山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

エッグタルトで目的達成!

2024年01月16日 | 日記とレシピ

 現在、早期決着を図らなければならない食材、それは、生クリーム

 前回、プリンを作るときに封を切ってしまったんだから、悪くなる前に残りを消費しなければならない。

 というか、「冬だから、しばらく安心!」みたいな気分で、一旦放置してしまうと、そのまま永遠に忘れ去ってしまうのが、認知症マタギの危うさ。

 忘れないうちに使ってしまいましょう。

 そんで、ネットを検索するんだけど、本当にありがたいことに、『我が意を得たり!』というようなキーワードが並んでいる。

 今回は、『生クリーム レシピ 使い切り』という言葉で検索に入ってみた。

 主菜、副菜、洋風、和風様々ある中で、面白そうだと思ったものを選ぶと、手順や分量はもちろん、時間や経費まで紹介してくれている。

 で、今回選んだのが、エッグタルトです。妻が、

「よく色々と考え出すわね。」

と言うけど、ネットで検索しているだけだから、こちらの苦労は殆どないのがいいところ。

 朝飯前にできそうなので、早朝から始めました。

 下ごしらえ・調理の部

 

 ・カップケーキ型6個とパイシート1枚準備

 ・バター10gぐらいをレンチンして型の内側に塗っておきます

 ※同時進行でパイシートを常温に戻します

 フィリング準備

 ・生クリーム170g程と牛乳60g、砂糖40g、薄力粉30gに卵黄2個分です

 ・牛乳に砂糖と薄力粉を入れて弱火で加熱しながら溶かしたら生クリームをドバッと入れます

 ・とろみがついてきたら火から下ろして、少し冷まします

 ・卵黄を入れて混ぜ混ぜ

 ・パイシートを麺棒で伸ばして6等分。角を折りたたんで8角形に

 ・強力粉の打ち粉で伸ばしていきます。すみません、画像忘れました。

 ・パイシートをケーキ型に張り付けて、フィリング用のクリーム卵を流し込みます

 ・190℃のオーブンで25分加熱

       焼きたては盛り上がっていますが

       冷めるとへこんでくるので、それから型から外します

       出来たよお~!

 このお菓子のキモは、パリッとしたパイ生地と、焼いた表層に包まれつつ、内側で固まりきっていないカスタードクリームのフィリングが奏でるコンチェルト。

       2つに切るとこんな感じ

 これは、旨いっス!

 惜しむらくは、口に入れるまではどんな味だか全く想像がつかないため、少々不安を掻き立てられるところが、弱みと言えば弱みかな。

 トッピングに、甘さというかスイーツを想像させるようなものを乗せるのも一つの手。

 バニラの香りを忍び込ませて、嗅覚を刺激するというのもありかな。

 旨いからいい、と言えばいいんだけど、さらに改善する余地を感じさせてくれるスイーツですね。

 そんなに手間のかからない料理だから、また楽しませてもらいましょう。

 それにしても、これで、早めに使い切りたい食材が、また一つ減りました。

 目的達成、めでたいことです。

 今回は、ネットの検索サイトに感謝ですね。

 いつも役に立つ情報をありがとうございます。


タコ焼き研究は続く

2024年01月15日 | 日記とレシピ

 昨日の女子駅伝は、やっぱり面白かった。

 石川チームの五島さんの走りは、感動的の一言。

 兵庫のお嬢さんの異次元の走りもさることながら、それに触発されたかのように好走を繋ぎ続ける兵庫県チームのタスキリレーは素晴らしいと思った。これぞ駅伝!という感じ。

 そして、宮城県チームの好走と、昨年末の高校駅伝の時に悔し涙を流した選手が、今回の優勝で見せてくれた笑顔に癒やされた。心に引っ掛かっていた痼りが取れた気分。ヨカッタネ!

 我が山形県チームも健闘したと思っている。みんな、それぞれよくやったと思う。

 感動をありがとうございました!

 

 そうして、例によって、全然別の話です。

 

 そろそろたこ焼きを作りたくなってきた。

 と言うのも、せっかく新しいタコ焼き器を買ったのに、去年の11月以来全然作っていないから。

 パスタマシンは、コンスタントに使っているんだけど、いかに料理の幅が狭いとは言っても、買ってから一度きりの使用ではタコ焼き器が泣くってもんだ。

 で、今回も、ある実験を予定している。今回も前回と同じくタコなしタコ焼きを作ります。

 それでは、早速始めましょう。

 下ごしらえ・調理の部

 ・卵2個を割りほぐして

 ・水600mlと薄力粉200gに本だし少々を入れてよく混ぜて茶漉しにかけます

 ※今回は長芋がなかったので、気持ち濃い目に薄力粉を溶いてみました???

