山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

カツオよさらば

2024年01月26日 | 日記とレシピ

 絶大な信頼を置く我が家の冷凍庫。

 スイーツはもちろんだけど、肉・山菜・魚・・・、各種の食材を鮮度を落とすことなく保存してくれるので重宝している。

 これまでも、これからもお世話になることは間違いない。

 ただ、いかに優れた文明の利器でも、完全に頼り切ってあぐらをかいているわけにはいかないよね。

 特に心配なのが魚介類。

 安心し過ぎて忘れていると、油焼けしたり乾いてしまったりする。

 で、今回は、気になっているお魚を調理することにした。

 その名は、カツオ

 石巻から送られてきて以来、サク取りして保存し、少しずつ戴いてきたのだが、半年経過。

 さすがに、冷凍庫に頼り切るわけにはいくまい。

 最後のひとサクなので名残惜しいのだが食べてしまうことにした。

 マタギの経験では、タタキ以上に美味しい食べ方が思いつかないので、保存する時点で皮付きのままにしておきました。

       かなりいい状態で保存されていました

 ・いつものように3%の食塩水で20分戻します

 この間に、周辺部の準備。

 ・カツオに添えるニンニクは千切りにしておきます

 ついでと言っては失礼なんですけど、

       タイの切り身も買ってきて

       刺身の準備

 これ、カツオが危ない場合(半年過ぎてる)のための保険ね。

 でも、

       なんだか大丈夫みたい

 ・塩を塗して、串を刺して焼きます

 火花パチパチ、花火大会を経て

 ・冷水で粗熱を取ったら、水気を拭き取って

       出来上があり!

 ニンニク醤油で戴きました(画像忘れた)。

 旨かったあ!

 タイの方は、

       マタギ家流のカルパッチョソースで

       これは、同じ刺し身でも、カツオとは別次元の旨さでした

 ああ、久しぶりのと言うか、お待たせしました。

 冷凍庫で出番を待っていたカツオ君、美味しく戴くことができてよかったよ。 

 これは、何よりも、冷凍庫君に感謝ですね。

 こんなに美味しく食べられて嬉しかったです。

 それでは、次の夏に、またよろしくね。

 もう一品、鮮魚が冷凍庫に待機しているんですけど、そちらについては、また後日、楽しませていただきます。何はともあれ、

 ご馳走様でした!


ウマカワイイ!アメリカンドッグ

2024年01月25日 | 日記とレシピ

 本日はお休み。

 以前から作ってみたかった料理があるので、朝から楽しむことにした。

 作りたいのは、アメリカンドッグ(アメリカにはないらしいけど)。

 お祭りの屋台なんかで売られているやつだ。

 とっても旨いから自分でも作りたいと思っていたんだけど、作り方が分からずにいた。

 今回、ネットで、たまたまレシピを見つけたので挑戦してみることにした。

 下ごしらえ・調理の部

 ・ソーセージに軽く切れ目を入れます(片面4~5本。見えるかな?)

 ※皮つきのソーセージは爆発の危険があるらしい

 ・半分に切って

 ・しっぽの方に爪楊枝をさします

 生地準備

 ・ホットケーキミックス120gに牛乳100g、塩一つまみにマヨ大さじ1をブレンド

 ・170℃の油に、衣をまぶしたソーセージを入れていくと

 ・プワッと膨らみます

 ・焼き色が全体につくように、表裏をかえしていき、色よく揚がったら

       出来上がり!(かわいいでしょ)

 これよ!これを作りたかったのよ!

 ここに妻が起きてきて、

「これはどう?」

と、差し出したのが、

       チーズと

       竹輪でした

 これもまた、なかなか美味しい。

       美味しいおやつの出来上がり

 ここに、ケチャップやマスタードなんかをかけて食べるんですけど、旨いんだなあ!

 これぞ、お祭り屋台の味!

