山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

ヤバい!手作り餃子

2024年01月21日 | 日記とレシピ

 家族がみんな出かけているとき、冷蔵庫を開けてみたら、珍しいことにアンコウの切り身があった。

 ほう、この寒中にはナイスな選択ですね。と思って周辺を見ると、大根の煮物も準備されつつある。

 んん?

 ということは、煮物と鍋物の組み合わせですか。

 う~ん。どっちか一つずつを2日に分けた方がよくね?

 と、余計な口出しをしたくなってくる。

 帰ってきた妻に聞くと、やっぱりそのつもりだったと言う。

 そこで、2日に分けることを提案。

「大根の煮物を作ってもらって、そこにメインディッシュ一つ。そっちは俺作るから。」

ということで話がまとまった。

 で、何を作るかなんだけど、冷蔵庫にひき肉があるのを見つけていたので、活用させてもらうことにする。

 実は、試してみたいレシピがあったので半分心は決まっていた。それは、メンチカツです。

 早速、材料の準備を始めると、ヤバい!

 パン粉がないじゃないか。

 そう言えば、先日鮭フライを作ったときになくなりかけたのに、買うのを忘れていた。

 急遽、予定変更。

 ハンバーグという手があるんだけど、つい先日食べたばかりなので、本日はパス。

 冷蔵庫をもう一度見ると、ありましたよ。

       カチンコチンに凍ったあなたは誰?

 実は、先日焼売を作ったときに余った生地なんです。

 これを解凍して、餃子にしましょう!

 気持ちを切り替えて材料の準備を始めると、ヤバい!

 ニラがない。

 また路線変更はしたくないぞ。

 少々迷ったけど、ニラがなくたって十分に美味しいはずと決めて、続行することにしました(根拠無し)。

 凍った生地が調理できる硬さまで柔らかくなるのに30分はかかるだろうから、その間にを準備しましょう。

 ・ひき肉200gにすりおろしニンニクとショウガ適量に、酒大さじ2、ごま油大さじ1、醤油と鶏がらスープの素各小さじ1、砂糖2gに塩コショウ少々

 ・全部入れてゴムベラで捏ねると

 ・いい感じに粘りが出てきます

ここに、

 ・キャベツ110gとネギ1/2本をみじん切りにして加え、また捏ねます

       餡がまとまりました

 さあ、生地を伸ばします。

 ・まな板に強力粉の打ち粉を敷いて、ある程度まで伸ばしたらパスタマシンの出番です

       徐々に伸ばしていくと

 ヤバい!

 絶対的に量が少なすぎることに気付きました。

 仕方がないので。パスタマシンでできる一番の薄さまで広げると、かろうじて21枚できました。

 しかも、大きさは不揃いで、ジャンボ餃子からチビ餃子まで様々。

 ま、何とかなるでしょう(根拠無し)。

 ここで分かったんですけど、手打ちの生地は、市販のものよりもしなやかで粘着性が強いということ。

 だから、餡を包むときの糊付けが全く不要でした。

       大きさはバラバラでも、出来ましたよお!

 ・フライパンに油を敷いたら餃子を並べて着火

 ・ジュージューいい始めたらお湯1/2カップを入れて蓋

 ・中火で熱し続けて、隙間から出る湯気の勢いが弱くなるまで数分我慢

 ・蓋を外して水分を飛ばすように加熱してから皿を被せて、フライパンごと裏返し

       出来たぜ!

 考えてみたら、皮づくりから最後まで餃子を作ったのは初めてですね。

       そして、本日の夕食です

 食べてみてビックリ、というかヤバいっス!!

 餡の方は、達人『栄養士のレシピ』さんのものをベースにしているから美味しくて当たり前(ニラがなくても十分旨かった)。

 ただ、生地が、初めての食感。何と言えばいいんだろう。上面は焼売の皮の繊細さを保ちつつ、焼いた面はパリパリ餃子の食感。多分、極限まで薄く伸ばしたせいじゃないかな。

 こりゃあ旨いわい!

 確かに市販の皮を使うよりも手間はかかるけど、このぐらいだったら大丈夫。

 これは、また、そのうち作ることにしましょう。

 本日も、冷蔵庫に残っていた食材たちに感謝ですね。

 ごちそうさまでした!