 ・揚げ玉適量に、長ネギも紅生姜も適量みじん切りにして

 ・あらかじめ混ぜておきます

 今回の実験は以下の通り。

 ※粗挽きウィンナーと竹輪とブロックベーコンで、どれがタコの代わりとして一番ふさわしいか

 ・それなりの大きさに切って準備OK

 ・油をひいて加熱を始めたタコ焼き器に具材を1個ずつ入れたら

 ・生地を回しかけて

 ・揚げ玉・紅生姜・ネギのブレンドをたっぷりかけて

 ・コロンコロンコロン・・・

 これが楽しいんですよね。タコ焼き器が新しいせいか、非常に気持ちよく転がってくれます。

       さあ、出来ましたよお!

 ありゃ?

 3種類作ったのに、区別がつかないじゃないの。

 まあ、いいか。片っ端から食べれば全種類に当たるはずだ。

 妻曰く、

「やっぱり、紅生姜とネギが入れば、タコはなくても美味しいわね。」

確かにその通りな気もする。

しかし、それでは実験にならない。とにかく食べ比べる。

・・・・・・

 で、3種類を制覇してみての印象。

 竹輪は、何を食べているのか分からない感じ。

 ウィンナーはそれなりに個性的で、タコとは違った味わいが楽しめる。

 でも、最も美味しくてタコと張り合えると感じたのは、ブロックベーコンでした。

 これは、食材の固さと弾力のせいだと思う。

 味に関しては、妻が言うように紅生姜とネギの香味が効いていて、生地に出汁の風味が加われば十分に旨い

 ただ、ここでアクセントになるのがタコの食感なんですね。

 タコにも、もちろん旨みがあるんだけど、タコ焼きを美味しくさせているのは、やっぱりジュワッ、トロッの衣のあとでムニュッ、コリッとした食感が伝わってくるからではないかと考えました。

 ふむ、だとすると、違った食材でも楽しめますね。

 うん、また頃合いを見て実験してみましょう。

 ごちそうさまでした!


今年も楽しみな女子駅伝

2024年01月14日 | 日記

 今年も都道府県対抗女子駅伝の日がやって来ました。

       毎年多くのドラマを見せてくれる

 マタギも、山形県の予選会みたいな大会には協力するけど、さすがにこの大会は応援と観戦です。

 この大会のすごいところは、オリンピックで入賞を狙えるようなインターナショナルクラスの選手と、一般の中学高校生がチームを組んで郷土のためにタスキをつなぐところ。

       花の1区

 この区間は高校生も走れば、大学生も実業団のトップ選手も走る。

 学生にとっては、滅多にない力試しができる機会にもなっている。

 それ以上に、本当に日本のトップレベルの選手と同じユニフォームを着てタスキをつなぐこの大会が、中高生選手の憧れになってますね。

 そうして、この大会を経て、代々次の世代を担う選手達が育ち、羽ばたいてゆく。

 日本陸連もいろんな試みをやっているけど、この大会は、その中でも間違いなく最高級のヒット企画です。

 そうして、今年も出てくれますよ。

       兵庫のお嬢さんと

       長崎のお嬢さんと(残念ながら今回はお休みみたい)

       東京のお姉さん(画像はネットより借用)

 皆さん、十代の頃からこの大会に出て、成長し、世界に羽ばたいておられます。

 この方々は勿論ですけど、この方々に負けない実力者も沢山いるし、去年の岡山の娘さんみたいな新しい人材が飛び出してくるのも、この大会の楽しみです。

 本日は、ちょうどよく仕事も休みなので、しっかり応援したいと思います。

 ところで、我が山形は、・・・一人一人が力を出し切れればそれでいいでしょう。楽しみな中学生もいるんだけど、総合順位は気にせずに応援したいと思います。

 みんな頑張れ!