 で、速攻で食べられなかった分は、レンチンして食べれば、問題なくアツアツホクホク感が復活するようです。

 これは、いい料理に出会えた。

 maco*rmjさん、美味しくて簡単でかわいいレシピをありがとうございました。

 また作りますね。


新しい味?海鮮焼きそば

2024年01月24日 | 日記とレシピ

 次は焼きそばだよね。

 なんとなくそう思って麺だけは買っておいた。

 ただ、それをどう料理するかは考えていなかった。

 で、スイーツだの中華料理だの色々作っているうちに、また思いついた。

 ここは、海鮮焼きそばでしょう!

 根拠も何もない。

 ただ、食べたい作りたいと思ったからだ。

 強いて言えば、これまでの料理に流れの中で、ちょっとだけ濃厚な味付けから脱出できないかなという心理が働いたのかもしれない。

 焼きそばと言えば、肉野菜とともに炒めて濃厚なソースをかけて味わうもの。

 それはそれでいいんだけど、海鮮風味にしたら、そうはいかないですよね。

 その辺を試してみたいという気持ちが段々高まってきたのだ。

 そうなると、使う食材のメインは『シーフードミックス』。

 さ、どうなるか。早速試してみましょう!

 下ごしらえ・調理の部

 ・200g強のシーフードを塩水で解凍

 ※約20分かかるので、野菜を切っておきます

 ・ニンジン1/3本と、ネギ1/2本×2と、昨日の餃子で残ったキャベツのみじん切りです

 ・ごま油でスライス人参を炒めて

 ・キャベツとネギも追加

 ・火が通ったらボールに移して

 ・シーフードも炒めます(イカが大きいので切っておきました)

 ※こちらも火が通ったら野菜のボールへ移動

 を準備します

 ・表示通りに蒸し焼きにした後、焦げ目がつくまで焼きました

       こんな感じ

 ・ここにソースをたっぷり回しかけるんだけど

       オイスターソースで行きます

 ・炒めておいた具材を混ぜたら、塩で味を整えて

       シーフード焼きそばの出来上がり

 食べてみると、普通使う中農ソースなんかよりは、かなりマイルドな分だけ、シーフード(イカ・エビ・アサリ)の味がしっかり味わえる気がします。

 途中で思いついて、

       青海苔を足してみました

 これも旨い!

 家族も喜んで食べています。

 今までの焼きそばと比べると、少々マイルドな印象なんだけど、そのお陰で、具材の美味しさが楽しめる感じ。

 なるほどね。

 焼きそばと言えば中農ソースと決めつけていたけど、具材によっては、違うソースの方が美味しくなるということだ。

 大変いい勉強になりました。

 固定概念に捕われることなく、自分の頭で考えろっていうことだね。

 焼きそば様とシーフード様、本日はありがとうございました。


残り物料理は頭の体操

2024年01月23日 | 日記とレシピ

 先日作った手作り餃子では、色々なものを余らせてしまった。

 で、色々な調理をして活用してきたんだけど、最後に残ったのがひき肉数十g

 使わないわけにはいかないんだけど、まともな料理には少なすぎる。

 さてどうしましょう。

 こういうときって、確かに困ってはいるんだけど、楽しいんですよね。

 何が楽しいかって、この僅かなひき肉で何が作れるかとか、何を組み合わせるかとか考えを巡らせていくところ。

 で、今回思いついたのは、ひき肉と竹輪と大根の炒め煮です。

 きっと美味しくなるに違いないと思って作ってみたら、やっぱり美味しかったので、記録を残しておきます。

 下ごしらえ・調理の部

 まず、ひき肉と大根を組み合わせようと考えました。

 ただ、あまりにもひき肉が少ないので、竹輪を加えてバランスをとることにしました。

       食材ラインナップ(上記の3種+ショウガです)

