神の眠り
青い空を支える白の陰影
もう
踏み入ることは 叶わない
清冽の世界
神は 眠りについたよう
人を寄せ付けぬ
力をそなえた
衣を纏って
また来る季節
その時 皆に
生きる者 皆に
力を分け与えるために
眠ろう
私も
新しい 命の歌を
ともに 歌えるように
心地よい神との
戯れを
夢に見つつ
マタギ
今朝は冷えました。車の窓はガチガチに凍っていました。その代わり、空は真っ青で風も穏やか。放射冷却って言う奴ですね。もうちょっと付け足すと、冬型が緩んだってことです。
そうなると、見える景色が変わるんですねえ。
太平洋側の天気って、日本列島を縦断している山々が雪雲を遮ってくれるから、冬場は晴れるんですよね。言い換えると日本海側は、雪雲の影響を受けやすい気候になります。
それが解消されると、今まで雪雲の盾になってくれていた山々が姿を現すんです。
マタギは、こんな山々に囲まれて暮らしています。
この山々の共通点は沢山あるけれど、その一つに、昔から神様が住んでいる(もしくは山そのものが神)と崇められてきたことがあります。
目にしただけで神々しさが伝わってくる山々です。それだけで十分納得できます。だけど、それ以上に、この山々がもたらしてくれる豊かな恵みに支えられてきた多くの人々が、信仰を育んできたのじゃないのかな。
豊かな水、豊かな森、そこで育つ多様な動植物と人間。私たちの祖先は、この神々に見守られて暮らしてきたし、その営みは、今も引き継がれている。そんな気がするのですよ。
もうちょっと詳しく言うと、直接山で収穫をしている人間は明らかに減ってきている。だけど、この地形と水と気候とが、山形に豊かさをもたらしているんだと思うんです。
この季節は、充電の季節。たっぷりと雪を蓄えて、来たる春に恵みをもたらしておくれ。こんな願いを信仰というのか、物欲というのかよく分からないけれど、とにかく、
ありがとうございます。これからも、よろしくお願いしますね。
青い空を支える白の陰影
もう
踏み入ることは 叶わない
清冽の世界
神は 眠りについたよう
人を寄せ付けぬ
力をそなえた
衣を纏って
また来る季節
その時 皆に
生きる者 皆に
力を分け与えるために
眠ろう
私も
新しい 命の歌を
ともに 歌えるように
心地よい神との
戯れを
夢に見つつ
マタギ
今朝は冷えました。車の窓はガチガチに凍っていました。その代わり、空は真っ青で風も穏やか。放射冷却って言う奴ですね。もうちょっと付け足すと、冬型が緩んだってことです。
そうなると、見える景色が変わるんですねえ。
太平洋側の天気って、日本列島を縦断している山々が雪雲を遮ってくれるから、冬場は晴れるんですよね。言い換えると日本海側は、雪雲の影響を受けやすい気候になります。
それが解消されると、今まで雪雲の盾になってくれていた山々が姿を現すんです。
我が心の故郷 月山
3度目の雪が積もった 葉山
今日は朝日連峰も見えます
蔵王の山も(逆光になってゴメン)
マタギは、こんな山々に囲まれて暮らしています。
この山々の共通点は沢山あるけれど、その一つに、昔から神様が住んでいる(もしくは山そのものが神)と崇められてきたことがあります。
目にしただけで神々しさが伝わってくる山々です。それだけで十分納得できます。だけど、それ以上に、この山々がもたらしてくれる豊かな恵みに支えられてきた多くの人々が、信仰を育んできたのじゃないのかな。
豊かな水、豊かな森、そこで育つ多様な動植物と人間。私たちの祖先は、この神々に見守られて暮らしてきたし、その営みは、今も引き継がれている。そんな気がするのですよ。
もうちょっと詳しく言うと、直接山で収穫をしている人間は明らかに減ってきている。だけど、この地形と水と気候とが、山形に豊かさをもたらしているんだと思うんです。
この季節は、充電の季節。たっぷりと雪を蓄えて、来たる春に恵みをもたらしておくれ。こんな願いを信仰というのか、物欲というのかよく分からないけれど、とにかく、
ありがとうございます。これからも、よろしくお願いしますね。
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