山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

口どけ軽いスイートポテト

2025年02月11日 | 日記とレシピ

 マタギ家の野菜置き場は、廊下にある。

 そこに・・・

 いずれの御時にか、根菜、葉菜あまたさぶらひけるなかに、いとやむごとなき際にはあらねど、すぐれて時めきたまふありけり。

 そのお方の名は、

       紫の君サツマイモでございます

 野菜置き場の前を通る度に、目と心を奪われてしまう、本当にお美しいお方なのだよ。

 従来であれば、これを干し芋にして炙って食べるのが大好きなマタギなのだが、現状を考えると、もうちょっと違う料理を作った方がいいような気がする。

 で、考えた結果、スイートポテトを作ってみることにした。

 振り返ってみると、このスイーツ、一度も作ったことがない。

 ただ、このサツマイモの品種、『なると金時』で検索をかけたら、生産している農協がお勧めするレシピとして掲載されていたので試してみることにしたのだ(後で、cookpadでもそっくりなレシピを見つけたけど、ノープロブレム)。

 では、始めます。

 ・サツマイモ200gの皮をピーラーで剥くと

 ・こんな感じになるので、薄切りにして

 ・水に3分ほどさらしたら

 ・耐熱ボールに移しかえて、レンジで600w 1分× 6回で、柔らかくなりました

 ・すりこ木で丁寧にすり潰したら

 ・バター10gと砂糖20gを混ぜ込んで(塩一つまみを忘れた)

       何だかいい感じなんだけど

       一応、牛乳10gで緩めたら、整形してアルミカップに乗せます

       艶出しの卵黄を準備して

       ポテトの表面に塗ったら

 ・1000wのトースターで焼き色を付けるんだけど

 うちのトースターは、5分すぎると自動的に加熱が止まってしまうので、正確な時間は分かりませんでした。

       まあ、このぐらいならいいんじゃないかい?

       すでに、いい香り

 ひと口食べてみると、天然のサツマイモにバターの風味が加わって上品に変身した、まるでシンデレラのような味、何て言ったら気障か。

 ただ、嬉しいことは、他にもある。

 それは、今のマタギの喉に優しい、口どけの軽さなのだよ。

 ああ~、天にも舞い上がるような美味しさじゃ。

 これは、たまたまだと思うんだけど、塩を忘れた分は、有塩バターが補ってくれています。

 やっぱり、紫の君は、すぐれて時めきますなあ。

 甘露甘露!!



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