ビックリ!『これだけクッキー』

2024年01月20日 | 日記とレシピ

 昨日、皆さんのブログを読んでいるとき、とんでもない記事に出会ってしまった。

 それは、『これだけクッキー』というもので、その内容があまりにも斬新というか、思いもよらないものだったので再現してみることにした。

 作るのは書いてある通りクッキーね。

 ただ、材料がチョコと薄力粉だけだって。

 これが本当だったら、こんな画期的なことはない。

 早速、作ってみることにした。

 突然、調理の部です。

       使うのはミルクチョコと薄力粉だけ

 ・チョコ50gに対して薄力粉20gを準備します

 ・レシピには「湯煎かレンジ」と書いてあったけど、湯煎にしてチョコを溶かしました

 ・しっかり融けたところに薄力粉を入れると

 ・馴染んで固まってくるので、ラップに包んで成形すると

       おお、それらしくなったじゃないの

 ・数分間廊下(寒い)に放置すると固まるので、厚さ5mmぐらいに切ったら

       8枚できました

 これをクッキングシートに並べたら、

 ・150℃のオーブンで15分間焼きます

       おおっ、しっかりクッキーになってますよ!

 ただね、この時点では若干しっとりしていて、しかも脆そうな感じなので、冷凍庫にしばらく置いてから戴きました。

 恐ろしいことに、これが超美味しいクッキーになってるんだわ。

「今までの苦労は何だったの?って感じね。」

「うん。バレンタインもホワイトデーも、これで間に合っちゃう。」

 一応、考察を書いておくと、この美味しさは冬場だから。そして、冷やして食べるから美味しいクッキーなのであって、夏場の常温では、このサクサク感は味わえない気がする。

 但し、冷蔵庫に保存しておいて、食べるその時に遠慮なく食べる分には何の問題もない。

 しかし、恐るべきクッキーである。

 これは、緊急避難用スイーツとしても、重宝するはずですね。とにかく簡単だ。

 すごいレシピを教えてもらった。

 belleteinteさん、面白かったです。

 ありがとうございました!


いけるじゃない!スナックマカロニ

2024年01月19日 | 日記とレシピ

 ちょっと恥ずかしい話なのだが、家飲みをしているうちにつまみがなくなってしまったのだ。

 で、買い出しに出かけるには、時間帯が今ひとつよろしくない。

 それでは、ということで台所にある食材を物色してみた。

 そうしたら、見つけてしまったんですよ。

       マカロニです

 妻は買った覚えがないと言う。

 だとすると買ったのはマタギだ。

 記憶を紐解いていくうちに、だんだん思い出してきました。

 これは、おつまみを作るために買ってきたものであることを。

 マタギの知り合いに、イタリア料理店のSさんという方がいる。

 この方のお店を利用するときのうちでも、お酒を飲みに行ったときに限って出るのが、このマカロニの素揚げなのだ。

 これが美味しくて、お酒も進むものだから、いつか作ってみたいと思っていて、買ってきたのだった。

 これは、チャンスじゃん。

 そんなに難しいものではないと思うので、この際、作ってみることにしました。

 下ごしらえ・調理の部

 さすがに初挑戦だし、おつまみなんだから、ちょっとだけ試しに作ってみますね。

 

 ・マカロニ50gを使うことにしました

 ・沸騰させた塩水で、表示通り(3分)茹でて

 ・冷水にとって冷ましたら

 ・水気を切って、170℃で揚げます

 ※さすがに茹で立てなので、泡立ちが大きいですが、泡が出なくなるまで我慢しました

 ・掬い取ったらキッチンペーパーで油を切って

 ・ヒッコリースモークスムージングで味付けしてみました

 スムージングの粒子が大きすぎるせいか、ちょっと味と香りの付きが甘かったので、

       粉末の中華出汁でバフバフしてみました

       なんとなくスナック菓子風

 自分のイメージよりも、色濃くなってしまった気はするんだけど、食べてみては、カリッコリッと食感も大変よろしいうえに、味も燻煙の香りが香ばしくて、ちょっと塩味が効いていて文句なし。

 こりゃあ、十分におつまみとしていけますよ!

 ついでに言うと、あまりお酒をたしなまない家族の皆さんからも、大変好評でした。

 ということは、つまみとしてよりも、おやつとして早くなくなってしまうかもしれません。

 まあ、その時には、また作ればいいさ。

 何てったって、簡単だもんね。

 これは良いおつまみじゃワイ。

 いいことずくめで、ますますお酒も進むってもんだぜ。

 めでたしめでたし!


寒いお昼には味噌煮込みうどん

2024年01月18日 | 日記とレシピ

 久しぶりに雪が積もり、冷凍庫状態になった当地。

 やっぱり、お昼はあったまり料理でしょう!