 ・ひき肉以外全部千切りにしました

 ・フライパンにごま油を敷いてひき肉と竹輪としょうがを炒めて

 ・火が通ったら大根を加えて油と馴染ませます

 ・調味料は、定番の酒醤油みりん各大さじ2と顆粒出汁少々

 ・中火で調味料を絡めながら煮込んで水分を飛ばし

 ・焦げ付く前に消火

       はい、出来上がり

 簡単なんだけど、これがまた旨いんだわ。

 千切りの大根が、調味料とともに、ひき肉のエキスを吸収していい味になるみたいですね。

 おまけと言うか、かさ増しに入った竹輪も足を引っ張るどころか、いい味を出しています。

 この料理、マタギのオリジナルなんだけど、一番の成功は、大根を千切りにしたところだと思います。

 これだと、少ない調味料やひき肉でも簡単に味が染み込んで美味しく仕上がるみたいです。

 やっぱり、残り物には福と申しますか、残り物を使ってどう美味しく調理するかを考えることで、ワクワク感を味わえるだけでなく、いい頭の体操になりますね。

 残り物よ、ありがとう!

 しばらく、我が家の食卓とお弁当を彩ってくれることになりそうです。


隙間時間にキノコパスタ

2024年01月22日 | キノコ料理

 本日(1/21)は、都道府県対抗男子駅伝。

 事前に入手した情報を読み解くと、長野県の圧勝。これは揺るぎないだろう。各世代に隙がない。

 そして、我が山形県チームの上位進出は全く見込みなし。

 結果は目に見えている。

 それでも、少しは健闘して県民の心を盛り上げてほしい。

 そんな思いで応援を始める。

 で、困ったことに、この駅伝の時間設定って、まともにランチタイムなんですよね。

 だもんだから、こちらもランチの区間配置を考える。

 食事時間は、一番距離の長い最終7区。

 ここは、タスキの受け渡しからゴールまで最低でも30分以上かかる。

 そこをめざして食事を作ればよいのだ。

 で、5区が狙い目。この区間もそれなりに長いから、ここまでで目途が立っていれば焦る必要がなくなる。

 はい、決まりました。

 本日は、駅伝観戦仕様ランチです。

 作るのは、キノコとベーコンのパスタ

 朝食が終わったら準備が始まりました。

 下ごしらえ・調理の部

 ・冷凍しておいたサワモダシを常温で解凍しようとしました

 失敗。

 この季節は、常温では全然溶けません。ジップロックごとぬるま湯につけ直し。

 3区(ここも長い)に入ったところでベーコンを短冊に切り分けます。

 調味料も準備しておきました。

 ・オリーブ油で肉キノコを炒める予定です

 ※あとは完全和風なので酒醤油と和風出汁で行く予定

 タスキが5区に渡ったところで、具材炒めに取り掛かります。

 ・滑りの良いフライパンでベーコンを炒めたら

 ・キノコも加えて炒めます

 ・酒醤油各大さじ1と顆粒出汁小さじ1を加えます

 ※パスタを茹でるための塩水を火にかけて6区の状況を確認。7区にタスキが渡ったら、

 ・時間通りに茹でたパスタを具材に合流させて

       はい、出来上がり

 当初は、塩を足して味を整えるつもりだったんだけど、全く必要なし。

 粉チーズもタバスコも不要で、十分に美味しいんです。

 これは、家族全員の共通見解。

 多分、キノコ(サワモダシ)の風味とベーコンの塩味がいいバランスで絡み合っているおかげだと思います。

 なんだか、駅伝の合間に食べるには勿体ない美味しさです。

 そう言いながらも大急ぎで食べ切って駅伝のゴールを見にテレビの前に戻りました。

 それぞれのランナーが、それぞれの想いを胸に走り切る姿は尊い。

 順位が付くのは仕方がない。

 我が山形は下位(それでも去年よりだいぶ上)だったけれど、よく頑張っているのが伝わってきた。

 皆さん、お疲れ様でした。

 また来年も楽しませてください。

 そして、山の神様にも改めて感謝ですね。

 本日のキノコパスタもすごく美味しかったです。

 こちらは、来年じゃなくて、来たる秋に収穫し、また、楽しませてもらいたいと思います。願わくば、自然界が戸惑わない、落ち着いた天候でありますように。

 ということで、

 ご馳走様でした!