マタギの職場では、正月から大晦日までの365日間、途切れることがないように勤務する仕事をしているので、担当職員同士で、それぞれの事情に合わせて細かい調整をしながら穴を空けないように勤めている。
ありがたいのは、この職場がいわゆる『ブラック』でないこと。超過勤務が発生しても、祝日勤務をしても、それなりの代替が保障されている。
その恩恵にあずかれるのが1月の勤務なんですね。年末年始に働いた分の代休が貰えるんですよ。これが、山菜キノコのハイシーズンに繰り越せたら申し分ないんだけど、残念ながら8週間までしか繰り越せない約束らしい。ま、それでも、自由に使える時間が増えるってのは悪いことではない。おかげさまで休みの多くなる1月を、有意義に過ごそうではありませんか。
で、真っ先に思いつくのが近所の山登りなんだけど、今年の山形は、半端に雪や雨が降り続いており、正直言って外出不適な毎日。このままでは体力が落ちるばかりで、非常によろしくないんですけど、せいぜい朝のラジオ体操をしたり、雪の切れ間を見つけて近所の散歩をしたりするだけ。
まあ、考えようだ。天気は、人に力では変えられない。逆に、思いがけなく好転する日も必ずやってくるさ。今は、今できることを楽しむことにしましょう。
それで顔を出してくるのがクッキングなんですね。さあ、本日は何を作って楽しみましょう!
ポクポクポクポク チ~ン
≪中華麺≫
年末にパスタマシンを買った時から試してみたかったのが、本物の手作りパスタと、中華麺。本日、せっかく時間があるんだから挑戦してみましょう!
実のところ、中華麺は、手作りはおろかパスタマシンでも難しいとか機械が壊れてしまう等の不穏な情報が散見されており躊躇していたのだが、逆にうまくできますみたいな情報もあるにはある。まあ、結局は、やり方の問題なんじゃないかな。とにもかくにも、やってみなければ分からない、ということでチャレンジしてみることにしたのだ。行ってみましょう!
下ごしらえの部
まずは『かん水』なるものを、作ります。
・水220gに重曹と塩を各5g溶かします
※溶けきるまで結構時間がかかった(水温が低かったせい?)
・強力粉と薄力粉各250gを混ぜて、かん水の8割ほどを回しかけます
・じっくり混ぜていくと、粉っぽさがなくなり細かい粒になっていきます
※丸々30分以上かかった
・ビニールに移して、うどん生地のように踏み広げます
・広がったら畳んで、また踏んで
※5回ほど繰り返したら、ようやく生地らしくなってきました
※めちゃくちゃ堅かったです。大人の体重でも、なかなか広がらないし、、折りたたむのが大変でした
・まとまった生地をラップでくるんで1時間ほど寝かせます
かん水が37g余った
これが、吉と出るか凶と出るかは分からないけど、参考にさせてもらった『主婦A子』さんによると、「できるだけ加える混合液(かん水)の量を減らしてください」という言葉に従ってみました。
時間が空いたので、この間に家族の昼食を作ってしまいました。
麺以外、全て手作りの味噌ラーメン
極めて好評でした。・・・なんだか、麺を作っていることに虚しさを感じ始めました。
でもさ、せっかくここまで来たんだからやり遂げなくっちゃね。
台所が片付いた後、生地を麺に変えていく作業を開始します。
・生地を4等分したら麺棒で厚さ1cm弱に伸ばします
※かなり固いっス。全体重をかける感じで
※ここでパスタマシンに無理をさせると壊れるんだと思う
・徐々に薄く伸ばしていき、目盛り6(厚さ1mm?)まで伸ばします
・カッターを使わずに折りたたんで包丁で切り分けてみました
・折り目を広げて打ち粉を足したらギュッと握って平麺の縮れ麺って言うのかな
・ビニル袋にまとめて冷暗所へ
レシピでは『食べごろは2~4日後。寝かせると味がよくなります』と書いてあったので、次の休みの日まで待ってみたいと思います。
それにしても手強かった。これまで経験したことのないコシの強さでした。この作業は、正に筋トレ。運動不足(特に腕力・握力)の身には、とても良いリハビリになった感じ。
さて、どんなラーメンになるのか、今から楽しみです。
To be continued!
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