ここにきて、ようやく気候が秋めいてきた。日中の最高気温も、30℃を超えても35℃を超えることはなくなった。
さて、明日は休みだ。しかも、台風通過前の貴重な好天に恵まれるらしい。
だったら、秋の山の様子を偵察に出かけるべきではないかと考えた。
たとえ収穫がなかったとしても、山の現状を知っておくことが、来たる本格シーズンへの足掛かりになるはずだ。
A氏に連絡を入れてみると、同じことを考えていたらしく、同行決定。翌朝3時45分集合出発。目的地は、K川だ。
マイナスイオンの世界に分け入る
深い森に包まれたK川流域
このところ、仕事面では、かなりストレスのかかる内容に追われ続けていたので、この世界に身を投げ出しただけで心が軽くなる。
さて、山菜の様子はどうかな?
現在、休眠中
センボンイチメガサの木には、まだ何も生えていない。
やっぱり、今年のキノコは、相当遅れているか不作かだと思う。この木に生えていないのなら、他の場所に生えていることは、まずない。
さて、キノコがだめなら山菜ですね。
ミズコブが育ってきましたね
いやいや、育ってきたなんてものじゃない
最盛期です
ミズコブは、初夏に花をつけた後、徐々に実を大きくしていき、完熟すると、茎からポロポロとこぼれ落ちていきます。今が、その完熟の直前と言う感じですね。落ちる前だから、採集も比較的簡単です。
ミズコブを採る相棒(これはヤラセ写真)
A氏の袋に注目。これで、多分100株以上です。タケノコやウドみたいに重たくなりませんが、大変貴重で美味しい収獲になります。
さて、キノコがだめならもう一つ。
ワサビです
根っこを少々いただいて参ります。A氏は、先月採った分がまだあるから、本日は遠慮するそうです。
はい、これで満足ですね。
原生林の澄んだ空気を吸いながら戻る
ああ~、楽しかった。
そして、いい運動になったわい。
キノコの本格シーズンが何時になりそうか、まだまだ読めない状況だけど、確実に季節の歩みが始まっていることは確認できました。
山の神様、ありがとうございました。
シシウド(?)が花盛り
また、近いうちに遊びに来ますね。