付き合ってくれるほどの余裕があるとは思えない。
そもそも、家の建築も配管も水道部がやったわけじゃないんだから当然のことだろう。
仕方がないので、わが家のメンテナンスをいつも頼んでいる業者さんに連絡を入れて診てもらうことにした。
床に穴を開けて、潜り込んで
水漏れ箇所発見!
迂回路を設置してめでたく解決。と思ったら、
「あれ?パイロット、また回り始めてる。」
もしかして、老朽化?
簡単に言えば、水道管が動脈硬化を起こしているってことだ。
「こっちを塞げば、あっちが開くみたいなモグラたたき状態ってこと?」
「うん。こりゃあ、全部交換しかないかな。」
そんなわけで、丸2日かけて水道管の付け替え工事をやってもらったんです。
そして2日目の夕方、完全に日が暮れた後、
「全部つながりました。問題なく使えると思います。ただ、仕上げにもう1日下さい。」
とのこと。
むき出しの水道管
確かに、家の内も外も、このままってわけにはいかないわな。次の日程を決めて、苦労をねぎらって、職人さんを見送ったのが、午後7時前。自分は、ただひたすら家にいて、時々声を掛けたり確認したりするだけ。何もしていないのにくたびれた2日間でした。せめてもの救いは、山の幸が、まだ最盛期に入っていないこと。これで、マイタケの最盛期だったりしたら、欲求不満で爆発していたかもしれない。
「今夜は、レトルトご飯にする。」
はい、ごもっとも。
「おかずは、カツオのタタキ!」
「いいの?」
ここは、奮発して、冷凍庫に保存してあるカツオのサクを戻して戴きましょう。これで、少しは元気が回復するはず。
戻して
塩して
焼きますよ!
やっぱり、炎を見ると元気が出ます。
ジュワッと冷まして
切って
盛り付けたら
ニンニクと大葉で戴きます!(以下、画像なし)
ああ~、旨い!
何にもしてないのに疲れた2日間だったけど、これで明日から、また頑張れそうな気がする。
自分自身に対してもそうだけど、家の老朽化にも、きちんと向き合っていかないといけないね。
我が家よ、もうしばらく付き合ってもらうから、よろしくね。