 で、この日のために出番を待っていた料理を作ります。

 その名は、味噌煮込みうどん

 冬のあったまり料理の代表格と言ってよいでしょう。

 どこかのタイミングで作りたいと思っていたんですけど、作るんなら今でしょう!

 今回は、TIGERまむさんのレシピを参考にさせていただきました。

 下ごしらえ・調理の部

 使う具材の主なものです。

 ・豚こまと白菜と、ネギに油揚げ(後で卵を足す予定)

 ・白菜2枚を火の通りやすい大きさに切って

 ・豚こまはそのまま使います

 ・油揚げは湯通しして

 ・ネギを炒めたら

 ・豚こまも炒めて

 ・具材準備完了と言いたいけど、卵をどうするか、まだ迷ってます

 ・汁(3人分)は、水800mlに、酒醤油みりん各大さじ4と味噌大さじ2に砂糖大さじ1、ニンニク小さじ2ぐらいを足しました

 ※今ひとつ味に締まりがないので塩少々追加

 そして、忘れてた。

 ・中華出汁小さじ1も追加しました

 ・白菜とネギと豚こまの半分を入れて煮込みます

 いったん休憩。

 卵は半熟にします。

 ・汁を再沸騰させてうどんを入れたら、表示時間通り茹でて盛り付け

 ・残りの具材を並べてアツアツを戴きます

「寒い日って、どういうわけか味噌味が美味しいんだよね。」

「うん。ニンニクも効いてる。」

フウフウ言いながら食べる度に、身体の芯から温まっていきます。

 やっぱり、今日作ってよかった。

 しっかり温まったところで、夜勤に出発です。

 さあ、仕事も頑張るぞ!


やっと?とうとう?雪かき

2024年01月17日 | 日記

 ゴゴゴゴゴ・・・

 これは、除雪車の音。

 まだ夜明けには遠い時間帯だが、情け容赦ない轟音と振動が軒先の道路を通り過ぎてゆく。

 しかし、この音で目を覚ます暮らしが、当地の風物詩と言ってよいと思う。

 いよいよ来ましたね。

 窓を開けてみると、

       おおっ、それなりに積もりましたね

 当地では、降雪が15cmに達すると除雪車が出動する決まりになっているらしい。

 そこまで降ったのは、今シーズン初めてだ。

 で、除雪車が通り過ぎたから終わりと言うわけでないのが、少々厄介なところなんですね。

 夜明けの時間を待って外に出てみる。

       玄関前の様子

 足跡は、新聞配達員の方のもの。ご苦労様です。

       我が愛車も半分雪に埋もれている

 これだけなら雪を払い落とせばいいだけなんです。でもね、

       道路の両脇に雪の塊

 この状態だと、車のすれ違いは無理。歩行者も非常に危ない。

 そこで、お互いの家の前の道路の雪を片付けることで、雪国でのクオリティーオブライフを維持しようという共同作業に入るわけです。 それが雪かき。

 夜明けとともに、完全武装して表に出ると、既にお向かいさんが作業を始めている。

「おはようございます。早くからご苦労様です。」

「はい。しかし、一気に積もりましたね。」

「うん。やっぱり冬だわ。しょうがねえ。」

 このお方、一昨年引っ越してこられたのですが、徐々にご近所の『しきたり』というか、この活動の『意義』を理解してくれるようになって、今では大変積極的です。道路の安全確保とご近所付き合いが同時にできるんだからこんなありがたい活動はないってもんだ。

 間もなく、お隣さんも出てきました。こちらさんも、大変協力的です。

 おかげで、ちょっと歩いたり、運転してみたりすると分かるんですけど、我が家周辺の通りは、非常に安全で快適です。そして、おまけに、仲がいい。

ようやく積もりましたねえ。」

「はい、とうとう積もりましたね。」

んっ? これって、ニュアンス違くねえか?

 山間部に生活の拠点を置くマタギにとっては、『ようやく』なのだが、市内に拠点を置くお隣さんにとっては『とうとう』なわけね。

 ま、この辺は、ライフスタイルというか価値観の違いからくるものでしょう。それで構わないんだけど、マタギにとっては、やっぱり『ようやく』という気持ちが大きいですね。

 冬に雪が積もって、春に芽吹いて、夏に成長し、秋に実る。

 こうした自然の営みがいよいと始まったという気分になれるんですよ。

 なにはともあれ、

       道路もきれいに片付きました

 来るべきものが来て、1年のサイクルが流れ出しました。

 今年は、どんな1年になるのかな。

 楽しみにしたいと思います。