地区の夏祭りを含めて、息をつく暇もなく仕事が続いた8月も、気がついたら中旬まで来てしまっている。
週に2日の休日は保証されているんだけど、せっかくの休日でも、今回みたいに外部からの義務をこなすみたいな過ごし方だと、多少の倦怠感が残ってしまう。
これが、山菜採りやキノコ採りの後に残る疲労感との大違い。
『他人から』と『自分から』との差は、心に残るダメージと復元力がまるで違うのだ。
で、本日は『自分から』行動できる休日。充実した1日にしたいものです。
まずは、買い物ですかね。
出かけたいのは、大型家電店と書店とスーパー。
距離があるし、店の方角もバラバラなんで、普通なら自家用車で出かけるところなんですけど、健康のためにチャリで移動してみました。
夏休みだからでしょうね、自転車で移動する何人かの子供達とすれ違いました。
わしゃあ、元気なふりをして、にこやかに走ってみせたけど、これは偽りの笑顔。
坂道を上る度に息はあがるし、心臓はバクバクです。
買い物を済ませて、買ってきた本の読みたい部分を読んだら、ランチの準備です。
本日、決まっているのは、冷や麦を使うこと。
どうアレンジするかは自由です。
で、ネットで調べていたら、魅力的なレシピを見つけたので、それを参考にして作ってみることにしました。
名前を付けるとしたら、鶏南蛮の冷やしつけ麺といったところかな。
これが、驚くほど美味しかったので記録を残しておくことにします。
下ごしらえ・調理の部
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・鶏もも肉200gとネギ1本分を食べやすい大きさに切っておきます
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・滑りの良いフライパンにサラダ油を敷いて、塩コショウした鶏肉を炒めます
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・表面が白くなってきたら
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・ネギも加えて中火でしっかり焼きます
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・ネギに焦げ色がしっかりつくまで粘ります
※香ばしい、いい香りがしてきます
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・水300mlと酒大さじ1を加えてしっかり煮切ってアクも掬い取ります
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・出汁醤油150mlを加えてもう一煮立ち
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・冷水で粗熱を取ったら冷蔵庫で待機
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今回の冷や麦は、異種格闘技戦
・それぞれの麺ごとの茹で時間で茹でて、冷水で締めたら
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鶏南蛮冷やしつけ麺の出来上がり
これが、大好評だったんですよ。
自分にとっても、感動的な美味しさ。
鶏肉出汁の効果は、勿論、抜群なのですが、焼きネギがすごく美味しい。
ネギのツンとした辛みと、焼きネギの甘みと、焦げ付くまで焼いたときに出る香ばしい香りが、つけ汁に乗り移って、非常に豊かな美味しさを醸し出しています。
食べ終わってから気づいたんだけど、これって『焼き鳥(塩)』と冷や麦のコラボじゃねえか?
多分、この旨さの秘密は、ここにありそうですね。
この組み合わせが、鶏南蛮の美味しさのもとだったんだと思います。
昔から、料理人の方々は気づいているのかもしれないけれど、マタギは初めて気づきました。
この料理法、すごくいい!
多分、熱いつけ汁でも、かけ汁でも美味しいはずです。
この夏だけでなく、1年間通して楽しませてもらいましょう。
ご馳走様でした!
ちなみに、余ったつけ汁で野菜(ユウガオ)を煮込んだら、これまた非常に美味しく仕上がりました。
ホントに、目から鱗の調理方法です。 感動!