山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

サンマは目黒にかぎる!(塩焼き編)

2019年10月05日 | 日記とレシピ
 サンマを贈ってくれた石巻の叔母にお礼の電話を入れる。
 聞けば、このサンマを選んでくれたのは、地元の魚屋さんで、石巻港に入った魚の中からお眼鏡にかなったものだけを選んでくれるそうだ。
 よその港に水揚げされたものは絶対に買わないというこだわりをお持ちの方とのこと。どうりで良いサンマばかり。ありがたやありがたや。

塩焼きにします

 さて、刺身はサッサと準備してしまったけど、やっぱりサンマは目黒にかぎるでしょう!こちら(塩焼き)は、食べる直前になってから一気に調理してしまいます。
 ただ、たかが塩焼き、されど塩焼き。焼き方にも色々な工夫や違いがあるんですよ。
 まずは、ワタを残すか取るか。良いサンマは、ワタが入ったままの方が脂がのってコクがあって美味しいと私は思っている。でも、家族の中には、ワタなんてお断りという方もおられるんですよ。
 そのため、二通りの塩焼きを準備することになります。

≪サンマの塩焼き≫

下ごしらえの部
 ・軽く洗って汚れを落とし水気を拭き取る
 ・背骨に沿って切れ目を入れる(芯まで火が通るように)
 (ワタつきの場合)
 ・できるだけワタが落ちないように、肛門を起点にして半分に切る
 (コンロが小さいためです。全体が収まるのなら切らない)

 (ワタを抜く場合)
 ・頭を切り落とす
 ・肛門から胸にかけて腹を割く
 ・ワタをきれいに洗い流して水分を拭き取る

 ・表裏に塩を軽く振りかける


焼き方の部

 ・金網をサラダ油で拭く
 ・1~2分、強火で金網とコンロ内を温める
  (皮が張り付かなくなる)
 ・手早く魚を並べて、塩焼き開始
 ・1~2分間は強火(魚のサイズによって変わるけど、考え方はステーキと同じ=旨みを閉じ込める)
 ・その後、5~7分弱火で焼き続ける。
 ・火を止めてから、しばらくはコンロの蓋を開けない(余熱)

焼けました

 本日の晩餐の主役は、サンマです。昨日のマイタケは、吸い物になってわきを固めます。

こちらも良い味と香りになりました



本日は、海のもの、山のものが並ぶ『和』の食卓


 味覚の秋到来ですね。いただきます。

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