先日の魚の買い出しの時、どうしても欲しくなって連れ帰ったのが二品。
一つが砂肝なのだが、もう一つとは目があってしまったんですよ。
わたしを連れて行って!
きれいな目をしたサバでした。
これは連れ帰るべきだ!
そう考えてカゴに入れました。
ただねえ、いかにも鮮度が良さそうなのに、『生食用』とは書いてありません。
これは、今般のアニサキス事情によるものだと思う。
海水温の上昇に伴って、「このサバは大丈夫!」と言い切れなくなってきてるんですね。
これは仕方がないことですかね。
ちょっと残念な気もしますが、冷凍締めサバにしていただくことにしましょう。
下ごしらえ・調理の部
・サバを三枚に下ろして、塩を塗しておきます
1時間ほど置くとドリップが出てきます
・酢で塩を洗い落としたら
・ヒタヒタの酢で8分
・裏返してもう8分
・酢を軽く拭き取ってラップしたら丸2日間冷凍しておきました
さあ、お待たせしました!
・冷凍庫から出したら数時間廊下(寒い)で解凍
・腹骨をすきとって、血合い骨を1本ずつ抜いたら皮を丁寧に剥きます
※慌てると身が崩れるので注意
・とりあえず八重造りにしてから
・青、赤、白身を添えて盛り付けてみました
そして夕食。
こんな感じ
一口食べると、うめえええ!!!
脂がしっかりのってて、サバの癖のある味を酢と塩が程よく締めて、絶妙なバランスです。
まずは、なんと言ってもサバの品質でしょう。
そして、締めサバという料理法。
これが、他の鮮魚料理と一線を画すサバの美味しさを引き出してくれる。
「これは、お店の味だ。」
「〇太郎寿司を思い出すわね。」
実は、残りの半身は、棒寿司にする予定でいたんだけど、やめた。
このまま食べて、サバの美味しさを堪能した方が良い。
家族一同、賛成のようです。
先ずは、鮮度の良いままお店に届けてくれた皆さんに感謝。
そして、この食べ方を考えだした先人に感謝。
更に、昨近の環境事情にもかかわらず調理を可能にしてくれる台所の機器たちに感謝ですね。
極めて美味しかったです。
ご馳走様でした!