カモがネギ背負ってきた

2024年01月13日 | 日記とレシピ

 本当にたまたまのことなんです。

 大晦日に年越しそばを茹でたときに、一玉だけ余らせてしまったんです。

 どうしようかと思っているうちに10日も過ぎてしまった。

 少々干からびてきたので、さすがに消費しないわけにはいかないでしょうと思ってスーパーをフラフラしていたら、見つけてしまったんです。

 鴨ロース780円の所を、賞味期限切れ間近のために半額だって。

 やったね。

 普段なら絶対買わないんだけど、この値段なら『買い』です。

 賞味期限切れ直前のカモと、同じく危うい蕎麦で、鴨南蛮を作ろうではありませんか。

 早速始めます。

 鴨南蛮と言ったら、焼きネギからですね。

 ・ネギ2/3本を斜め切りにして

 ・薄く油を敷いたフライパンで焦げ目がつくまで焼きます

 ・続いて、380円の鴨ロースの両面に焼き色を付けます

 普通だと、同時進行で麺つゆを作るんだけど、今回は、年越しそばについてきた蕎麦屋さんのつゆが余ってる。それに、

       追加でつけるめんもスープ付きなんだって

 じゃあ、そのままブレンドして使ってみるか。

 味見してみると、自分が普段作るものよりも、若干辛め。

 ただ、さすがに鶏肉出汁が効いていて旨い。

 余計な手出しはしないで、そのまま使いましょう。

       炒めたネギと鴨ロースを加えると、とてもいい香り

 今回は2種類の麺をブレンドするので、時差付きで茹でて帳尻を合わせます。

       冷水で締めて、次に熱湯を潜らせたら

       汁と具を盛り付けて出来上がり

 まずは香りなんだけど、焼きネギの香ばしさは格別な爽やかさなんだわ。

 食べては、トロっと甘くて、ネギとしては異次元の美味しさ。

 そして、ここに組み合わされている鴨ロースが、もも肉でもない、親鳥肉でもない独特の味と歯切れで、これまた異次元の美味しさ。

 そんでもって、ネギの香味が鴨ロースの脂っこさをいい具合に中和してくれるんですよ。

 カモネギって言うけど、この組み合わせはベストマッチかもしれませんね。

 先人達は、それを知っていたのかもしれないと、改めて納得。

 家族一同大満足です。

 いやあ、儲けた!

 まさにカモがネギ背負ってきた感じです。

 そしてですね、恥ずかしながら、大晦日からの残り物がやっと片付いたので、やっと肩の荷が下りたと申しますか、年を越した気分です。

 これをもちまして、マタギの心もようやくハッピーニューイヤーです。

 ああ~、よかった!

 ・・・ん?そう言えば、まだ残ってる物あったっけ(^^;

 ま、この続きは近日中に。


プリン道は一進一退

2024年01月12日 | 日記とレシピ

 年末と言うか、クリスマス前後のケーキ作りの時に余らせた生クリームを、そろそろ消費せねばなるまい。

 で、何を作るか考えたんだけど、去年も苦労したプリンに再挑戦してみることにした。

 というのは、プリンそのものに関しては、ある程度満足のいく作り方が分かったつもりだったが、懸案事項が残っていたからだ。

 それは、カラメルソース

 去年作った時には、大爆発させてしまったり、ソースじゃなくて飴になってしまったりして、結局、満足のいく作り方が分からないまま終わってしまっていたからだ。

 今度こそ上手に作りたいという思いがくすぶっていたのだ。

 それでは、もう、何度目になるか分からないけどチャレンジ開始します。

 下ごしらえ・調理の部

 まずは、懸案のカラメルソースから行ってみます。

 ・砂糖50gを量り取って水30gを加え

 ・時々揺すりながら弱火で煮詰めていきます

 ・始めは大粒の泡が出ます

 ・水分が蒸発するのに伴って泡のつぶも小さくなっていきます

 ・そして、琥珀色に色づいてきますが、もう少し

       おお、いい色になってきました

 ・ここで火を止めて、コンロから下ろします

 ・深呼吸をしてから、熱湯24gを入れると、ジュワッと蒸発します

 ・丁寧に混ぜて冷めるのを待ちます

 ※この『深呼吸』が大事だと考えました。ある程度冷まさないと爆発するんですね

       おおっ、美しいじゃないの!

 プリンの部、参ります。

 ・牛乳1本に生クリーム30g、砂糖50gを解きほぐした卵(2個)に加えて

       よく混ぜます

 ・茶漉しで濾したら、こちらも準備OK

 ・ガラス容器にカラメルソースを適量入れて

 ・プリンの素を流し込みます(カラメルは底に残ってる)

 ・アルミ箔で蓋をして蒸し器に移動

 ・沸騰している蒸し器に入れて、強火で2分。その後、蓋にちょっと隙間を空けて弱火で10分

 ※消火後、更に10分蒸らしてから

 ・蒸し器から取り出して寒い廊下に出して1時間

 さあ、どうかな?

       これは、合格と言っていいかな?

 でも、

       『す』が入ってしまったものもあります

 味の方は、とても良いし、何より、カラメルソースがほんのり甘苦くてとてもいいバランスです。

 家族一同、同様の感想です。

 ただ、この見た目がねえ。

 去年、試行錯誤して辿り着いた蒸し方だったんですけど、万能ではなかったみたいです。

 カラメルソースが成功したので目的達成なんだけど、新たな課題をもらった感じ。

 プリン道、奥が深いねえ。

 また、楽しませてもらいましょう。